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印刷2010/10/22 12:00

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【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開

画像集#012のサムネイル/【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開

 デルのノートPC「Alienware M11x」は,スクウェア・エニックスのアクションシューティング「フロントミッション エボルヴ」の推奨PCに認定されている。
 Alienwareといえば,ゲームに特化したデルのPCブランドであり,その中でもAlienware M11xは小型かつロープライスという特徴を武器に,日本のPCゲーマーから熱い注目を集めている製品だ。
 かたやフロントミッション エボルヴは,往年のシミュレーションRPGシリーズの世界観や,ロボット「ヴァンツァー」のカスタマイズ性などを継承しながら,TPSへと昇華したシリーズ最新作である。

 今回4Gamerでは,デル コンシューマ事業本部 マーケティング部 ブランドマネージャー 添田貴嗣氏と,スクウェア・エニックス 開発部 プロジェクトマネージャー 坂本幸一郎氏に,推奨PC認定までの経緯や,今後の取り組みなどについて話を聞いた。

デル コンシューマ事業本部 マーケティング部 ブランドマネージャー 添田貴嗣氏(左)と,スクウェア・エニックス 開発部 プロジェクトマネージャー 坂本幸一郎氏(右)
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Alienware公式サイト

「Alienware M11x」ページ

「フロントミッション エボルヴ」公式サイト

4Gamer内のAlienware特設ページへ



ゲーマー向けPCの主流はノートPCに移行

流れの先陣を切るのはやはり「Alienware M11x」


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 まずは現在,Alienwareというブランドは,PCゲーマーからどのように受け止められているのか,教えていただけますか?

画像集#003のサムネイル/【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開
添田貴嗣氏(以下,添田氏):
 やはりゲーマー向けPCとして,ゲームを快適に遊べるスペックに特化している点は,ご好評いただいています。
 そして,一目で分かるとおり,Alienwareは外観に大きな特徴があります。ゲームを遊ぶ人なら,娯楽に対する欲求が非常に高いはずですから,それを刺激するよう,派手なギミックやイルミネーションを使ったライティングシステムを採用しました。
 実際のところ,その狙いは当たっており,日本市場でも多くの方から注目を集めています。

4Gamer:
 Alienwareシリーズには,デスクトップPCとノートPCがあります。とくに日本市場では,現在,どちらの人気が高いのでしょう?

添田氏:
 販売状況では,ノートPCが6割ほどになっています。日本でAlienwareシリーズの発売を開始した2009年9月頃だと,デスクトップPCとノートPCの比率はおよそ7:3でしたが,それからノートPCがどんどん伸びてきて,今では逆転している状態です。

4Gamer:
 グローバルの傾向はどうなっていますか?

添田氏:
 ほぼ同じか,むしろ日本以上にノートPCの割合が高いです。これまでデスクトップPCでゲームを遊んでいた方の中に,今後はノートPCを使いたいというリプレイスメントの需要が強く,これが世界的に高まっているようです。

4Gamer:
 ちょっと意外な話ですね。日本のPCゲーマーだと,「ノートPCでゲームなんて……」という人も多かったので。

添田氏:
 AlienwareのノートPCなら,下手なデスクトップPCよりもパワーがあって,ゲームで遊ぶにも遜色がないという認知が広まってきたんでしょうね。

4Gamer:
 その中でも,Alienware M11xは最も小さなタイプですが,売れ行きのほどはいかがですか?

添田氏:
 販売台数で見ると,Alienwareシリーズで最も売れています。我々としても,Alienware M11xを戦略的製品に位置付けていますので,いい結果が出ていますね。
 Alienwareは,コストをかけた凝った作りで提供していますから,ブランド全体としては同等スペックの製品と比較するとどうしても価格が高めになってしまいます。しかしその一方,「いつかAlienwareを手に入れたい」という方も多いんです。
 そこで価格はリーズナブルながらも,Alienwareブランドで,もちろんゲームもきちんと遊べる製品として,Alienware M11xを市場に送り出しました。それが,お客さんにもきちんと届いていると実感しています。

4Gamer:
 ゲーミングPCとして,価格,スペック,サイズのバランスが非常にいいですよね。

添田氏:
 もう一つの大きなポイントとしては,市場を見渡したときに,同じポジショニングのPCがないんです。これも大きな魅力となっているのではないでしょうか。


海外での認知を目的に,TPS形式を採用した

「フロントミッション エボルヴ」


4Gamer:
 さて,そんな人気商品のAlienware M11xが,フロントミッション エボルヴの推奨PCに認定されました。
 ここであらためて,フロントミッション エボルヴがどんなゲームか紹介していただけますか?

