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[TGS 2009]「怪獣バスターズ」体験版で,バルタン星人を倒した
本作は,40年以上もの長期間,大人から子供までの幅広い層に愛されてきた特撮テレビ番組「ウルトラマン」の数世紀後を舞台に,ウルトラ怪獣と人類が直接対決するという設定のアクションゲーム。
ウルトラマンが怪獣を倒してくれた時代が,遠い過去になってしまった世界で,強力な対怪獣兵器を開発するでもなく,武器と防具を装備しただけの状態で,巨大な怪獣に挑まなければならないのである。
なお,本作の製品版には9カテゴリで合計500種類以上の武器と,合計500種類以上の防具が用意されていて,ミッションを通じて獲得した素材を元にこれらを作成するといった要素もある。ただし特別任務版の場合は,ゲームスタート時にランダムで装備が決定される(ここで紹介した「ゴモラ装備」になったこともあった)。
装備選択を自分でできないのは残念だが,何度が遊んでみたところ,武器カテゴリでいうと近接攻撃用のブレードと,遠隔攻撃用のバズーカが登場した。
ブレード使用時は,Xボタンで抜刀し,XおよびAボタンで攻撃。バズーカ使用時は,Xボタンで武器を構え,Rボタンで照準を表示させ,十字キーで狙いを定めつつ,Xボタンでホーミング弾,Aボタンでバズーカ弾,Xボタン+Aボタンでビーム砲を放つといった操作方法になっている。
なお,Bボタンで回避し,Yボタンで回復アイテムなどを使用する点は共通だ。
ブレード使用時は,近付いては足にバシバシと斬りつけ,バズーカ使用時は距離をとって狙撃するというのが基本的な戦術になると思うのだが,せっかく近付いたのに巨大なハサミで叩き潰されたり,照準を定めていざ狙撃! と思ったら,ビームで攻撃してきたりと,なかなかやっかいである。
しかも,ある程度ダメージを与えると,小型化してきりもみしながら突っ込んできたり,サマーソルトキックのような動きを見せたりと,“宇宙忍者”の異名に恥じないすばしっこさで襲いかかってくる。
さらに,攻撃を加え続けていると怒りに我を忘れるのか,全身を真っ赤に染めてより強力な攻撃を繰り出してきたりする。その姿はまるで,ザリガ……(略)。
まあ,考えてもみれば,ウルトラマンの永遠のライバルとまで言われているバルタン星人が,ちっぽけな人間ごときにそう簡単に倒されるわけもないといったところだろうか。
とにかく,バルタン星人の強さと,人類の持つ肉体の脆弱さを痛感させられ,こんな奴らを倒し続けてきたウルトラマンの偉大さに,あらためて気づかされた次第である。
怪獣バスターズの購入を考えている人は,何度トライしてでもこのパスワードを入手しておいたほうが良さそうだ。なお,本作の発売日は12月3日(木)の予定だ。
今回はソロプレイでしか遊べなかったわけだが,マルチプレイで近接攻撃担当と遠隔攻撃担当を決めて戦略的に戦えるようになれば,バルタン星人の討伐も,もう少し楽になるのかもしれない。楽になるといいなぁ……。
「怪獣バスターズ」公式サイト
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