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イベント「Rio Super Carnival 2」観覧レポート:井上麻里奈さん,たかはし智秋さん,竹達彩奈さんら主要キャスト6人が出演
Rioといえば,元々はパチスロ機のキャラクターとして誕生したが,2011年の1月から3月にかけてテレビアニメ「Rio RainbowGate!」が放送されたり,PSP用ソフト「DEAD OR ALIVE Paradise」にゲストで登場したり(関連記事)と,さまざまな展開がなされてきたコンテンツだ。
「Rio Super Carnival 2」特設ページ
本イベントには,リオ役の井上麻里奈さん,ミント役の竹達彩奈さん,リナ役のたかはし智秋さん,リンダ役の日笠陽子さん,イル&エル役の内田 彩さん,ジャック役の小林由美子さんが出演。ライブやクイズ,生アフレコなど,さまざまな催し物が行われた。
開催から間が空いてしまったが,本稿ではイベントの昼公演の模様をお伝えしよう。2011年6月29日には本公演のライブDVDが発売される予定(Amazon.co.jpの商品ページ)なので,気にしていた人は本稿を参考にしてほしい。ちなみに,アニメ「Rio RainbowGate! Vol.3」が本日(2011年6月24日)発売される。アニメ版のファンはこちらもお忘れなく。
イベントのオープニングは,出演キャスト全員による「世界と一緒にまわろうよ!」(「Rio RainbowGate!」オープニングテーマ曲)でスタート。続いて,オリジナルドラマ「ジャック,どこの子(前編)」が披露された。
前編では,リオとリナが話していて,ひょんなことから「ジャックはどこに住んでいるのか?」という話題になる。そこにリンダ,イル,エルが加わって5人で盛り上がる。
一方では,クラーク家の養子になるかどうかで,ミントとジャックの掛け合いも披露された。ジャックは,マジックを習得したいという目標があるから,今は養子になることを考えられないという。
オリジナルドラマ前編のあとは,スペシャルゲストのULTRA-PRISM(月宮うさぎさん,小池雅也さん)が登場し,「Rio RainbowGate!」のエンディングテーマ曲「みらくる☆ちゃんす」を披露した。ライブのあとに月宮さんは,「リオのイベントで歌うのは初めてだったけど,みんな“レッツ☆ハッピー!”と歌詞を一緒に歌ってくれて嬉しかったです」とコメント。会場からは惜しみない拍手が送られた。
ULTRA-PRISMのライブを挟んで実施された後編では,「ジャックはクラーク家の養子にならない」という話から,なぜか「ジャックは誰のところに住みたいのか」という話題に変わってしまう。ジャックはどこに住んでいるのかを自分で明かすのだが,それが原因でさらに話がこじれてしまい,最後はミントが……という感じの内容だ。
ドラマ中は,リンダを演じる日笠さんがことあるごとにボケたり,内田さんがそれに冷静なツッコミを入れたりして,会場を爆笑の渦に包んでいた。ほかにも,後半冒頭のカツラをかぶったカジノ客をネタにしたきわどいトークは,この日一番の盛り上がりだったといっていいだろう。
そして最後に,竹達さんがソロ曲「スキスキダイスキ」を歌い,ドラマパートは終了した。
次に行われたのは,出演者全員参加の企画,「インディアンポーカー対決」で,それぞれが相手に質問することで,“お題”が何かを推理して当てるというものだ。
井上さん率いるリオチーム(井上さん,日笠さん,小林さん,内田さん)と,たかはしさん率いるリナチーム(たかはしさん,竹達さん,月宮さん,小池さん)に分かれ,負けたチームには,スタッフが厳選した「キュートなセリフ」を演じてもらうという罰ゲームが課されることになった。
答えを推理するために両チーム質問をぶつけあっていたのだが,「サイコロ」というお題で「それってエッチなことですか?」と質問が飛んだり,日笠さんがボケたつもりが正解して「空気を読みなさい」とブーイングされたりと,ネタには事欠かない展開だった。
ちなみに,2問目に「Zepp Tokyo」というお題が出たのだが,それを見た竹達さんが「左側の単語が読めない」と衝撃的な発言をし,一時会場内は騒然としていた。
罰ゲームを受けることとなったのはリナチーム。まずはたかはしさんが,「私がお弁当作ってくるのがそんなに意外? は,早く食べなさいよ」とツンデレなセリフを披露し,来場者は大興奮。
続いて竹達さんが「明日も明後日も明々後日も君だけのミントだよ」と,キュートなセリフを披露すると,観客席からは地響きのような歓声が湧き起こっていた。
ちなみに,月宮さんと小池さんは,たかはしさんと竹達さんのセリフを拝借することになり,とくに小池さんには,かなりハードルの高いものとなった。小池さんは照れて何度かセリフを噛んでしまったのだが,会場からの小池コールに押され,なんとか無事にやり遂げた。
そのあと,スクリーンにはアニメのPVが上映され,Rioがパチンコ台になることが発表された。稼動時期は2011年の夏予定とのこと。
次に行われたのは,出演キャストによる生アフレコ。キャスト陣はそれぞれペアを組み,アニメのワンシーンを演じることになった。
まずは竹達さんと小林さんによる第6話のシーンだ。その内容はジャックがミントに過去を打ち明けるというシリアスなもので,全体的に重い雰囲気だったのだが,最後に竹達さんが小林さんに「ショタ萌え……」とアドリブを決めて,重い空気を一気に吹き飛ばした。
続いては,井上さんとたかはしさんによる第7話のシーンだ。ここでは,たかはしさんがリオのペットである「チップ」の鳴き声をまねたり,井上さんが「智秋さん,ちゃんとセリフを言って」とたしなめたりといったアドリブが入り,場内を笑いに包んでいた。
最後は日笠さんと内田さんで,第9話から,カジノのオーナーであるハワードと話をするシーンとなった。リンダがハワードの影武者をやるという展開だったが,言うまでもなくアドリブが入り,終始笑いがたえない内容となった。
生アフレコを終えたあとは,キャスト陣がアニメ「Rio RainbowGate!」のアフレコ時を振り返り,思い出話に花を咲かせた。
日笠さんは,台本に「アドリブで」「好きにやって」という指示があったと裏話を披露。内田さんは「一人二役を演じるのが大変だった」とコメントしていた。
たかはしさんは,ドラマCDのときはツンデレだったリナが,アニメになったら普通のキャラになっていて驚いたこと,リオと和解するシーンでは感動したことを挙げていた。井上さんは,お気楽アニメかと思っていたらシリアスな展開だったので,びっくりしたそうだ。
竹達さんは,ほかのキャラクターは胸が揺れるのに,ミントにはそういう要素がまったくなく,うらやましく思いつつも,自分なりにロリなキャラを頑張って演じたとコメントしていた。
トークのあとは,「Rio RainbowGate!」のBlu-ray DiscとDVDに関する告知が行われた。6月24日発売の第3巻では,チョコのぬいぐるみストラップが特典として用意されているそうだ。また,各巻にはショートストーリー「アーニャにおまかせ」と設定資料をセットにしたブックレットが付属する。
イベントも終わりに近づいてきたところでライブの時間となる。日笠さんが「ハリケーン・ガール」,たかはしさんが「Perfect Pride」,井上さんが「ふたりのルーレット」と,ソロ曲が立て続けに披露された。その勢いのままキャスト全員が登場して「Lucky-Go-Round」を歌い,フィナーレを迎えた。
そして最後は,鳴り止まないアンコールに応えてキャスト全員が来場者への感謝の言葉を述べ,「世界と一緒にまわろうよ!」を歌ってイベントを締めくくった。
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