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坂本幸一郎氏(以下,坂本氏):
 本作は,「フロントミッション」シリーズの最新作であり,かつ特殊な位置付けのタイトルです。特殊というのは,ナンバリングタイトルのようなシミュレーションRPGではなく,TPSというジャンルになったことですね。

4Gamer:
 あえてTPSにした理由はあるのでしょうか?

坂本氏:
 今,FPS/TPSはコンシューマを含めて世界的に人気を集めているジャンルです。本作は,そうしたジャンルのプレイヤー層にも遊んでもらいたいという戦略のもと,開発を進めました。
 もちろん,これまでご支持いただいてきた世界観,そしてカスタマイズ要素は残し,従来のファンの方にも遊んでもらえるようにしています。また,TPSにした大きな理由の一つとして,カスタマイズした自分の機体が見えるというのもあります。
 アクションは苦手という方もいるかとは思いますが,イージーモードならほとんど倒されることなく進めるように難度を調整しています。とにかく世界観やストーリーを楽しみたいという方には,まずイージーモードで遊んでいただきたいですね。

「Core i3-330UM/1.20GHz」と「GeForce GT 335M」を搭載したAlienware M11xで撮影した「フロントミッション エボルヴ」のスクリーンショット
画像集#008のサムネイル/【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開 画像集#009のサムネイル/【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開

4Gamer:
 少々言いにくいことではあるんですが,初めてシリーズに触れる人と,従来のファンとで評価が大きく分かれていますよね。
 シミュレーションRPGを求める従来のファンからは,あまり評判が良くないのかな? という印象を受けています。

坂本氏:
 ええ。確かに「シミュレーションでなければやりたくない」という方もいらっしゃいます。
 しかしフロントミッションは,海外だと馴染みの薄いシリーズです。また,海外だとターン制のゲームはほとんどリリースされておらず,それだけで敬遠されてしまう可能性があります。
 それらを踏まえて今後のシリーズ展開を考え,今回は海外市場で最も受け入れられやすいジャンルにしたんです。これは日本のファンを無視しようということではなく,ジャンルを変えてでも,フロントミッションの名前を海外に浸透させたいという意図があったんですよ。
 もちろん,今後,シリーズでシミュレーションRPGを一切やらないというわけではなく,今回はそういった戦略を持って臨んだということです。

4Gamer:
 実際にプレイすると,ハードな世界観を持つロボットアクションとして楽しめる作品に,きっちり仕上がっていると感じました。
 ところで,なぜ今回はコンシューマ版だけでなく,PC版もリリースしたんでしょう? 

坂本氏:
 まず一つに,FPS/TPSはPCゲームにおいて,一般的なジャンルだからです。
 そして今回,ヨーロッパ市場をターゲットに加えているという戦略上の理由があります。ヨーロッパではコンシューマ機ユーザーだけでなく,PCでゲームを遊ぶ人も結構いますから,PCゲーム市場も侮れないんですよ。
 また,3機種同時に開発する機会があまりなかったので,今回の件でノウハウを蓄積したかったという事情もあります。


搭載ディスプレイに合わせた設定なら処理落ちなし

SQEXも驚いたAlienware M11xの実力


4Gamer:
 それでは今回,Alienware M11xがフロントミッション エボルヴの推奨PCに認定されるまでの経緯を教えてください。

画像集#006のサムネイル/【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開
添田氏:
 もともと北米市場で話が先行しており,その流れで日本でもやってみてはどうだろうという展開になったんです。せっかくの機会ですし,お互いの製品の親和性も高いですから,我々もスクウェア・エニックスさんも「ぜひやろう」と,ほぼ同じタイミングで動き始めました。
 またスクウェア・エニックスさんから直接お話をいただく前,今年の7月のことなんですが,我々はブロガーさんに向けた小規模なデモイベントを行ったんです。そこでフロントミッション エボルヴの3Dデモを使わせていただいたところ,反応が非常によかったことも影響しています。

