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[TGS 2009]電磁波がヤツを強くした! SCE「INFAMOUS 〜悪名高き男〜」プレイレポート
ブースへはIDチェック後,整理券をもらってから入る。本作の先行配信体験版のダウンロード用コードももらえた |
同系のゲームの中では,並んでいる人は少なめだった。海外での前評判は高く,意外に化けるタイトルなのかも。試遊台は2台用意されている |
Sucker Punch Studiosによって制作された本作は,謎の大爆発に巻き込まれて電磁波を自在に操れるようになった男,コール・マグラスが主人公。彼が持つ電磁波の力は,対象を攻撃するだけでなく,物を動かしたり,壁を作って攻撃を防いだり,空を滑空したり壁をよじ登ったりなど,夢のようなパワーを持っている。コールはこの力を使って,爆発によって無法地帯となった街「エンパイア・シティ」を舞台に駆け回り,さまざまなミッションに挑むこととなる。
試遊台でプレイできたミッションは,高架の上で停止した列車を電磁波の力で目的の場所へと動かすという内容だった。線路をふさぐ廃車を押しのけ,電圧が低下したフィーダー盤に電気をチャージしていくことで,列車は前へと進んでいく。途中には列車を止めようとする敵が存在し,それらを倒さなければならない。プレイヤーを飽きさせず,さらにストレスを感じないレベルデザインはさすがといったところ。こういったさまざまなミッションが,街のいたるところに存在しているという。
主人公のコールは電磁波の力の使い方によって,「ヒーロー」と「ネメシス」のどちらかの肩書きを持つことになる。街の人を助けて善行を重ねれば前者へ,暴力的な行動をすれば後者へと「カルマメーター」が動き,自身に対する周囲の反応も変わってくる。試遊台でのプレイは10分と短く,これらを体感できるほど遊べなかったのが残念だったが,それぞれにどのような結末が待つのが,ストーリー展開も気になるところだ。
「X-MEN」に出てくるミュータント達の能力をいっぺんに身につけた気分で,広大な街を自在に走り,飛び回れるのは非常に気分がいい。ただ操作系に覚えることが多いので,その魅力を体感できたのは,試遊時間の終わり間際だった。ここはやはり,じっくり遊べる製品版の発売を待つしかなさそうだ。
- 関連タイトル:
INFAMOUS 〜悪名高き男〜
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"INFAMOUS" is a trademark of Sony Computer Entertainment Inc. (C)2009 Sony Computer Entertainment America Inc. Published by Sony Computer Entertainment Inc.Developed by Sucker Punch Studios LLC.