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AMD,開発コードネーム「Berlin」ことサーバー向け次世代APUのデモを公開
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印刷2014/04/17 17:37

リリース

AMD,開発コードネーム「Berlin」ことサーバー向け次世代APUのデモを公開

Opteron Xシリーズ
配信元 日本AMD 配信日 2014/04/17

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

AMD、Fedora Linuxベースの次世代サーバー・プロセッサーx86系APUのデモを初公開
―オープンスタンダード・ベースによる「AMD Opteron」プロセッサーのエコシステム開発により、x86系CPUからx86系APUへのシームレスな移行を実現―

AMD(米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ロリー・リード)は米国で開催されている「Red Hat Summit」で、Fedora ProjectをベースとしたLinux環境向けの第2世代サーバー・プロセッサー「AMD Opteron Xシリーズ」(コードネーム「Berlin」)APUのデモを初公開しました。このデモは、AMDのエンタープライズ・ソフトウェアのエコシステム開発における新たなマイルストーンとなります。Fedora Projectは、Red Hatが後援するコミュニティ主導のLinuxディストリビューションであり、世界中の開発者やIT管理者が容易に使えるエンタープライズ・クラスの動作環境を提供しています。x86系APUサーバーへの移行を検討する一方で、新たなツールやソフトウェア・プラットフォームを自社のIT環境に導入することを躊躇している企業にとって重要となる今回のデモは、x86系APUの強化されたパフォーマンスをデータセンター向けに拡大していくための大きな一歩となります。

AMDはこの度のデモで、世界で初めてヘテロジニアス・システム・アーキテクチャ(HSA)に対応したサーバーAPU「Berlin」を今年後半の正式発売に先立って披露しました。JavaアプリケーションによるAMDのサーバーAPU上のGPU活用を可能にする「Project Sumatra」の最新機能を披露しています。AMD APUプラットフォーム上でLinuxとJavaを組み合わせることにより、サーバー・ベースのマルチメディア・ワークロードおよびGPU汎用計算向けの理想的なプラットフォームを実現し、データセンターにおけるワークロードの効率性を向上させます。AMDはまた、「Berlin」によるソフトウェア・ベースのOpenCLおよびOpenGLのデモを行なっています。

AMD米国本社のバイスプレジデント兼サーバー事業部門担当ジェネラル・マネージャーであるスレッシュ・ゴパラクリッシュナン(Suresh Gopalakrishnan)は、次のように述べています。「進化を続ける新たなワークロードにサーバーが適応していくなかで、ソフトウェアのエコシステムをこれらの新たなワークロード要件に対応させることが重要になります。AMDはx86系APUベースのサーバーをシームレスに実現するソフトウェア・インフラを市場にもたらすデータセンター・ソフトウェア・コミュニティにおいて、幅広いパートナーとの積極的なコミュニケーションを図っています

AMDは、APUテクノロジーをサポートする堅牢なエコシステムの構築を推進する「HSA Foundation」の創設メンバーです。AMDは2014年4月16日および17日に米国で開催されている「Red Hat Summit」のAMDブース(621番)において、「AMD Opteron Xシリーズ X2150」、今後発売される「AMD Opteron Xシリーズ『Berlin』APU」、「AMD SM15000」を搭載したHP Moonshot M700サーバーカートリッジ、ならびにAMDのパートナーのテクノロジーを展示しています。

参考情報(英語)
  • AMD Opteron Xシリーズに関する詳細
  • Linaroとの協業に関するAMDのブログ
  • 関連タイトル:

    Opteron

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