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[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報
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印刷2010/09/16 19:51

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[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報

今年は会場入り口のオブジェもガマニアだった。グッズを配っていたコンパニオンのおねーさんもあいにくの雨の中で大変そう
画像集#011のサムネイル/[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報
 すでに紹介しているとおり,今回の東京ゲームショウでは,ガマニアデジタルエンターテインメント(以下ガマニア)は8本の新作をプレイアブル出展しているわけだが,OBT中のDIVINAを除くと7本の完全新作ゲームが世界初公開となり,そのうちの6本がプレイアブル出展という充実ぶりだ。

 今回は台湾ゲーム館の一角という位置づけではあるが,大手ゲームメーカーに引けを取らぬ大面積のブースを用意。会場のあちこちにはガマニアの垂れ幕などが配置されていたりと,東京ゲームショウに非常に力を入れていることが分かる。これは日本のガマニアデジタルエンターテインメントというよりも,台湾Gamania Digital Entertainmentの15周年を記念した一大イベントを東京ゲームショウでやっていると考えたほうがいいだろう。

Gamania CEO アルバート・リュウ氏
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 ガマニアブースで行われたプレスカンファレンスでは,そんなGamaniaグループを牽引している台湾Gamania CEOであるアルバート・リュウ氏が登壇し,新作紹介とグローバル展開に関するスピーチを行った。台湾を中心にアジア各地でサービス展開をしていたGamaniaグループは,今年からアメリカとヨーロッパにも展開しており,まさにグローバル化元年といった雰囲気となっている。同時に,いまやゲーム制作会社としてもかなりの規模となった同グループの開発力を見せつけるような出展や,世界的な巨匠ジョン・ウー氏とのコラボなどとあわせて,まさにグローバルな存在感を示していた。

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 続いて,日本一ソフトウェアの「ファントム・ブレイブ」のオンラインゲーム化発表会が行われた。ガマニアデジタルエンターテインメント代表取締役社長浅井 清氏と日本一ソフトウェア代表取締役社長新川宗平氏が登壇し,両社の協業を発表した。
 ガマニアは,今年から国内開発タイトルをいくつか展開しているが,浅井氏は,日本が持つコンテンツやIPを世界展開したいという夢を持っており,新川氏とは数年前から協業の可能性を探っていたようだ。ファントム・ブレイブで,それがついに結実したことになる。
 浅井氏は,ファントム・ブレイブについて,システムの自由度やコンテンツへのこだわりが凄いと紹介。今回の協業で,それとガマニアの持つオンラインゲームのノウハウを組み合わせることによって,面白みのあるコンテンツができそうだとコメント。2011年内に日本でサービス開始して,その後,海外展開も目指すという。
 
浅井 清氏(左)と新川宗平氏(右)
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 さらに続いて,Red Cliffなどで有名な世界的映画監督ジョン・ウー氏
のプロデュース(および共同監督)による武侠映画「剣雨江湖」(Reign of Assassins)のオンラインゲーム化の紹介では,ジョン・ウー氏と出演女優のペース・ウーさんらが登壇。

ジョン・ウー氏(左)とペース・ウーさん(右)
画像集#008のサムネイル/[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報 画像集#006のサムネイル/[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報

画像集#007のサムネイル/[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報
 ジョン・ウー氏のコメント概略はすでに掲載されているとおりだが,多少補足しておこう。ジョン・ウー氏は,今回の作品は単なる武侠映画ではなく,かなり複雑な感情表現が求められたが,ペース・ウーさんほか,優秀な役者によって素晴らしい映画に仕上がったとコメント。迫力のあるストーリーと誰もが驚くような展開になっているので楽しみにしてほしいと語っていた。
 ペース・ウーさんは,女殺し屋の役で出演。冒頭のみ日本語で挨拶を行い会場を沸かせていた。公式サイトを見ると,日本語,英語,北京語,広東語,上海語,台湾語が話せる才媛のようだ。武侠映画への出演はあまり経験がなかったとのことで,女殺し屋という役柄を大いに楽しんで演じたようだ。自身にとっても,多くの友達ができた楽しい思い出のある作品とのことで,観客にもぜひ楽しんで見てほしいと語っていた。
 
 さて,この映画を原作にしたゲームは,どのような内容かというと,ゲーム内のキャラクターと映画のキャラクターが織り成す愛憎劇なのだという。また,今回,ゲームと映画は並行して制作されており,キャラクターの設定はもちろん,武器や衣装なども映画と同じ設定となっているほか,映画では描かれていない部分は想像力を働かせて補完するなど,制作には独特の苦労があったようだ。アルバート・リュウ氏は,今後も映画などとコラボしたゲームを作っていきたいと語っていたので,これからの展開に期待しよう。

画像集#009のサムネイル/[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報
  • 関連タイトル:

    Reign Of Assassins

  • 関連タイトル:

    Webファントム・ブレイブ

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