［TGS 2009］スクエニブースに噂の魔王とスペシャルゲストが！「ドラクエIX」データのサプライズ配信中！

配信中の大魔王の地図は「デスタムーアの地図」と「シドーの地図」。中央の通路側と，その反対側でそれぞれ配信されていた

　発売から約2か月以上経過した現在も，今だ人気の衰えが見えない「ドラゴンクエストIX　星空の守り人」。9月24日のビジネスデイ初日も，会場での「すれちがい通信」の相手には困らない様子だった。今年のスクウェア・エニックスブースでは，「ドラクエIX」自体の展示はなかったが，ソフトを持って来場するプレイヤーに向けて，ややサプライズ気味の配信サービスが行われていた。

　まずはビジネスデイ初日，アーケードのカードゲーム機「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII（DQMBII）」をプレイすることで配信される2種類の「大魔王の地図」が，TGS会場でも配信されたのだ。「DQMBII」でこれらの地図を受信する場合，ゲームにそれぞれの大魔王を出現させなければならず，「DQMBII」を遊んでいない人には，誰かに頼るしか手がなかった。しかしTGS会場には，常に地図が配信可能な状態の「DQMBII」筐体がスクウェア・エニックスブースに配置されており，ニンテンドーDSと「ドラクエIX」のソフトを持ってすれちがい通信をすれば，「デスタムーア」「シドー」それぞれの地図をゲットできたのだ。

筐体の近くですれちがい通信の手続きを行えばOK。画面が真っ暗になって大魔王が現れるおどろおどろしい演出は必見だ。ちなみに地図の発見者は「すくえに」

　さらにもう一つのサプライズが，ゲストキャラクターの配信。こちらはスクウェア・エニックスからWi-Fiによる配信などで，ゲストキャラクターがゲームの中にやってくるというもので，9月24日の時点で4名が配信されている。今日のスクウェア・エニックスブースでは，なんと5人目のゲスト・ハッサンが配信されたのだ。ハッサンは1995年に発売された「ドラゴンクエストVI 幻の大地」に登場したキャラクターで，今回その「VI」のリメイク版（ニンテンドーDS）が同ブースに出展されているというのも小粋な演出である。

通常のすれちがい通信相手と同じように，ハッサンがお客としてやってくる。名前の欄が通常と違って赤いのが特徴だ

ハッサンの配信は，電波状態の関係で魔王の地図と交互に配信されていた。さてその姿は……ぜひ自分の目でご確認を

　会場のスタッフに聞いてみたところ，嬉しいことにこれらは一般入場日にも配信される予定とのこと。ただし来場者数や会場の電波状態の関係もあって，配信のスケジュールは25日の状況を見て決定するとのことだった。

　26〜27日に来場する際は，まずニンテンドーDSと「ドラクエIX」のソフトを忘れないこと。さらに当日の朝，スクウェア・エニックスブースで配信のスケジュールをチェックしておこう。

こちらは，Wi-Fi通信を用いてプレイヤーがスクウェア・エニックスにデータを送ることで実現した，「ドラクエIX国勢調査」のデータ。なかなか興味深いデータだ