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【PR】ゲーマー向けPCはこうやって選ぶのだ。4Gamer的Alienware購入ガイド
ゲームをプレイする前提でPCを選ぶ。口にするのは簡単だが,実際にどうやって選ぶかというと,なかなか大変だ。家電量販店のPC売り場だと,ほとんどタダみたいな価格のNetbookと,地デジの録画性能を謳うノートPC&液晶一体型PCで売り場のほとんどは占められており,特定のオンラインゲームから推奨認定を受けたマシンが何台か見つかればいいほうだからである。
そのため,さまざまなジャンルのゲームをプレイしたいと思ったときには,必然的に,ゲーマー向けPCとカテゴライズされているPCを選択することになる。だがそうなると今度は,多くのゲーマー向けPCブランドが,BTO(Build To Order,顧客が注文時にスペックを指定する販売方法)方式を採用しており,選択するオプションによって,価格とスペックが大きく異なるというのが,大きな壁として立ちはだかってくる。
多くの人にとって,PCのスペックなんてものは,「購入するときにちょっと調べる」程度のもの。それが,ズラズラ並んでいても,どれを基準に選んでいいか分からないという人のほうが多いだろう。そこで今回は,4Gamer的「失敗しないゲーマー向けPCの選び方」を,デルのゲーマー向けPCブランド「Alienware」を題材にしつつ,お伝えしたいと思う。
まずはスペックをチェック
ゲーマーが第一に確認すべきはGPUだ
そしてもう一つが,主に画面の描画処理を担当するGPU――PCメーカーによって,グラフィックスチップやグラフィックスカードなどとも呼ばれる製品――ということになる。
筆者は以前,国内の大手PCメーカー製PCについて「製品概要に,グラフィックスの項目すら用意されていない」と指摘した。たいていのPCだと,仕様一覧の一番上に書かれているのはOSとCPUの名称だが,残念ながら,この二つをいくら吟味しても,そのPCでどれだけゲームをプレイできるかは永久に分からない。
それは,「ゲームを快適にプレイできるか」を最終的に決定するポイントが,GPUにあるからである。もちろん,「勝手気ままに動くプレイヤーキャラクターが画面内に多く描画される」オンラインゲームのようなケースでは,キャラクターごとに「移動したのか。移動したとしたら,その結果,画面はどう変化したか」をCPUが計算する必要がある。GPUはその計算を待ってグラフィックス処理を行う都合上,CPUの処理能力が低いと,なかなか描画をスタートできない(=ゲームの進行が遅くなる)という問題が発生してしまうわけで,決して「GPU以外はどうでもいい」というわけではない。
だが,GPUの選択を誤ると,どんなにCPUや,そのほかの部分が高性能でも,最終のグラフィックス描画を行えない(=ゲームをプレイできない)ことがあるのだ。この差は大きい。
GPUのスペックはどうチェックすればいいの?
Alienwareのラインナップと照らし合わせて考える
では,GPUの持つポテンシャルはどう見るべきなのかだが,実はここの難度が一番高い。GPUのモデルナンバーは複雑怪奇で,専門家でも間違えることが多いからだ。そこで今回は,Alienwareの製品ラインナップベースのポジショニングマップを下記のとおり作成し,それと合わせて,チェックすべきポイントをまとめてみた(価格や仕様は2010年6月3日現在のもの)。
●Alienware PCのポジショニングマップ
●GPUのスペックを理解するヒント(※2010年6月上旬時点)
- ゲーマーが考慮すべきGPUは,AMDの「ATI Radeon」とNVIDIAの「GeForce」。インテルの「インテル® HDグラフィックス」は,一般PC用途やブラウザゲーム向けとしては十分な性能を持っているが,より多くのゲームをカバーできるという意味では,ATI RadeonとGeForceがが中心と考えてよい。
- PCならではの,最新鋭のグラフィックスを堪能したいなら,“3Dグラフィックスを表示する仕組み”の最新版である「DirectX 11」に対応したGPUを選びたい。ただし,オンラインゲームの場合,多くのプレイヤーに参加してもらうべく,GPUの要件が緩く設定されていることが多いため,オンラインゲームを主にプレイする場合は,あまりこだわらなくてもいい
- ATI Radeonの現行モデルが,DirectX 11に完全対応したATI Radeon HD 5000シリーズ。同シリーズは数字の上2桁めで,対象となる市場を示しており,8・9がハイエンド,7・6がミドルクラス,5以下はエントリー以下がターゲットになる。3桁目は,細かな性能ランクを示しており,数字が大きなほうが高速だ。なお市場にはまだ,DirectX 11に対応していないATI Radeon HD 4000シリーズも流通している
