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[COMPUTEX]かつてGeForce専業だったXFXが今年はATI Radeonで“世界征服”を狙う?
担当者によれば「GeForceは今年,ミドルクラス以下の製品ライナップが不足しているので,1年を戦うにはATI Radeonのほうが適している」というのが大きな方針転換の理由だそうだ。
しかも,「世界征服」のキーワードに触発されてしまったらしく,今年のテーマは軍隊(陸軍)。ブース内のコンパニオンには軍服を着せ,広報担当者は司令官のような出で立ちになっていた。
ブースに足を踏み入ると,いきなり案内されたのはテレビの前。再生されたのは,XFXのATI Radeon HD 5000シリーズ搭載製品が兵器にモーフィングして,世界を爆撃してシェアを伸ばしていくプロパガンダビデオであった。
今年は,こうしたコミュニティ動画を使った広報戦略にも力を入れていくそうで,軍隊をモチーフにしたお馬鹿ビデオは,すでにパート2までリリースされている。興味のある人は以下のビデオを見てみよう。
さて,実際の製品ラインナップだが,今年イチオシなのは世界1000枚限定のATI Radeon HD 5970(以下,HD 5970)カード「Black Edition」だとのこと。日本への割り当ては,わずか20枚の予定だそうだ。
スペック的にはリファレンス仕様に準ずるが,グラフィックスメモリ容量がリファレンス比で2倍の4GBとなっているのが,主な違いとなる。
Black Editionは,すべて通し番号のシリアルナンバーが刻印され,さらに精巧にできたマシンガンタイプの化粧箱に梱包されて配送される。この化粧箱は厚紙製などではなく,かなり頑丈な樹脂製。HD 5970カードを取り出したあとは,ごっこ遊びの玩具として遊べるクオリティだそうだ。
ATI Radeonの最高峰モデルを手に入れたい,そして“マシンガン化粧箱”で遊びたいハードコアPCゲーマー(?)は,早めに問い合わせよう。
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