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[TGS 2009]今年は「鉄鬼」が東京ゲームショウのエントランスと平和を守る!
まだCBTも実施されていない本作だが,NTTコミュニケーションズのブースでプレイアブル出展されている。さっそく出展バージョンで遊んだり関係者に話を聞いたりしてみたので,プレイレポートをお届けしよう。
「鉄鬼」は,韓国ゲームハイが開発し,ゲームヤロウが国内運営を手がけるロボット系のミリタリーシューティングだ。ゲームエンジンにUnreal Engine 2.5を採用しており,シューティングの命であるレスポンスなど,ゲームとしての土台部分は好感触である。
機体は全部で8タイプが用意されており,内訳は「軽量型」「火力型」「強襲型」「工兵型」「重量型」「狙撃型」「観測型」「整備型」となっている。ちなみにエントランス前に展示されていたのは狙撃型。
各タイプの特性は,名前を見ればなんとなくイメージできると思うが,念のため一部補足すると,工兵型は地雷や“防御壁”を設置して戦う。この防御壁は,敵からの攻撃を防ぎ,自分からの攻撃は一方的に行えたりする。観測型は小型ロボを排出し,広い索敵能力を有するのが強みだ。
いま紹介した2タイプは,どちらかというと支援タイプに含まれるが,本作は協力系のマルチプレイモードが充実しているのが特徴。本作のゲームモードに関しては,時間内の撃破数を競う“デスマッチ”,マップ内の拠点ポイントを奪い合う“占領モード”,仲間と協力して行う“キャンペーン”などがあり,最大で16体同士が戦う大規模バトルも実装予定である。
機体のカスタマイズもでき,武器などのパーツを付け替えて自分好みの機体に仕上げられる。ただし各パーツはベースとなる8タイプの機体に紐づいており,例えば軽量型の機体に重量型の武器を搭載はできない。そのほか,機体へのペインティング機能が予定されている。
今回出展されたバージョンは,日本語にローカライズされたバージョンとしては,初めて一般向けに公開されたものだ。チュートリアルしかプレイできなかったが,ローカライズ作業そのものは順調に進んでいるようだ。韓国でのサービススケジュールが予定より若干遅れており,そこだけがちょっと心配。
現在サービススケジュールに関しては,2009年内にβテストを行い,2010年3月までに正式サービスへ移行予定。ミリタリー系のFPSは日本でもかなりの激戦ジャンルとなっているが,ロボット系のTPSはまだまだ少ない。同社がサドンアタックのノウハウを生かせば,このジャンルで新たな層を切り開くことも十分期待できそう。続報が気になるところだ。
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