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[TGS 2010]「モンスターハンターポータブル 3rd」のプレイアブルバージョンで,新モンスター「アオアシラ」「ジンオウガ」に挑戦してみた
このプレイアブルバージョンで選択できるクエストは,初級「ロアルドロス討伐【孤島】」,中級「大連続狩猟【渓流】」,上級「ティガレックス亜種討伐【火山】」の三つ。プレイ時間が限られていることもあって,今回は,MHP3rdの新モンスター「アオアシラ」と「ジンオウガ」が登場する中級クエストを,マルチプレイとシングルプレイで1回ずつ遊んでみることにした。
ロアルドロス亜種 |
ティガレックス亜種 |
選べる武器は過去の「モンスターハンター」(以下,MH)シリーズに登場した11種類に,「モンスターハンター3(トライ)」(以下,MH3)でお目見えしたスラッシュアックスを加えた全12種類。TGSバージョンでは,武器の種類によってキャラクターの性別と装備が固定されている。
続いてシングルプレイ時には,2匹のオトモアイルーを選択することになる。このバージョンでは,「近接タイプ」「遠距離タイプ」「支援タイプ」の3種類のオトモアイルーを確認できた。もちろん,2匹それぞれ違うタイプを選ぶことができる。
一方で,マルチプレイ時には,待機画面に各プレイヤーの武器の種類に応じたグラフィックスが表示される。もしほかのプレイヤーと武器がカブってしまって,戦略上,あまりよろしくないと感じたら,このタイミングで変更しておくと良いだろう。
さて選択も終わり,中級クエストの“大連続狩猟”に挑戦。まずは,アオアシラが登場だ。アオアシラはふだん四足歩行なのだが,後ろ足2本で立ち上がったり,爪のついた前足を振り回すといった攻撃を繰り出してくる。また発生条件は不明なのだが,アオアシラは,MH3のリオレイアのように捕食行動を見せることもあった。
アオアシラの背中には甲羅がついており,いかにも硬そうな部位だ。そうくれば,弱点と予想される部分は,やはりお腹ということで腹部を狙いたいところである。つまり,アオアシラが攻撃などのために立ち上がったときこそチャンスなのだが,棒立ちではその直後の攻撃を受けてしまう。ここは,しっかりと回避やガードを意識しつつ懐にもぐり込みたい。
ともあれ,このバージョンのアオアシラは,過去のMHシリーズの基本を押さえている人であれば,マルチプレイでもシングルプレイでもさほど苦戦することなく討伐できるように感じた。
アオアシラ討伐に続いては,ジンオウガが登場。いかにも切断しやすそうな長い尻尾と,大きめの身体が特徴となる新モンスターだ。
ジンオウガは,連続で前足を振り回す攻撃や咆哮に加え,突進や叩きつけといった巨体を駆使した攻撃を見せるが,いずれも予備動作が分かりやすい。またジンオウガの最大の特徴である「超帯電状態」はガードできるので,通常状態の場合は,基本通りの立ち回りで十分に対処できるはず。
しかし怒り状態のときには,動きが一変。尻尾から3方向に電撃を放ったり,暴れまわるような動きを見せ死角から攻撃してきたりと,非常に厄介なモンスターになる。
ちなみに筆者の場合,初見でマルチプレイでの討伐に参加したのだが,ジンオウガが怒り状態になってから,プレイヤー3人が順序よく力尽きて終了。シングルプレイ時には,オトモアイルーがダウンしている間,逃げ回ることに終始して,結局は時間切れというさんざんな結果だった。
とはいえ,「あのとき,こうすればよかったのでは」「こう立ち回れば,あるいは」と思えるヒントがプレイ中の随所にあり,「もう一回やってみたいな」と思わせる絶妙さはさすがといったところ。いまや“国民的ゲーム”となったMHシリーズの最新作だけあって,良くできていると感心することしきりだ。TGS 2010に立ち寄る機会があり,MHシリーズに興味があるという人は,ぜひ,このプレイアブルバージョンに触れてみてほしい。
「モンスターハンター ポータブル 3rd」公式サイト
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モンスターハンターポータブル 3rd
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