このゲームの読者の評価
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検事である必要がどこにあるんだ? 70 - 投稿者:ジェロニモ(男性/40代)
- 投稿日:2011/02/06
- 良い点
- 前作から変わらずの独自の謎解き。
- 悪い点
- 検事なのに法廷で勝負をしない。
なのでゲーム的には面白いけれども、シナリオ的には違和感を感じる。
たとえるなら『殺し屋』というタイトルで『誰も殺しません』と言うような・・・『タイトルと中身ちがうじゃん』という違和感を凄い感じた。 - 総評
- 色々な証拠品やヒントを集めて、それを武器に容疑者と法廷では無く、事件現場で繰り広げられる探偵ゲームのような作り。
シナリオ的には以前と同様のクオリティを誇っているものの、逆転裁判を超える作品には仕上がっていない。
逆転検事とはいうものの、ゲームの主人公は検事である必要がないような『事件が発生して、その場で解決』といった作品。
そういったストーリーの違和感はあるものの、謎を解明していくという部分においては前作とかわらず楽しめるので面白い事は面白いです。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 3 3 4 3 -
初めてプレイした推理ゲーム 75 - 投稿者:水瀬(女性/30代)
- 投稿日:2010/03/14
- 良い点
- ・キャラクターが結構喋ってくれる
・旧作キャラクターが多い
・室内を歩き回って自分で証拠品を探せる
・サクサクプレイできる
・ロジックで悩める
・メインキャラクターたちの過去話が見れる
・エンディングも納得出来るもの
・キャラクターの動きが面白い - 悪い点
- ・すぐクリア出来てしまう
・犯人が推測しやすい
・少しホラーっぽい描写の場面がある - 総評
- 以前から興味を持っていた逆転シリーズ。初プレイがこのゲーム。
キャラクターの性格や立場など、ある程度知っていたので楽しめました。
この手のものが初めてな私でも、集中プレイすると2日でクリアできちゃいました。
なので、内容が薄いといえば薄いのかもしれません。
旧作をやった方ならもっと楽しめると思います。
3章序盤のあのシーンは今でも忘れられません・・・ブルブル。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 5 4 2 -
ライトユーザーでも安定して楽しめる推理ゲーム 85 - 投稿者:ねこSP(男性/40代)
- 投稿日:2009/09/02
- 良い点
- 1・犯人を追及するシステム
2・キャラモーションの豊富さ
3・ライト層にもとっつきやすい推理シナリオ - 悪い点
- 1・旧キャラを知っていなければ楽しみが減少
2・トリックの単純化
3・ちょっとフラッシュが多くて眩しい。 - 総評
- 自分は逆転裁判1〜4まで全てプレイしている。
しかも全シリーズ何周もしており様々なグッズを買う程のファンである。
だが、その先入観無しでレビューをさせて頂こうと思う。
まず最初に感じたのはモーションの豊富さであった。
キャラの動きは漫画的で現実離れしている感はあるが
非常に小気味のいい動きで好感が持てた。
犯人追及に必要な情報と証拠品を集めるアドベンチャーパートは
推理ゲームに置いては殆どが退屈で詰まらないものである。
だがドット絵で描かれたキャラの動きや、ごく普通の置物を調べた時にまで
しっかりとキャラクターの反応が書き込まれており
巷に溢れている推理ゲームとは確実に一線を画している。
証拠品を集め終わると犯人を追いつめるパートに移行する。
このパートでは容疑者や証人の証言に潜む矛盾を
収集した情報と証拠品によって論破するのだ。
論破した時の犯人が起こすリアクションや、窮地に追い込まれていても
必ず最後は逆転するというシナリオ構成で非常に燃える要素が籠められていた。
推理というジャンルは元来、敷居の高いものではあるが
それを漫画的なキャラクターが敷居を低くしてくれている。
さらにトリックや難易度は低めに抑えてあり、推理物を読まない人間でも
十分に解ける内容である。
キャラクターも魅力的なキャラクターが多く、どのキャラも印象に残る。
ありがちでステレオタイプなキャラは殆ど存在せず、どのキャラもかなり濃い。
これが硬派な推理物であったならキャラクターが浮いてしまうだろうが
世界観にマッチしており違和感がまったくない。
そういう世界なのだな、と認識してプレイできる。
ただ難点いくつか難点もある。
長く推理ゲームをやってきた人間には歯ごたえがやや薄いかもしれない。
意外性のある犯人はほぼ、いないだろう。
それから旧作からの登場人物が多い。
それはファンサービスなのだろうが、少々出すぎている。
