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12のメディアが激突! 「レジスタンス 〜報復の刻(とき)」メディア対抗イベントの模様をレポート。ユーザー大会は4月25日に開催
レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜は,PlayStationプラットフォームで展開されている人気アクションシューティングの最新作で,今回は初のPSP用ソフトとしてリリースされる。
“キメラ撲滅特殊部隊 実践試合”と銘打たれたこのイベントは,本作のPR企画として開催されたもので,全部で12のメディアが一堂に会するという,なかなか大がかりな内容だった。対戦イベントの上位入賞者3名(3メディア)には豪華賞品が贈呈される。1位がPSP カーニバルカラーズのうち,好きな色のものを3種類,2位はPSP カーニバルカラーズのうち,1位が選んだもの以外の残りの1色,3位はミリタリー飯となっていた。
「読者プレゼント用に新色PSPを勝ち取ってくれ」という担当編集者からの依頼を受け,筆者は4Gamer代表としてイベントに参加したのだが……。まぁ,イベントの模様を順にレポートしていこう。
12のメディアがぶつかり合う対戦イベントは,本作のプロデューサーでありイベント参謀総長を務める“永井ジョナ勝”氏(以下,永井氏)による,開会の挨拶によって幕を開けた。
……つもりだったのだが,前ばかり見ていたからか後ろから狙撃され,殺されてしまった。マルチプレイ対戦では,死んでも一定時間が過ぎると復活できるので,気合を入れ直して試合再開だ。
今度は物陰に隠れつつ,敵を見つけた瞬間に奇襲をかける作戦に。すると廃墟ビルの上から狙撃され,またまた死亡。上からとは,盲点だった。
その後,デッド&リバースを繰り返すもなかなか相手を仕留めることができない。うまいことキル数が稼げず,その結果どんどんポイント差を付けられていく。そんなこんなで,なんの見せ場も作れずにタイムアップ。結果はまたしてもワースト1位という,言い訳の言葉も思いつかない有り様であった。
読者の皆さんのために新色PSPを持って帰ることはできませんでした。ごめんなさい。
ちなみに,敗者は本来のメディア席には戻れず,会場の隅にあるゴザの上に座らされるという,屈辱的な罰が用意されていた。これがSCEの……いや戦場の厳しさなのだろう。
さて決勝戦は,一回戦を勝ち抜いた6メディアでの戦いとなり,そこで好成績を収めた上位3メディアが,入賞者となる。
さすがに厳しい戦いを制してきた猛者達によるバトルだけあり,緊迫した展開が続き,誰が勝つかはまったく分からない状態に。しかし,ラスト数秒で電撃PlayStationのJ氏が底力を見せ,見事な逆転で勝利をもぎ取った。最終的には,1位が電撃PlayStationのJ氏,2位が週刊ファミ通のBUNBUN氏,3位がファミ通PSP+PS3のMEMA氏という結果に。4Gamer代表の筆者はゴザの上で正座だ。
序盤,マシントラブルでゲームが落ちてしまうというアクシデントがあったものの,常時SCEチームが大きくリードし続け,メディアチームを圧倒。メディアチームも必死にくらいついていくが,逆転はかなわず,最後は142対56という大差でSCEチームが勝利した。
その後,永井氏によるイベント終了の挨拶と共に,ユーザー参加による対戦イベント“KBTB JAPAN Tryout”が4月25日に開催されることも発表された。永井氏は,「この大会は,タイトルがリリースされて一か月後のイベントなので,非常にレベルの高い戦いが見られるのではないかと期待しています。今後もレジスタンス 〜報復の刻〜をよろしくお願いします」とコメントし,イベントを締めくくった。
また,本作にはオートエイム機能が用意されており,初心者でも比較的気軽に銃撃戦が楽しめる。乱戦時に,狙いたい相手がうまく狙えない(奥の敵を狙いたいのに手前の敵に照準が合ってしまう)こともあるが,コツさえ掴めば問題なくプレイできるはずだ。
今回のイベントでは,遮蔽物や高低差を利用した戦法が非常に重要だということも,身をもって確認できた。それと関連することだが,戦場マップをしっかりと覚えておくことも重要である。マップが変われば,高低差のあるポイントや遮蔽物の有無,武器のポップする場所なども当然変わる。それらを熟知しておけば,戦闘を常に有利に展開できる。
今回はゴザの上で堪え忍ばざるを得なかったイベントだったが,センスある読者の皆さんは気付いているかもしれない。本作のサブタイトル“報復の刻”は我々4Gamerにこそふさわしいことに。そう,刻をむかえ,ゴザの上から栄光を掴むためには,まずゴザの上に降り立たなければならないのだ。
ということで最後にもう一度だけ言わせてほしい。読者の皆さん,賞品を獲得できずにすみませんでした……。
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レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜
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