- GeForceの現行モデルはGeForce GTX 400シリーズとGeForce 300/200シリーズ。400,300,200は世代を示しており,DirectX 11対応製品は400シリーズのみとなる。製品の位置づけは,基本的に「GTX,GT,G,無印」というアルファベットで区別でき(※左にあるほどハイエンド向け),3桁数字の下二桁で,位置づけごとの性能ランクを示す
- 製品名に「Mobility」が付いているATI Radeonと,3桁モデルナンバーの直後に「M」が付いたGeForceはノートPC向け。同じモデルナンバーで比較すると,Mobility&M付きの製品が持つ3D性能は,付いていないデスクトップPC向け製品の半分〜半分強といったところ
●Alienware M11x
ポジショニングマップを左から順に見ていくが,まず,一世代前のインテル® Core™2 Duoプロセッサーを搭載したモバイルノートPCで,11.6インチワイド液晶パネルを採用したAlienware M11xが,マップの一番左,最も安価な位置に置かれている。
ここにおいて,デルブランドの一般ユーザー向けノートPCで,インテル® Core™ i3プロセッサーやインテル® Core™ i5プロセッサーよりも,性能ランクが上ということに違和感を覚えたあなたはまだ“一般ユーザー向けPC脳”だ。Inspiron 15はインテル® HD グラフィックス搭載なのに対し,Alienware M11xは,それに加えて「GeForce GT 335M」を搭載。どちらがゲーム用途に向くかは明白なのである。
Alienware M11xについては,4Gamerで検証記事を掲載済みだが,小型な筐体でありながら,上位モデルと変わらないデザインを採用する点や,単体GPUを利用しても5時間以上のバッテリー駆動時間を確保するモビリティの高さが最大の魅力。自宅ではサブマシンとして,外出先ではどこでも3Dオンラインゲームにログインできる貴重なノートPCとして,場所を問わず活躍してくれるはずだ。
★Alienware M11xをデルの直販サイトでチェック
●Alienware M15x&M17x
15.6インチワイド液晶パネルを採用し,BTO標準構成でインテル® Core™ i5プロセッサーと「GeForce GT 240M」を搭載し,BTOで「GeForce GTX 260M」までアップグレード可能なAlienware M15xは,モバイルノートではちょっと足りない部分を補ってあまりあるスペックを持っている。4Gamerでも検証記事をお届けしているが,実際,Alienware M15xは,BTO標準構成で3Dオンラインゲーム,BTOの上位構成なら,最新世代のゲームも,快適にプレイ可能な存在だ。
ゲーマー向けノートPCは,14〜16インチクラスの液晶パネルを搭載したものが“主戦場”。その意味でAlienware M15xにはライバルが多くいることになるが,正直なところ,外観やギミックの作り込み,コントラストの鮮やかなディスプレイによって提供される,トータルの完成度は圧倒的。所有欲を満たしてくれるゲーマー向けノートPCといえるだろう。
★Alienware M15xをデルの直販サイトでチェック
一方のAlienware M17xは,Alienware M15xをベースに,より高解像度,より高い3D性能に振ったモデルとなる(関連記事)。BTO標準構成で「ATI Mobility Radeon HD 5870」を搭載し,最上位構成だと,同GPUを2基搭載することで,ハイクラスのゲーマー向けデスクトップPCと同等の3D性能が得られるというのが,大きな特徴となっている。ノートPCであることにこだわりつつ,より高いパフォーマンスを狙うのであれば,もうこれしかない。
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●Alienware Aurora
順に見ていこう。「ATI Radeon HD 5670」によるミドルクラスの3D性能や,「ATI Radeon HD 5870」によるハイエンドの3D性能などを,手の届きやすいBTO価格で実現するのが,ベースモデルたる「Alienware Aurora」シリーズだ。
そして,そのスペシャルモデルで,温度によって自動的に開閉する換気装置「Active Venting」(アクティブベンチング)や,筐体内部のメンテナンス性を格段に向上させるLEDなど,使い勝手を大きく向上させるギミックを詰め込みつつ,ATI Radeon HD 5870のデュアルGPU構成も実現できる「Alienware Aurora ALX」あたりは,一般的な予算で狙える「超上級」なラインナップといえる。
