イベント
[TGS 2009]弁護士の次は……死者が主人公!? 巧舟氏の贈る新作ミステリー「ゴースト トリック」の試遊レポート
死者の力による,タッチペンとミステリーの融合
操作はすべてニンテンドーDSのタッチペンで行う。下画面で主人公のタマシイを対象のモノにタッチ&スライドすると“トリツク”ことができる。とりついているモノの詳細は上画面に表示され,そのモノを“アヤツル”と何が起こるかが分かる。例えばギターに“トリツク”と「かきならす」ことができるため,ギターの音で男の注意を逸らして,女性が逃走するチャンスを与えられるのだ。
限られた時間の中で,正解のモノに辿り着け!
こういったモノとモノの組み合わせを考えることが,本作の謎解きの中心だ。「逆転裁判」シリーズは言葉のロジックで謎を解くゲームだったが,それに対して本作は,ドミノ倒しやルーブ・ゴールドバーグ・マシン(NHK教育「ピタゴラスイッチ」のピタゴラ装置のようなからくり装置)をパズル的感覚で作るような,非常に新鮮なゲームである。
また,一刻を争う場面には制限時間が設けられ,早く行動を起こさないと味方の「死の運命」を変えられずに終わってしまうこともある。限られた時間の中で冷静かつ素早く思考して正解に辿り着かねばならないが,画面に表示される吹き出しをタッチすれば“ヒトリゴト”というヒント機能を参照できるため,謎解きが苦手な人でも安心だ。
「タクシュー節」は健在,グラフィックスとの相性もバッチリ
独特のゲームシステムにいち早く触れられるうえ,体験版のために特別に用意されたセリフもあるので,「逆転裁判」シリーズで「タクシュー節」の魅力に“とりつかれた”人はぜひ,会場で実際に試遊してみてほしい。会場で試遊した人には先着で特製ストラップがプレゼントされるが,この特製ストラップのデザインも,体験版を最後まで遊んだ人なら思わずニヤリとするもの。ファン必携ですぞ。
- 関連タイトル:
ゴースト トリック
- この記事のURL:
(C)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.