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【PR】一発昇天の緊張感に手が震える「OPERATION FLASHPOINT:DRAGON RISING」
2001年にリリースされ,その徹底したリアル指向で数多くの熱狂的なファンを生んだFPS,「オペレーション フラッシュポイント」。そのDNAを色濃く受け継ぎ,スタジオも新たに開発された「OPERATION FLASHPOINT:DRAGON RISING」(以下,DRAGON RISING)のPlayStation 3版/Xbox 360版が,2010年1月14日にコードマスターズから発売される。
たった一発の被弾で危機的状況に追い込まれるシビアなゲーム性と,臨場感あふれる戦場描写はオペフラそのままに,さまざまな面で遊びやすさが向上しているのが本作の大きな特徴だ。
すでに日本語マニュアル付きのPC版が2009年10月23日にイーフロンティアから発売されており,4GamerにもPC版のレビューを掲載しているが,PlayStation 3/Xbox 360版はそれに加えて完全日本語化されており,豪華声優陣が音声の吹き替えを担当しているところも見逃せない。
出演者(敬称略・順不同)
・大塚明夫:「ブラックジャック」(ブラックジャック役),「ふしぎの海のナディア」(ネモ船長役)
・東地宏樹:「プリズン・ブレイク」(マイケル・スコフィールド役),「ジパング」(草加拓海役)
・平田広明:「ER 緊急救命室」(ジョン・カーター役),「ONE PIECE」(サンジ役)
・杉田智和:「涼宮ハルヒの憂鬱」(キョン役),「銀魂」(坂田銀時役)
・中井和哉:「ONE PIECE」(ロロノア・ゾロ役),戦国BASARA(伊達政宗役)
・岡本信彦:「鋼殻のレギオス」(レイフォン・アルセイフ役),「明日のよいち!」(烏丸与一役)
本稿では「DRAGON RISING」の概要を紹介しつつ,その魅力をお届けしていこう。
上記のストーリーからも分かるように,本作は現代戦をモチーフとしており,キャンペーンモードではアメリカ軍海兵隊の兵士として,中国人民解放軍と戦っていくことになる。戦場となるスキラ島の情景は,隅々まで見事なグラフィックスで描かれており,地面の凹凸,岩の一つでさえも戦いに利用できるように計算されて配置されているところがすごい。
ゲームエンジンは,Codemastersが独自開発した「EGO」エンジンが使われており,これは同社のレースゲームにもっぱら使われてきたもの。広大な情景をストレスなく一気に描画する能力に優れており,これほどのグラフィックスながら,カクつきなどはまったく感じない。
ハリウッド映画のようなマッチョなヒーローが単独で活躍するのではなく,配下のチームに指示を出しながらジワジワ敵を制圧していくのが「オペレーション フラッシュポイント」の醍醐味だったが,「DRAGON RISING」でもその特徴は健在だ。
基本4名で構成されたチームを率いて任務を遂行していくのだが,戦況に応じて隊列を変化させたり,援護射撃を指示したりしながら戦い抜いていく。FPSプレイヤーとしての腕前以上に戦略的な思考を要求されるわけだが,逆に言えば,頭をひねりさえすればどんな困難な状況も打破することが可能。やたらに撃てばいいわけではないのだ。
隊員に対する命令だけでなく,突破が困難な拠点などに対する砲撃要請を行うことなどもできるので,戦略の幅は広い。
腕に被弾すれば銃の命中精度が低下し,足に被弾すれば走れなくなり,当たり所が悪ければたった一発の銃弾で即死する本作において,チームへの命令/支援要請は重要となる。
難度にもよるのだが,敵の索敵能力と射撃精度が高すぎて勝負にならないというほどではなく,慣れたプレイヤーがうまく地形を利用すれば,敵の拠点の一つや二つ,一人で制圧することも不可能ではない。
ただし,いくら射撃テクニックに優れていたとしても,実戦同様,どうしても運の要素が絡んでくるため,それはあくまで最後の手段であり苦肉の策だ。
味方がいるなら,当然協力して攻めたほうがいいだろう。本作に関しては自分一人が英雄になるよりも,犠牲者ゼロでの任務完了を目指すべしだ。可愛い兵士達を,全員生きて国に連れ帰ってやろうではないか。
部下への命令を下すには,ゲーム中に画面上にクイックコマンドを表示することになるが,項目がよく整理されており,なにより日本語なので分かりやすい。具体的に,どういうときにどういう命令を出すべきなのかは実戦で慣れていくしかないだろうが,上官心得の第一は「時間のかかる最善策より,すぐに下せる次善の策」である。スピーディな現代戦において,アレコレ悩んでいる暇はない。
なお,本作の開発には現役および退役軍人がアドバイザーとして参加しており,登場する戦術は,もちろん実際に採用されているものばかり。加えて,兵士の心理状況までも非常に細かく再現されている。
敵味方問わず,危険な状況に置かれ続けると部下が命令に従わなくなったり,最悪の場合,逃亡してしまうことさえあるのだ。つまり,ある程度熟練したプレイヤーなら,制圧射撃を続けて敵部隊の恐怖心をあおるといった高度な心理戦も可能になっているということである。戦場心理を巧みに使って,戦いを有利に進めよう。