坂本氏:
 日本のPCゲーム市場はコンシューマゲーム市場と比較すると,どう考えても小さいですよね。そこでPC版フロントミッション エボルヴは,標準的なスペックのPCでもきちんと遊べるよう開発を進めました。もちろんノートPCであっても,スペックによっては大丈夫なよう設計しました。

4Gamer:
 あまりハイスペックなPCを要求するようだと,さらに客層を限定してしまいますからね。

坂本氏:
 またフロントミッション エボルヴは,NVIDIAさんとも提携しています。Alienware M11xは,ノートPCかつNVIDIAさんのグラフィックスボードを搭載しているということで,まさにうってつけの存在だったんです。

4Gamer:
 当初から,Alienware M11xでの動作には,何も不安はなかったのでしょうか?

坂本氏:
 さすがに,これだけ小さなサイズのノートPCでの動作は想定していませんでした。なのでAlienware M11xをお借りし,実際にインストールして起動したときは,失礼ながら,正直,驚きましたね。本当に何の遜色もなく動きましたから。

4Gamer:
 各種グラフィックスオプションをオフにしていた……というわけではありませんよね?

坂本氏:
 ええ。搭載ディスプレイに合わせた解像度なら,素の状態でほぼ処理落ちはありません。
 本作では,ミサイルの軌道に煙がたなびくのですが,画面上の多くの敵をミサイルで迎撃する場面など,エフェクトが増えて最も動作が重くなるシーンであっても,処理落ちはほとんどありませんでした。これは快適だなあ,と思いましたね。
 またネットワークも問題なく,マルチプレイをやっても気になる部分はありません。Alienware M11xは,フロントミッション エボルヴで求めるスペックを全部満たしているといえます。正直,自分でも欲しいと思ってますから(笑)。

4Gamer:
 それでは,添田さんのフロントミッション エボルヴに対する印象を教えてください。

添田氏:
 私はヘビーゲーマーではないのですが,こういった3Dのシューティングゲームは短時間で面白さを味わえるので結構プレイしているんです。その中でも,フロントミッション エボルヴはスンナリとプレイできて,誰でも楽しめるゲームだと感じました。
 実は今回,初めてフロントミッションシリーズに触れたので,イージーモードを選んだのですが,苦戦しながらもどんどん先に進められるので,投げ出すことなく続けられましたね。
 また本作の場合,ゲームパッドよりキーボードとマウスでプレイするのが一つの醍醐味じゃないでしょうか。というのも私自身,ゲームパッドより,キーボードとマウスを使うほうがヴァンツァーを操作している感覚を強く得られたんですよ。そういう意味も含めて,一度PC版に触れてほしいと思いますね。

画像集#007のサムネイル/【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開

4Gamer:
 推奨PCを決めるにあたり,具体的にどのような検証をするんですか?

坂本氏:
 タイトルによって推奨基準は違いますが,フロントミッション エボルヴでは,大げさなことはしていないんです。まず普通に通してプレイしてみて,動作が重くなる部分の見当をつけます。次に,その部分を重点的にプレイし,一定以上のフレームレートが実現できていれば,推奨するという形式です。あくまでユーザー視点で,プレイが快適かという部分を検証させてもらいました。
 個人的に,手動でグラフィックスボードを切り替えるという部分がすぐには分からなかったのですが,それ以外はスムースに検証が進みました。

