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[TGS 2010]Gamaniaプレスカンファレンス「ガマニア グローバル展開とその戦略」&ジョン・ウー氏とペース・ウーさんも登場した発表会詳報
今回は台湾ゲーム館の一角という位置づけではあるが,大手ゲームメーカーに引けを取らぬ大面積のブースを用意。会場のあちこちにはガマニアの垂れ幕などが配置されていたりと,東京ゲームショウに非常に力を入れていることが分かる。これは日本のガマニアデジタルエンターテインメントというよりも,台湾Gamania Digital Entertainmentの15周年を記念した一大イベントを東京ゲームショウでやっていると考えたほうがいいだろう。
続いて,日本一ソフトウェアの「ファントム・ブレイブ」のオンラインゲーム化発表会が行われた。ガマニアデジタルエンターテインメント代表取締役社長浅井 清氏と日本一ソフトウェア代表取締役社長新川宗平氏が登壇し,両社の協業を発表した。
ガマニアは,今年から国内開発タイトルをいくつか展開しているが,浅井氏は,日本が持つコンテンツやIPを世界展開したいという夢を持っており,新川氏とは数年前から協業の可能性を探っていたようだ。ファントム・ブレイブで,それがついに結実したことになる。
浅井氏は,ファントム・ブレイブについて,システムの自由度やコンテンツへのこだわりが凄いと紹介。今回の協業で,それとガマニアの持つオンラインゲームのノウハウを組み合わせることによって,面白みのあるコンテンツができそうだとコメント。2011年内に日本でサービス開始して,その後,海外展開も目指すという。
さらに続いて,Red Cliffなどで有名な世界的映画監督ジョン・ウー氏
のプロデュース(および共同監督)による武侠映画「剣雨江湖」(Reign of Assassins)のオンラインゲーム化の紹介では,ジョン・ウー氏と出演女優のペース・ウーさんらが登壇。
ペース・ウーさんは,女殺し屋の役で出演。冒頭のみ日本語で挨拶を行い会場を沸かせていた。公式サイトを見ると,日本語,英語,北京語,広東語,上海語,台湾語が話せる才媛のようだ。武侠映画への出演はあまり経験がなかったとのことで,女殺し屋という役柄を大いに楽しんで演じたようだ。自身にとっても,多くの友達ができた楽しい思い出のある作品とのことで,観客にもぜひ楽しんで見てほしいと語っていた。
さて,この映画を原作にしたゲームは,どのような内容かというと,ゲーム内のキャラクターと映画のキャラクターが織り成す愛憎劇なのだという。また,今回,ゲームと映画は並行して制作されており,キャラクターの設定はもちろん,武器や衣装なども映画と同じ設定となっているほか,映画では描かれていない部分は想像力を働かせて補完するなど,制作には独特の苦労があったようだ。アルバート・リュウ氏は,今後も映画などとコラボしたゲームを作っていきたいと語っていたので,これからの展開に期待しよう。
- 関連タイトル:
Reign Of Assassins
- 関連タイトル:
Webファントム・ブレイブ
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