前作からではなく検事から入った人間ではかなり戸惑うだろう。
いきなり出てきたキャラが新キャラより出番が多くなったりすれば当然である。
あと一点としてはフラッシュの回数が多い。
むやみに使いすぎている。
もう少し限定して効果的な場面でビシッと使ってもらいたいものだ。
さて点数だがグラフィックは非常に書き込まれておりDSレベルでは最高レベルであるといえるだろう。
サウンドは耳に残る曲が少なかったものの、効果音の使い方が非常に上手かった。
快適さは工夫はされているがバックログ機能がなかったり
完全なモーション飛ばしが不可であったりするため標準であると判断する。
ストーリーは文句なしに良い。
ボリュームも推理ゲームにしてはかなりのものである。
推理ゲームでは往々にしてボリューム不足が指摘されるが
この作品に関しては、むしろ多すぎると言われる程だ。
近年発売された推理ゲームはかなり高レベルな作品である。
一味違った推理ゲームを求めている人や、推理ゲームの世界に入る足がかかりとして
是非、お勧めした逸品である。
――――― ここまで先入観無し視点 以下、ファン視点レビュー ―――――
逆転シリーズの新作として、期待していた作品。
まず一つ言いたいのは今まで敵だった検事を主人公にした
ユーザー視点の発想には感謝したい。
ゲーム中に旧キャラがふんだんに出てくるのはニヤリとさせられた。
後は恒例の脚立も出てきてファンとしては実に満足だ。
シナリオは前作のライターではないのでキャラが違和感なく動いてくれるか
不安ではあったが、危惧していた違和感も僅かで今作のライターが逆転シリーズを
非常に研究しているのが見て取れた。
むしろキャラクターは4に比べると今作の方が好きなキャラが多かった。
正直に言わせて頂くと、美雲に萌えました。
ただ過去作に比べるとトリック面での貧弱さは否めない。
ライト層に合わせたのだろうが、難解なトリックに気付いた時の
カタルシスは弱くなってしまった。
話も前作に比べると浅い。
法に対する葛藤や守るべきものの価値、裁判のあり方などの
作り手からのメッセージ性は薄れている。
音楽は過去作の方が良かった。
過去作の曲は今でも口ずさめるが今作の曲は今ひとつ記憶に残っていない。
ロジックシステムやアドベンチャーパートの大幅な変更は成功だったといえる。
特にアドベンチャーパートの変更は感覚的に殺人現場の配置を掴みやすく
より分かりやすい内容に仕上がっていた。
とまあ旧作から比べると……。
という点は多いが、それを補う要素は多かった。
何より逆転裁判におけるキャラクターや
ユーザーに対する愛に満ち溢れた作品である
というのが自分の最大評価できる点である。
過去作品のファンならば、買って損はしない内容だ。
4で少しがっかりしてしまった人にも、是非。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 3 5 5 -
「4」より「検事」派 75 - 投稿者:ねぼすけ(男性/40代)
- 投稿日:2009/06/12
- 良い点
- 「逆転裁判」シリーズの基本的なシステム、ストーリー展開の手法、キャラクターを踏襲しながら、「逆転裁判4」では得られなかったような新鮮さを味わわせてくれた。
「ロジック」「推理」あたりは、従来の逆転裁判的なのだが、捜査時にキャラクターを画面内で動かせるだけで、印象がここまで変わるとは思っていなかった。これは素直に嬉しい驚きだ。
ストーリー的にも「逆転」の名に恥じない、逆転の連続。
いったんは窮地に追い込まれながらも、そこで逆転を重ねて巻き返していく過程は心地良い。 - 悪い点
- これは「逆転裁判」シリーズに共通しているのだが、個性的なキャラクター達のモーションは、ゲームの中盤あたりで見飽きる。
一度見飽きてしまうと、今度はそれがゲームを進める上での気持ち悪い足かせに感じられてくる。
これをスキップできる設定なんかも、そろそろ欲しいところ。
あれがあってこその逆転シリーズだというのは十分理解できるのだが、あれのせいで途中で眠くなってしまうこともしばしばあった。 - 総評
- 良くも悪くも「逆転裁判」シリーズの一本。
過去の作品が好きな人なら間違いなく楽しめる。
ただ、もし「逆転裁判4」で「もうこのシリーズはおなかいっぱい」と思った人も、一度遊んでみる価値があると思う。
ここまで全作を遊んできた感じからいうと、逆転検事が逆転裁判1〜3の正当な続編で、逆転裁判4が外伝的な意欲作だったんじゃないかとすら思う。
「逆転裁判5」よりむしろ「逆転検事2」に期待したい。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 4 4 5
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