4Gamer:
 Alienware M11xは,いろんな意味で申し分ない,と。

「フロントミッション エボルヴ」推奨Alienware M11x
CPU:Core i3-330UM/1.20GHz(L2キャッシュ容量256KB×2,L3キャッシュ容量3MB)
チップセットドライバ:Intel QS57 Express
メインメモリ:PC3-8500 DDR3 SDRAM SO-DIMM 2GB×2
GPU:GeForce GT 335M(グラフィックスメモリ容量1GB)+Intel HD Graphics(※Optimusによる自動切り替え)
HDD:容量500GB,回転数7200rpm,Serial ATA 3Gbps
優先LAN:100BASE-TX
無線LAN:IEEE 802.11a/g/n準拠
サウンド機能:オンボード+2ch内蔵スピーカー
ディスプレイ:11.6インチワイド液晶,1366×768ドット,グレア(光沢)タイプ
入力デバイス:日本語キーボード,タッチパッド
そのほか主な搭載機能:Webカメラ,Bluetoothモジュール(V2.1+EDR)
OS:64bit版Windows 7 Home Edition
グラフィックスドライバ:Verde Notebook Driver 189.69
筐体サイズ:285.7(W)×233.3(D)×32.7(H)mm
重量:約2kg
構成価格:8万9980円(税込)
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坂本氏:
 そうですね。同等のスペックと価格帯のノートPCの中では,ゲームをプレイするといううえで,間違いなくトップクラスです。
 また添田さんがノートPCの割合が増えているとおっしゃっていましたが,それはPCゲーム市場全体の傾向にも当てはまるんです。昨今のブラウザゲームの台頭に起因した需要で,弊社でもPCに対応する際に,ノートPCは避けて通れないというのが現状です。そうした状況の中でAlienware M11xと出会ったわけですから,推奨PCとして認定するのに迷いはありませんでした。

4Gamer:
 今回,Alienware M11xがフロントミッション エボルヴの推奨PCとなったことに対する世間的な反応はどうだったんでしょう?

添田氏:
 9月のフロントミッション エボルヴの発売日に合わせ,パッケージ版をセットにした販売キャンペーンを実施したのですが,期間中は非常に注目度が上がりました。
 また日本のPCゲーム市場の状況から,我々もこれまではMMORPGとコラボレーションすることが多かったんです。しかし今回の件で,これからはそれ以外のジャンルとも一緒にやっていくという情報を,いい形で提供できたんじゃないかと捉えています。



3D立体視と5.1chサラウンドで没入感が増したPCゲーム

AlienwareとSQEXが考える,次なる一手は?


4Gamer:
 フロントミッション エボルヴは,NVIDIAの3D Visonにも対応していますよね。今年の東京ゲームショウにも出展していましたが,評判はいかがでしたか?

坂本氏:
 非常に良かったですね。ゲームに限らず今年は3D立体視が話題になっていることや,NVIDIAさんが冊子を用意してくださったこともあって,注目度は高かったです。
 一般公開日は,デモプレイで「おおっ!」と歓声が上がるようなこともありました。社内の人間も「ちょっと見せてくれ」といってきましたし。

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4Gamer:
 3D立体視の要素は,開発当初の企画に含まれていたのですか?

坂本氏:
 いえ,途中からです。NVIDIAさんから,既存のゲームを3D立体視に対応させる技術を紹介していただいたことがきっかけで採用しました。今,世間で話題になっている技術ですが,それより何より素直に面白そうでしたから,多少開発に負担がかかったとしてもやってみることに価値があると考えたんです。開発側も新しい技術には興味を持っていますしね。
 実際には,疑似3D立体視ということもあって,あまり困難なこともなく実現できました。専用の眼鏡を使えばきちんと飛び出して見えますから,挑戦してよかったと思える要素ですね。

添田氏:
 全体に完成度が高いのですが,特にリアルなのがヴァンツァーのミサイルが飛んでいくところですよね。3D立体視でなければ味わえないものに仕上がっていると感じました。

坂本氏:
 一番効果が現れるのは,ミサイルが飛んでいく,飛んでくるという奥行きの表現です。加えて5.1chの音響設備があると,ミサイルが脇を通り抜けて横で爆発する感覚も分かるんですよ。この臨場感をぜひ味わってほしいんですが……。

4Gamer:
 ちょっと環境を整えるためのハードルが高いかもしれませんね。

添田氏:
 いやいや,同じゲームでも没入感が全然変わりますよ。3D立体視に5.1ch音響だと,よりドップリとゲームに入り込めます。

4Gamer:
 そうなると,リフレッシュレート120Hz対応の液晶を搭載したゲーム用ノートPCもほしくなりますよね。

添田氏:
 ええ,そういった要望も寄せられています。Alienwareとしても期待に応えたいところですから,いつかご紹介できる日が来るんじゃないかと考えています。

