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「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
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印刷2010/10/15 00:00

イベント

「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート

画像集#002のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
 10月14〜17日の4日間にわたり,東京・お台場の日本科学未来館にて,「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」(DC EXPO 2010)が開催されている。このイベントでは,CGや3D立体視,VR(仮想現実),AR(拡張現実)といった最新技術の紹介や,デジタルコンテンツ/アートの展示がなされている。また,これらに関係した数多くのシンポジウムが開催される。

「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」公式サイト


 筆者は2009年のDC EXPOも取材で訪れたのだが,今回はどうも様子が違う。というのも,会場に入ってすぐの受付カウンター横に,iPhoneアプリ「ラブプラス iM/iR/iN」のARマーカーが設置してあるのが目に付くのだ。
 そして少し左に目を向けると,ヤマハのY2 AUTUMN 2010ブースに,VOCALOID達のパネルがドドンと置いてある。さらにグルッと見渡すと,そこにはKONAMIのブースがあって,今度は「ラブプラス+」の彼女達の等身大ポップが目に飛び込んでくる。あれ,今日はゲームイベントの取材だったっけ? と思わず口に出そうにもなるのだが,説明するまでもなく「ラブプラスiM/iR/iN」はAR技術の,VOCALOIDは音楽技術の先端を行く応用例としての出展だ。

画像集#004のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
入り口付近をグルッと見渡すと,4Gamerでもお馴染みの彼女達の姿が……
画像集#005のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
ヤマハのY2 AUTUMN 2010ブースには,VOCALOID達が勢ぞろい
画像集#003のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
会場入り口付近に置いてある「ラブプラスiM/iR/iN」のARマーカー。申し訳ないが,写真ではモザイクをかけさせてもらった。実際に会場を訪れ,6か所に設置されているARマーカーを探してみてほしい
画像集#006のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
ちなみに,離れた場所でもインターネットを介してリアルタイムに共演できる「NETDUETTO」の実演も行われていた

 そんな中から,筆者が注目したのは「RePro 3D」だ。これは,会場内「次世代コンテンツ技術展」(ConTEX)コーナーの一角にある,東京大学大学院理工学系研究科/慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科のブースに展示されていたもので,人差し指に装着した触覚インターフェイスを介して,空中に浮かんだ3D立体映像に触れられるというもの。
今回,出展されたデモの大きな目玉は,触ることのできるモデル”に,KONAMIの協力を得て「ラブプラス+」の彼女達(のSDキャラ)を採用している点だ。
 まあ触れられるといっても手のひらサイズなので,期待するようなあんなことやそんなこと(?)はできない。ハムスターなどの小動物を指でつっつくイメージなのだが,初めてタッチした瞬間の衝撃はかなり大きい。ぶっちゃけ,「うわ,噛まれた!」と思ってしまうほどの触感がある。

画像集#007のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
3人が,奥に置かれているニンテンドーDSの画面から飛び出てくる演出が可愛い
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実際に触れられるのは一人だけ。残りの二人はDSの中に帰ってしまう
画像集#009のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
触覚インタフェース。これでタッチすると,彼女は方向を変える
画像集#010のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
3人の中から誰に触れられるかは,デモを試す前に選ばせてもらえる

 そのほかデモでは,彼女達がニンテンドーDSの液晶画面から登場/退場する演出や,指で触れた側に振り向く様子などを見ることができる。全般に非常に可愛らしく仕上がっており,これはよほど「ラブプラス+」に入れ込んでいないとできない演出だなあ,と思ってしまった。ブースにいたスタッフに聞いてみたところ,やはり男性陣それぞれには,お気に入りの“彼女”がいるそうだ。
 ともあれ,彼女達が気になる人はもちろんのこと,そうでない人もぜひ会場に足を運んで,この衝撃を体験してほしい。「これが等身大になったら……」とか,将来に思いを馳せる(もしくはヨコシマな願望を抱く?)のも,アリかもしれない。

画像集#011のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
「RePro 3D」実機
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デモプレイを後ろから見るとこんな感じ。会場は暗いので恥ずかしくない!

 そのほか会場では,「国際3D Fair 2010 in Tokyo」コーナーに出展されていた,メガネなしで3D立体視を実現した東芝の液晶テレビや,「ASIAGRAPH 2010 in Tokyo」コーナーにある,ヘッドマウントディスプレイ(HMD)と嗅覚ディスプレイを使ってクッキーの見た目と匂いを変え,味覚を錯覚させるという,東京大学 廣瀬・谷川研究室の「MetaCookie+」などが人気だった。

画像集#013のサムネイル/「ラブプラス+」の彼女にタッチできる日がついに訪れる!? 「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」プレス内覧会をレポート
東京大学 廣瀬・谷川研究室の「MetaCookie+」。HMDがモノモノしい
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「ASIAGRAPH 2010 in Tokyo」コーナーには多くのデジタルアートが展示されている

 また,フランスのデジタルコンテンツを紹介する「Futur en Seine」コーナーには,9月にリリースされたARゲームのプラットフォーム「AR. Drone」も出展されていた。こちらは東京ゲームショウ 2010の記事でも紹介したことがあるが,近日中にARゲームのアプリが配信されるとのこと。

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ARゲームのプラットフォームにして,Wi-Fiクアッドリコプターの「AR. Drone」。これは屋外仕様
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会場では,iPhone./iPod touchアプリを使って,実際に「AR. Drone」を飛ばすことができる

 冒頭でも書いたように,DC EXPO 2010の開催は10月17日まで。今回紹介した展示品群に興味を持った人は,開催期間中に日本科学未来館を訪れてみてほしい。
 なお4Gamerでは,今回のDC EXPO 2010にて開催されるシンポジウムやセッションの中からいくつかをチョイスして,別途レポートを掲載する予定だ。こちらもお楽しみに。

「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」公式サイト


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