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「METAL GEAR RISING REVENGENCE BOOTCAMP」の,「自由切断」や「斬奪」を,秘密基地のようなKONAMIの施設で一足先に味わってきた
そんな同作の発売に先駆けて,2013年1月11日(金)〜1月12日(土),同作のメディア向け体験会「METAL GEAR RISING REVENGENCE BOOTCAMP」が,栃木県・那須町のコナミクリエイティブセンターにて行われた。
「BOOTCAMP」と名の付く催しは,これまでの「METAL GEAR」シリーズでも行われてきたが,今回は,1泊2日の泊まりがけでMGRをゲームクリアまでじっくりと体験できた――という趣向である。詳細なプレイレポート等は追ってお伝えする予定だが,本稿ではBOOTCAMP全体の模様をレポートしていこう。
「メタルギア ライジング リベンジェンス」公式サイト
コナミクリエイティブセンターは,那須高原に設置されたKONAMIの研修施設である。メディア向けイベントなどの対外的な用途で使われることは珍しいそうで,今回は施設を見学できる貴重な機会にもなった。
コナミクリエイティブセンター
世界を驚かせる,作品を創りたい。
その為には,クリエイターに最高の環境を提供する必要がある。
広大な大自然の中で,日常を離れ,クリエイティブ活動に集中する為の,創造ベースキャンプ。
職種や所属部門の枠を超えて,大自然の豊かな環境の中で研修やブレインストーミングなどを行うことで,
様々な活動のアイディアや,既存の枠組みにとらわれない創造活動などを生み出している。
取材陣の目を惹きつけた未来風なソファ。ハンモックのように上から吊るされている |
BOOTCAMPの開会式が行われた会議室は,まるでSF映画にでも出てきそうな内装 |
開会にあたって,本作の開発スタッフから挨拶が行われた。
まず,本作プロデューサーであるコナミデジタルエンタテインメント 小島プロダクションの是角有二氏は「(施設の周りに)民家とかは近くにまったくありませんので,もう,逃がしません(笑)。ゲームクリアするまでバスも来ませんので,死ぬ気でクリアしていただけたらなと思います」と冗談混じりにコメント。
また,同じくプロデューサーを務めたプラチナゲームズの稲葉敦志氏は「時間との闘いだったんですけど,横にいる齋藤(健治氏)がギリギリまで心血を注いで身体を削って心も削って,結果的にもの凄く良いものが出来上がったと思っていますので,それを存分に味わって,楽しんで,真っ当に評価していただければ」と,作品の出来に手応えを感じている様子だった。
そして,本作のシナリオライターとして脚本を手がけた玉利 越氏は「今回は“斬る”アクションゲームということでかなり過激なシーンが出てきますが,今までのMETAL GEARシリーズと同じように,プレイしながらいろいろなことを考えていただくような脚本にしたつもりです。ぜひ最後までプレイして,感想などもお聞かせいただけると嬉しいです」と,そのこだわりをアピールした。
初日のプレイを終えた夜には,ビュッフェスタイルのWELCOMEパーティも行われた。今作のゲーム内容にちなんで,ビュッフェで提供される料理もゲーム内容を彷彿させるメニューが勢揃い。
刀削麺,刺身,スペアリブといったメニューをシェフが目の前で「斬って」くれるうえに,乾杯のドリンクは「斬奪」カラー(水色のシャンパン),さらには記念のケーキも「切断」される――という凝りようであった。
BOOTCAMP初日のプレイを終えた時点での筆者の率直な感想としては,「とにかく早く続きを遊ばせてほしい!」といったところだ。“METAL GEARらしさ”と“プラチナゲームズらしさ”が見事に融合しており,面白さのあまり,ただただ夢中になってプレイした次第である。筆者を含む4Gamerの取材陣が,夕食時に「食後に続きをやりたい」と口々に語っていたのも印象的である。
なお,本稿の冒頭でも述べたように,詳しいプレイレポートは後日あらためてお届けする予定だ。また,開発スタッフへのインタビューも実施するので,あわせてご期待いただきたい。
「メタルギア ライジング リベンジェンス」公式サイト
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