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ホームフロント【完全日本語版】

ホームフロント【完全日本語版】
公式サイト http://www.cyberfront.co.jp/title/homefront/
発売元・開発元
発売日 2011/04/21
価格 7140円(税込)
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このゲームの読者の評価
65
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  • Pages: 1
  • HOMEFRONT Review 65
    • 投稿者:ruumu(男性/30代)
    • 投稿日:2011/03/21
    良い点
    シングル
    独特の世界観
    歴史的背景を知ることができる

    マルチ
    バトルポイントシステム
    豊富な購入アイテム
    程良い交戦距離
    悪い点
    シングル
    短い
    完結しない
    基本的にテンプレのような展開
    自由度が非常に少ない

    マルチ
    調整不足(スナイパーが強力すぎる)
    総評
     本作はゲームエンジンにEpic社のUnrealEngine3を改造して使用しており、全体的にUnrealEngine3らしい少しギラついた感じのするグラフィックスになっています、どこをどのように改造したのかは私の知る限り明らかにされていないませんが、私見だと他のUnrealEngine3使用の作品と比べ銃器がかなり綺麗に描画されているように見えます。 グラフィックスの評価としては特に不満はないが、良いわけでもないという感じです。 十分な水準のグラフィックスではありますが特に次世代を感じるなどといったインパクトはなく、同じUnrealEngine3使用のFPS「Brothers in arms hell's highway」と同等程度のグラフィックスであるように感じました(武器の描画はHOMEFRONTが上)。

     シングルプレイに関しては北朝鮮軍が米国に侵攻するというセンセーショナルなシナリオが話題となった本作ですが、子供の目の前で両親が銃殺されるシーンや、大量の人間の死体をブルドーザーで穴に放り込むシーンなど衝撃的な描写が散見され(子供の死体の描写は避けた模様)他の作品にない独特な雰囲気に興味を惹かれますが、後半になるにつれそういった独特な雰囲気は薄れていってしまいます。 また、シングルプレイのボリュームが少なく難易度ノーマルで4〜5時間程度のプレイ時間となっており次回作やDLCへの布石かストーリーも完結とは言えない形で終了します。 シングルプレイの進行は同行キャラからの支持を実行することが多く、ステージによっては支持を違えると即ゲームオーバーであったり、扉を自分で開けられないため扉の前でしばらく待機しなくてはならなかったりと自由に動き回ることができず煩わしく感じる場合があります。 進行ルートは基本的に1本道でひらけた場所も少ないので複数回プレイするのには向かないでしょう。 やりこみ要素としてゲームプレイ中に新聞を拾うことができ、北朝鮮がアメリカに進行するまでの国際的な動き等を知ることができます、これは時事的なネタもあり楽しく読めました。

     マルチプレイに関しては本作の大きな特徴としてバトルポイントシステムがあります、これは敵を殺したり、旗を取ったりした場合に加算されプレイヤーが死亡しても減少しないもので、このポイントを消費してドローン兵器の使用や航空支援の要請、各種戦闘兵器への搭乗といったことを行うことができます、バトルポイントシステムであればキルストリークのために少々引っ込みがちのプレイスタイルになってしまったりすることががなくなることに加え、貯めて使ったり、小出しにつかたりと戦略性も広がり、非常に良いシステムであると感じます。 マップの広さはBFシリーズとCODシリーズの中間程度の広さで、交戦距離も中間程度で個人的には調度よいように思いました。 また、マップの作り自体も特に不満な点無くよく出来ているように思います。
     全体的にマルチプレイは良い出来であると思いますが、現時点のマルチプレイにおいてスナイパーライフルで上半身を銃撃された場合、一撃で死亡するうえ、手ぶれ、着弾までのラグが殆ど無く、少々バランスを崩す結果となっています。


    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 3 2 1
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