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製品版には登場しない謎の女剣闘士“チタシチーナ”と戦える,「剣闘士 グラディエータービギンズ」体験版をプレイしてみた
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印刷2010/01/19 17:50

プレイレポート

製品版には登場しない謎の女剣闘士“チタシチーナ”と戦える,「剣闘士 グラディエータービギンズ」体験版をプレイしてみた

画像集#001のサムネイル/製品版には登場しない謎の女剣闘士“チタシチーナ”と戦える,「剣闘士 グラディエータービギンズ」体験版をプレイしてみた
 アクワイアから2010年1月14日に発売されたPSP用ソフト「剣闘士 グラディエータービギンズ」(以下「剣闘士」)。以前「こちら」のニュースでお伝えしたように,本作の体験版がPlayStation Storeや本作の公式サイトで配信中だ。
 現在配信されている体験版は“第2弾”で,先日までPlayStation Storeで配信されていた第1弾の内容に加え,アドホック通信対戦やCPU対戦のモードがプレイできるようになっている。ここでは,体験版第2弾をプレイした感想とともに,その概要を紹介していこう。

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 なお体験版では,製品版にプレイデータを引き継げるだけでなく,物々しい仮面としなやかな肢体のギャップが魅力的な謎の女剣闘士,“チタシチーナ”と戦えるという,製品版にはない要素も含まれている。すでに製品版の購入を決めている人も,体験版をプレイしない手はないというわけだ。

キャラメイクは製品版と同様で,メモリースティックPROデュオに空き容量があればセーブデータを複数作成可能。また,主人公を女性キャラクターにすることももちろんできる
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 本作は,古代ローマを舞台とした剣戟アクションゲームで,奴隷身分となってしまった主人公は自由と名声を得るために,生死を賭けた熾烈な戦いに身を投じていくというストーリーだ。

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 基本的な操作方法は,アナログスティックで移動,○/×/△/□ボタンで攻撃を行うという形になる。攻撃ボタンは△が上段,×が下段,○が右中段,□が左中段の攻撃に割り振られており,直感的な操作が可能だ。

 攻撃のスタイルは,右手に武器/左手に盾を持つスタイルが2種類,両手に武器を持つ二刀スタイル,格闘スタイルの計4種類が用意されている。それぞれにレベルが設定されており,経験を重ねることでレベルアップしていく。レベルアップするとスキルを習得し,よりバリエーションに富んだ攻撃/防御が行えるようになる。
 そのほか,溜め攻撃/ドッジ(回避)/パリー(弾き)といった操作も用意されている。武器による連続攻撃と合わせて,これらの操作に習熟することが優れた剣闘士になるための第一歩となる。

 本作では,キャラクターの頭/腕/脚などそれぞれの部位に当たり判定が存在する“部位システム”を採用している。たとえば,頭を狙えば兜が吹き飛び,腕を狙えば武器や盾が吹き飛ぶといったように,かなりリアルな戦いを楽しめる。
 また,はじき飛ばした武器や頭防具を戦闘中に拾って装備したり,逆に自分の意志で外すことも可能。戦闘中により強そうな武器に持ち替えて勝ちを狙ったり,武器を捨てて格闘タイプに戦闘スタイルを変えて見せ場を作ったりといったことができるわけだ。

 操作方法を一気に説明したので難しいと感じる人もいるかもしれないが,体験版では,これらの操作を段階的に教えてくれるので,それほど心配する必要はない。

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 本作における装備アイテムは,頭/右手/左手/右腕/左腕/右脚/左脚に装備可能。武器と盾は右手と左手に,防具はそれ以外の部分に装着できる。
 また,ユニークなのが,剣と盾,防具すべてに武器(攻撃)と盾(防御)としてのパラメータが用意されているところで,両手に剣や盾を持つだけでなく,兜や腕防具/脚防具を武器や盾として装備することも可能なのだ。
 なお装備アイテムには重量のパラメータが設定されており,装備できる限界を超えるとスタミナ切れしやすくなる。スタミナ切れのときは攻撃後の隙が大きくなり,格好の攻撃の的になってしまうので注意が必要だ。

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 ストーリーモードでは,拠点となる「マゲリウス剣闘士訓練所」を拠点に,自由と名声を勝ち取るべく,「闘技」興行で賞金を稼いでいくことになる。
 最初に挿入されるチュートリアルをプレイしたあと,訓練所で準備を整えたら,いよいよ闘技に挑む。闘技場では,訓練所同様に装備の変更を行ったりスキル設定を行えるほか,武器や防具の購入もできる。また,闘技で受けた傷の治療も可能だが,こちらはけっこうな治療費がかかるのでご注意を。

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 そして第4日までゲームを進めると,いわば体験版のラスボス的な存在である,謎の女剣闘士“チタシチーナ”と戦うことになる。すでにチタシチーナと一戦交えているようなプレイヤーはご存じだと思うが,彼女の強さは尋常ではない。半端な(ナンパな?)気持ちで向かっていったら,あっという間にぶっ殺されてしまうことは間違いないのでご注意を。
 ちなみに,見事チタシチーナに勝利すると,仮面の下の素顔を拝見できるらしいので,興味のある人は修練を積んでほしい。

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 また,体験版第2弾はアドホックモードをサポートしており,他プレイヤーとの対戦が行える。PlayStation 3を持っていれば,アドホックパーティーでのオンライン対戦も可能だ。筆者もちょっとだけアドホックパーティーでプレイしてみたが,一人でプレイしているだけでは味わえない対人戦特有の面白さがある。対戦を重ねていく内に新しい戦術も見えてきたりするので,お互いのプレイヤースキルを高め合う意味ではかなり重宝するモードだろう。
 そのほか,「エキシビジョン」では,タッグマッチでのCPU対戦も行えるようになっている。「いきなり対人戦はちょっと……」と尻込みしてしまう人は,こちらで練習してみるのもいいかもしれない。

 いよいよ製品版が発売となった「剣闘士 グラディエータービギンズ」。冒頭でも述べたが,体験版のデータは製品版に引き継ぎ可能なので,興味を持った人は,ぜひダウンロードしてみてほしい。
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    剣闘士 グラディエータービギンズ

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