連載
光と音に酔いしれる新感覚。スマートフォン向けシューティングゲーム「テクノトランサー」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第377回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
シューティングゲームといえば,ギリギリでの弾避けや瞬間的反応,何度もやられながら挑戦するストイックな攻略などが魅力。しかし,ファン以外には,それが一種の苦行に見えてしまうこともあるようだ。
だが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で「Techno Trancer」(iOS / Android)は,手軽な操作やド派手なエフェクトなどで,誰にでも楽しめる作品となっている。
iOS版「Techno Trancer」ダウンロードサイト
Android版「Techno Trancer」ダウンロードサイト
プレイ中,ショットは自動で連射されるので,プレイヤーが主に行うのはフリック操作での自機移動になる。ここはほかのスマートフォン向けシューティングタイトルにもよくあるシステムなのだがが,本作ならではの特徴は,ボス敵が一切登場しないという点だ。
本作では出現する敵編隊をいくつか倒すと「フェイズ」が進行し,敵や敵弾の速度,密度が上昇していく。敵弾に接触してミスとなり,すべての残機を失ってゲームオーバーになるまで,フェイズをひたすら進めていくことになる。
なお,プレイ中,敵に接触してもミスにはならず,敵弾が自機の近くに飛んでくると自動で敵弾の速度を下げるフィールドが展開する。さらに,周囲の敵弾すべての飛ぶ方向を逆にする「反重力フィールド解放」が,なんと回数無制限で使えるため,率直に言って弾は避けやすい。落ち着いてプレイしよう。
ボス敵が登場しないということで,単調にも思えるかもしれないが,光と音の演出がすばらしく,プレイヤーを飽きさせない。敵の撃墜や得点アイテムの発光エフェクトがとにかくド派手なうえ,フェイズを進行していくと徐々に音楽にも変化が起こり,気分がどんどん高まっていく。イヤホンやヘッドホンを装着してのプレイがオススメだ。
先へ進むこと自体が達成感となるシューティングゲームの面白さを新しい形で示している本作。上級者向けには,自機周辺のフィールド内にある敵弾の数が多いほど敵から出る得点アイテムが増えるというシステムがあるため,ハイスコアに挑む熱さも存分に味わえるはず。
何も考えず敵を撃ちまくるだけでも実に爽快な作品なので,シューティングゲームを敬遠している人にも,ぜひ本作で苦手意識克服にチャレンジしてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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