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KONAMIが人気コミック「FAIRY TAIL(フェアリーテイル)」のアニメ化&ゲーム化決定スペシャルトークイベントを実施
FAIRY TAILとは,魔法を操る魔導士達をテーマにした少年漫画。魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」と,そこに所属する主人公の少年ナツ,少女ルーシィらの活躍が描かれていく。
これまでに発売された17巻までの累計発行部数は940万部。ほかにも,第33回講談社漫画賞少年部門,ジャパン エキスポ アワード2009 少年漫画部門などを受賞しているなど,FAIRY TAILは,近年非常に人気を博している作品の一つである。
2009年10月12日からは,テレビ東京系6局ネットにてアニメ版も放映されており,さらなる盛り上がりも予想されるFAIRY TAILなわけだが,東京ゲームショウ2009では,そんな本作に登場するキャラクター達に命を吹き込む,柿原徹也さん(ナツ役),中村悠一さん(グレイ役),岸尾だいすけさん(ロキ役),小西克幸さん(ラクサス役)らといった男性声優陣と,原作者の真島ヒロ氏が登壇し,トークイベントを繰り広げた。
さて,イベントは,FAIRY TAIL自体の概要の説明から始まって,アニメ版の話,そしてゲーム版の話へと進んでいった。イベントで判明した情報をまとめると,ゲーム版「FAIRY TAIL(仮)」は,最大4人までのマルチプレイが可能なPSP用の3Dアクションゲームで,発売日は2010年春が予定されている。
公開された映像を見る限りでは,いわゆる“Co-opプレイ”タイプのアクションゲームのようだ。プレイヤーは,原作でお馴染みのキャラクター達を操りながら,さまざまな敵と戦っていくことになるという。
アニメ版さながらの派手なアクション描写と,前述したマルチプレイモードが本作の大きな特徴。原作でお馴染みのキャラが扱えるほか,原作者である真島ヒロ氏が直々に描き下ろしたオリジナルキャラクターも登場する。
ちなみにシステム面では,キャラクター同士が連携する「タッグアクション」が大きなウリとのことで,キャラクターの組み合わせ次第で,効果はさまざまに変わるとのこと。原作通りの布陣でいくか,それとも原作ではあり得ないチームでタッグを組むか,ゲームならではの楽しさがありそうな雰囲気だ。
また,お気に入りのキャラクターにいろいろな衣装を着せられる「コスチュームカスタム」機能も実装されているらしく,さらに用意されるコスチュームは,これまた真島ヒロ氏によるデザインなのだとか。
真島氏は,ゲーム化に当たってKONAMIにいくつか提案を行っているそうで,「こんなものはどうでしょう? というものも,採用していただいています」などとコメントするなど,ゲーム化にもかなり協力的な様子であった。
トークイベントは,終始笑いの絶えない賑やかなもので,「まだ僕だけアフレコに参加してない。なんで僕はここに呼ばれたんだろう?」という小西氏が,あわや暴走する一幕も。最後は,
柿原氏:
「これからみんなでFAIRY TAILを盛り上げて行ければと思います」
中村氏:
「ゲームが発売されるまでに,皆さんに気持ちを高めておいてもらいたい」
岸尾氏:
「今日のトークイベントのように,毎週楽しく続いていくアニメなので,皆さん宜しくお願いします」
小西氏:
「僕も皆さんと同じ気持ちで,ワクワクしています」
真島氏:
「素晴らしいキャストに囲まれているので,これは素晴らしいアニメになると思います。原作を知らない人でも,ぜひアニメ版FAIRY TAILを宜しくお願いします」
と,登壇者のそれぞれが今後の抱負/期待を語り,講演を締めくくった。
4Gamerでは,ゲームのより詳しい情報が入り次第,追ってお届けしたい。とにもかくにも,まずは12日から開始されるアニメ版を見ながら,ゲームへの期待に胸を膨らませておくとよいだろう。
アニメ版「FAIRY TAIL」公式サイト
- 関連タイトル:
FAIRY TAIL PORTABLE GUILD
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