以上のように,一般のミリタリーFPSとは一線を画する戦場の“リアル”を何より優先した本作。並のスリルでは満足できなくなったゲーマーの渇きを,存分に満たしてくれるだろう。
現在実際に使用されている兵器が多数登場するところも,リアル系FPSの大きな魅力。本作でも,銃火器などの武器はもちろん,装甲車やヘリなどの大型兵器も多数扱えるのだ。ここでは,70種類にも及ぶ武器や,50種類にもおよぶ戦闘車両の中から,ごく一部をピックアップして紹介しよう。それでも,見事なグラフィックスで描き込まれた,ディテール豊かな武器/兵器の姿に感動できるはずだ。
特殊部隊御用達のM4カービンは,M16A2の全長を短縮し軽量化したモデル。取り回しのよさから,特殊部隊や空挺部隊など,近接戦闘が頻発する部隊で使用されることが多い。M4A1はそんなM4カービンの3点バーストをフルオートに変更したもので,本体上部のレシーバーにさまざまなアタッチメントが取りつけられる
アメリカ軍の正式ライフル。口径は5.56mmで,アルミ合金とプラスチックを多用することで軽量化が図られている。ベトナム戦争時に正式ライフルとして採用されて以来,現在までさまざまなバリエーションが製造されている。その最新型がM16A4だ
バレット社が開発したセミオート式の狙撃銃。巨大な弾倉からも分かるように,大口径の12.7mm弾を使用し,装甲車などにも損傷を与えられるパワフルなライフルだ。焼夷弾や徹甲弾など,状況に応じて数種類の弾丸を使い分けられる
アメリカ軍の携行式地対空ミサイル。低空を低速で飛行する航空機に威力を発揮する。パッシブ式赤外線/紫外線シーカーが用いられ,ミサイルが独自に目標を追尾するため,射手がロックオンし続ける必要がない
さて,ここまでは主にシングルプレイの要素について紹介してきたが,やはりFPSの醍醐味といえばマルチプレイである。シングルプレイとマルチプレイで,ガラリと雰囲気が変わるのも一つの特徴といえるかもしれない本作だけに,マルチプレイを遊ばずにDRAGON RISINGを遊んだとはとてもいえないのだ。
まず,Co-opモード。Co-opでは最大4人のプレイヤーで,キャンペーンを最初から進めるか,あるいはすでにクリアしたミッションから好きなものを選んでプレイすることが可能だ。
ボイスチャットを活用すれば,いちいち命令を下す必要もなく,直感的なプレイが可能になるなど,シングルプレイとはまったく違った戦いが繰り広げられることになる。
また,対戦モードでは「殲滅作戦」と「潜入作戦」のどちらかを選択してプレイできる。どちらも最大8人(4vs.4),まで参加が可能になっており,殲滅作戦はいわゆるチームデスマッチ,潜入作戦はアメリカ軍が攻撃側,人民解放軍が防衛側となって基地をめぐって戦う攻防戦となっている。
マップが広大なうえ人間同士の戦いなので,お互いなかなか銃弾を当てるのは困難。さらにヘリや戦車といった大型兵器も使用できるため,マルチプレイのスリルと興奮はシングルプレイをはるかに凌ぐ。手に汗ダラダラ背筋はゾクゾクの駆け引きが病みつきになること間違いなしだ。
数あるリアル系FPSの中でも,割と難度が高い部類に入る本作だが,理不尽な難しさではなく,試行錯誤すれば必ずクリアできるバランスになっている。リアルさを追求したゲームではありながらも,マルチプラットフォーム化に伴ってより遊びやすく,ハードルが低くなるように調整されており,戦場ビギナーにはありがたいことだが,ハードさを求めるプレイヤーには若干ヌルく感じてしまうかもしれない。
しかし,そんな重度の戦争中毒兵士には難度“HARD”が用意されているので,プレイを極めたいと思ったらぜひ挑戦しよう。全体的に良作であることは間違いなく,とことん硬派なFPSがやりたい気分なら,DRAGON RISINGに決まりだ。
- 関連タイトル:
OPERATION FLASHPOINT: DRAGON RISING
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(C) 2009 The Codemasters Software Company Limited ("Codemasters"). All rights reserved. "Codemasters"(R) is a registered trademark owned by Codemasters. “Operation Flashpoint”TM, "Dragon Rising"TM, “EGO”TM and the Codemasters logo are trademarks of Codemasters. All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are being used under license. This product is not endorsed by the US Department of Defense.
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