なお,Alienware Aurora ALXに関しては,別途検証記事をお届けしている。パフォーマンスが強烈なのは当然として,完璧にデザインされたエアフロー,ユーザーのカスタマイズしやすさを徹底的に追求した筐体のハードウェアデザインなどについては,ぜひ記事を合わせてチェックのうえ,シビレてもらえれば幸いだ。
★Alienware Auroraをデルの直販サイトでチェック
★Alienware Aurora ALXをデルの直販サイトでチェック
●Alienware Area-51シリーズ
Alienware Area-51は,BTO標準構成でハイエンドGPUたるATI Radeon HD 5870を搭載するだけでなく,ATXタワー筐体の採用により,Alienware Auroraを大きく上回る拡張性を確保。さらにALXモデルだと,Active Ventingなどの先進ギミックがサポートされるのは当たり前のこととして,「GeForce GTX 480」や,ATI Radeon HD 5870のATI CrossFireX構成といったデュアルGPU仕様が,標準で提供されるという贅沢ぶりだ。
このクラスにはもはや何をか言わんやといったところだが,一切合切,何一つ妥協したくない人にとっては,エイリアンの最終兵器が強力な選択肢として浮上してくるだろう。
★Alienware Area-51をデルの直販サイトでチェック
★Alienware Area-51 ALXをデルの直販サイトでチェック
「なんか他社と比べて高いけど」という人は
店頭で“最強に強まった”デザインを一度見てみよう
え,本当にGPUだけで判断してしまっていいの? と思うかもしれないが,少なくともAlienwareに限っていえば大丈夫だ。Alienwareの場合,製品ごとにBTO構成が異なる「パッケージ」が用意されているが,モバイルノートであるAlienware M11xという特殊な例外を除けば,どれを選んでも,GPUと釣り合いの取れるハードウェアが選択されているからだ。
Alienwareでは,パフォーマンスに最大限注力しているため,より多くのメインメモリを利用できる64bit版Windows 7が全面的に採用されている(※Windows XP〜Vista時代,主要なOSは,扱えるメインメモリ容量が4GBまでに制限される32bit版が主流だった)。この点において,古めのオンラインゲームを積極的にプレイしている人のみ,「Windows 7で動作するか。動作するとして,64bit版で大丈夫か」は気を付ける必要があるものの,逆にいうと,注意点はそれくらいである。GPUのランクと,ポジショニングマップを基に,プレイしたいゲームのジャンルに合わせて選べば,まずもって失敗する危険はないだろう。
ところで,ほかのゲーマー向けPCブランドと価格を見比べた人のなかには,AlienwareのBTO標準構成価格を高いと感じた人もいるだろう。ある意味で,それはまったく正しく,実際,搭載する部品の名前だけで比較した場合,俗に「ホワイトボックス」と呼ばれる,国内中小メーカーやPCショップの展開するモデルのほうが安価であることは多い。
ただ,ここで勘違いしてほしくないのは,その価格差が,「デル製だから」「デルの特別なブランドだから」という,得体の知れないブランド料的な何か――最近のネット用語で言い換えれば“デル税”――では,まったくないということだ。
4Gamerでも,これまで複数製品のレビューをお届けしているが,AlienwareのPCは,作り込みが並大抵ではない。「どこかで見たような黒いPCケースとか,どこも同じような黒いノートPC筐体とかを持ってきて,高性能なGPUなどを搭載した製品」とは,一線を画している。
デスクトップモデルもノートモデルも,ほかには存在しない,まさにエイリアン的な独創性溢れる筐体を採用し,しかも,そのカスタマイズ性は,PC自作好きをうならせるほど。とくにデスクトップPCケースでは,液冷を標準で採用しているほか,実現されている機能は,PC自作市場で販売されているハイエンドPCケースに勝るとも劣らないギミックに溢れており,長く使っていきたい気持ちにさせてくれること請け合いである。
とくに,アーク,ビックカメラ池袋本店と新宿西口店をはじめとするいくつかの店舗では,ゲーマー向け周辺機器シリーズ「Alienware TactX」や,3D立体視対応製品も含むゲーマー向けディスプレイ製品「Alienware OptX」なども実際に体験でき,その場から注文することもできる(※設置店は変動するので,詳しくはこちらで確認を)。
Alienwareが気になっていた人,そして何より,ほかのゲーマー向けPCブランドと比較検討中の人は,ぜひ一度,店頭で実際にAlienwareのPCに触れてみてほしい。
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