4Gamer:
 それでは,Alienwareとスクウェア・エニックスそれぞれが,お互いに感じている魅力を教えてください。

添田氏:
 スクウェア・エニックスさんの魅力は,コンシューマ機だけでなく,PCをゲームプラットフォームとして把握し,ゲームを開発しているところですね。また世界を視野に入れて北米やヨーロッパといった各地域に向けた戦略を展開していますが,それが日本のPCゲーム市場にいい影響を与えている点も魅力です。
 日本ではPCゲーム市場はまだまだ小さいですが,その規模をどんどん拡大していこうという方向性において,スクウェア・エニックスさんと我々は一致していると思うんです。

坂本氏:
 Alienwareの魅力は,やはりゲームがきちんと動くPCを提供している点ですね。今はコンシューマ機も高性能化していますが,ゲームに特化したPCをきっちり作ろうとする姿勢が凄く魅力的です。
 実は今回,PC版をリリースするという情報を出したときに,PCゲーマーの方から非常にいい反響があったんです。やはりコアに突き詰めていくと,一番グラフィックスが綺麗だし,いろんな融通が利くという理由で,PCでゲームを遊びたいというニーズが結構あるんですよね。
 それに加えて,昨今の時流をきちんと捉え,ノートPCでゲームを遊ぶことに主軸をおいていらっしゃるのも素晴らしいです。

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4Gamer:
 とくに日本は住宅事情から,ノートPCの需要が高いですし。

坂本氏:
 ええ。あとは,壁紙なども含めてイメージを統一しているのもいいですよね。

添田氏:
 Alienwareとはこういうものだ,というイメージを形成するために,パッケージから何からすべて統一しています。一目見て,Alienwareだと分かるようなものを提供することをコンセプトにやっています。

4Gamer:
 そういえばAlienwareのPCは,コマンドセンターでイルミネーションの色を変更できますよね。これをゲームのプログラムに組み込むことはできるんですか?

添田氏:
 実はできます。

4Gamer:
 そうなると,フロントミッション エボルヴのようなゲームなら,起動時にフワッと光ったり,ダメージを受けたときにキーボードが点滅したり,瀕死のときはその点滅が速くなったりといった,SF的というかロボットものっぽい演出ができるんじゃないですか?

添田氏:
 実際,各種のイルミネーションは,そういった臨場感を醸し出して,よりゲームに没入させるための機能として搭載しているもので,それを利用しているゲームもあるんです。
 機会があれば,スクウェア・エニックスさんとも開発段階から協力して,そういうゲームを実現したいですね。

坂本氏:
 ええ,次回はぜひお願いします。

4Gamer:
 それでは最後に,4Gamerの読者に向けたメッセージをお願いします。

添田氏:
 フロントミッション エボルヴは,マルチプレイ対応ゲームですから,プレイヤーの皆さんは今後も継続的にプレイされると思います。それに合わせてAlienwareでも,新たなキャンペーンなどを企画していきたいと考えています。

画像集#011のサムネイル/【PR】「Alienware M11x」と「フロントミッション エボルヴ」のコラボが実現した経緯とは? SQEXとデルに聞く,推奨PC認定までの過程と今後の展開
坂本氏:
 もしPCの買い替えを検討されているのであれば,フロントミッション エボルヴも遊べるAlienware M11xをぜひ候補に入れてみてください。実際に触ってみると,このサイズで3Dゲームが快適に遊べるので,新たな世界が開けるんじゃないかと思います。
 PC版フロントミッション エボルヴは,PlayStation 3版とXbox 360版に登場したすべてのヴァンツァーを使えます。コンシューマ機版よりも,ちょっとお得な仕様になっていますので,気になっている人はこの機会にプレイしてみてください。

4Gamer:
 ありがとうございました。


 上記の対談でフィーチャーしたAlienware M11xは,各地の家電量販店に設置されたブースでデモを実施中である(関連記事)。本記事を読んで興味を持った人,あるいはゲーム用PCの買い替えなどを検討している人は,その実力を実際に体感していただきたい。
 またフロントミッション エボルヴは,近日中に,マルチプレイで発生していた一部のネットワークの問題を解消するパッチを配布する予定だ。それと同時に,有料ダウンロードコンテンツの配信も続々と行われるとのことなので,今後の発表を期待して待とう。

Alienware公式サイト

「Alienware M11x」ページ

「フロントミッション エボルヴ」公式サイト

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