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[E3 09]「Left 4 Dead 2」がプレイアブルな状態で出展。プレイの模様を早速お届け
Xbox 360版だけでなく,PC版も4人台のモニターが並列に設置されており,参加者が30分ほどで終わるデモを交代で行っていくという,2008年に前作「Left 4 Dead」が公開されたときと同じような仕組みになっていた。筆者は早速,PCサイドでプレイしてみたので,プレイレポートをお伝えしよう。
「2」ではロケーションが一新されており,ジョージア州のサバンナ市からルイジアナまでの五つのキャンペーンをこなしていく。サバイバーも新しい4人組が登場し,今回用意されたコンセプトアートの右から,若い機械工のEllis,体育教師のCoach,ケーブル局レポーターのRochelle,そしてギャンブラーのNickがフィーチャーされている。
どのキャラクターもパーソナリティが強調されているとのことだ。前作同様,それぞれのキャラクターにかなりのセリフが用意されているが,声優にはかなり有名な俳優を起用しているとのことだった。
使用可能な武器は,前作と同様のピストル,ショットガン,自動小銃,サブマシンガンなどだが,銃の種類が異なっており,発砲やリロード,照準といった感覚も少し違うように感じた。
面白いのは,既報どおりベースボールバットやチェーンソーといったメレー系の武器が利用できることだ。これらのメレー系武器は最初から装備しているのではなく,マップの途中に置かれている。筆者が利用できたのは斧とフライパンだったが,どちらも一撃でインフェクテッドを倒せるほどの威力があるようだった。
このデモで筆者は前作の経験を生かし,味方にメディキットを渡すなど献身的なチームプレイに務め,途中のチェックポイントではキル数も1位になるなどしていたのだが,その直後にスモーカーの舌に巻きつかれてしまい,誰にも助けられないまま一番先に死亡。デモの仕様なのか,その後は復活することなく,ただ見ているだけになってしまった。
インフェクテッドは,衣類や見かけのバリエーションが格段に増えているだけでなく,いくつか新種の中ボスも登場する。今回用意されていたのは,プレイヤーに突進してくるChargerというタンク系インフェクテッドだった。
「2」と「1」とで最も雰囲気が異なるのは,「2」の舞台設定が「昼間」になっているということだ。屋外では,かなり遠くのフェンスを乗り越えてやってくるインフェクテッドも確実にスポット可能で,暗闇が好きなウィッチでさえ,今回は太陽の下で走り回っていた。
どこからともなく湧き出してくるという恐怖感は軽減されているようだが,インフェクテッドにショットガンを発砲したり斧を叩きつけたりすると,体の一部がもげるような描写もあり,グロさは増しているといえよう。
デザイナーのTom Leonard(トム・レオナード)氏も,それに続けて「だから,Left 4 Dead 2はまったくの新作でありながら,前回の良い部分を極力変えないようにしている」と語っていたが,実際,メレー系武器の登場や昼間の死闘という新要素が加わっても,Left 4 Deadとしてのプレイフィールはそれほど変らない。「2」には,最初からCo-op,Versus,Survivalモードがフィーチャーされる予定で,今は詳しく話せないとのことだが,マルチプレイモードに関しては,その後の計画もあるようだった。
- 関連タイトル:
LEFT 4 DEAD 2 日本語版
- 関連タイトル:
レフト 4 デッド 2
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