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「Alteil II 〜銀陽帝大戦」(以下,アルテイル2)をサービス中のGPコアエッジから入手した資料を元に,ゲームに登場する四つの神族の特性や,戦いの進め方を指南する
「神族別攻略連載」。第3回となる今回は,大地と炎を司る
「ゴウエン神族」の攻略法をお届けしよう。
ゴウエンは高い攻撃力を持つ神族だが,使いこなすには,ほかの神族と異なるスキルの発動タイミングをしっかりと把握することが重要。下の解説を,ぜひスキルアップに役立ててほしい。
なお4Gamerでは以前,本作の概要や,基本的なルール/遊び方を紹介する初心者向け講座
「アルテイル2 はじめの一歩」を,2回にわたって掲載している。どんなゲームか知りたいという人は,まずはそちらに目を通しておこう。
■「神族別攻略連載」第1回(リフェス編)
■「神族別攻略連載」第2回(ローティア編)
■「神族別攻略連載」第4回(ファルカウ編)
■ゴウエン神族
ゴウエンは“大地と炎”を支配する、4神の中で唯一の男性神です。支配する部分のイメージのとおりに、ゴウエン神族のユニットはその力強さが特徴的です。
高い攻撃力を誇るだけでなく、スキルの発動するタイミングが特異であるため、対戦相手を翻弄できるのもゴウエンならではです。[ブレイク]のときに発動するスキルは、発動タイミングが遅い半面、非常に強力な効果を持っています。逆に、カードをセットした直後に発動するスキル(オープンスキル)を持ったユニットも多く存在します。
それでは、さっそく神族『ゴウエン』ビギナーズファイルを紹介致します。
URL:http://www.alteil.jp/card/cardpack/al2_g_starter.html
■ゴウエン神族のビギナーズパック
ゴウエン神族の特徴の一つが[ブレイク]です。[ブレイク]とはユニットの特別な状態のことで、[ブレイク]になった次のターンに効果を発揮します。1ターンの“溜め”を必要とする代わりに、大きなダメージを与えることができるのがポイントです。このファイルでは、「東方の流浪剣士」「猫剣聖『リト』」といった2種類のユニットが存在します。
「東方の流浪剣士」は横一列にダメージを、「猫剣聖『リト』」は単体ユニットに大ダメージをそれぞれ与えることができます。[ブレイク]を使いこなして、敵軍を制圧しましょう。
(画像左から)「東方の流浪剣士」「猫剣聖『リト』」
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「遺跡ハンター『ラッセル』」
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さらに、特殊なユニットとして「遺跡ハンター『ラッセル』」がいます。このユニットも、[ブレイク]になった次のターンに発動するスキルを持っているのですが、特にダメージを与えるということはありません。
その代わり、他のユニット「東方の流浪剣士」や「猫剣聖『リト』」を[ブレイク]にすることができます。これらのユニットの強力なスキルを“溜め”の必要なく使えることは、対戦相手にとって大きな脅威となることでしょう。
ゴウエン神族の第2の特徴は、「オープンスキル」でダメージを与えることで自分のペースを作れることです。例えば、前のターンでの戦いでHPが10だけ残ってしまった。といったときに、そのユニットを「オープンスキル」で倒すことで、戦闘に参加できる敵軍ユニットの数は1体減ります。そうなると、そのターンの戦闘でも有利に戦えることでしょう。
このファイルの中では、オープンスキルでダメージを与えるカードとして、「竜族の息」「爆炎の魔法使い」の2種類が存在します。
まず「竜族の息」はグリモアですが、敵軍ユニットから1体選んで、HPを30減らすことができます。ここで覚えておきたいのは、DFによって軽減されないということです。DFが高いリフェス神族などが相手の時は、ゴウエン神族のファイルは非常に苦戦を強いられることが多いのですが、そんな中、この「竜族の息」は非常に頼りになることでしょう。
次に、「爆炎の魔法使い」について解説いたします。このユニットのオープンスキルは、敵軍ユニットからランダムで2体選んで20〜50のダメージを与えるというものです。ソウルパワーを2必要としますが、そのコストに見合う効果が期待できます。
さらに、このユニットは、一度使用した「竜族の息」を再度使えるように、ファイルに戻すことができるという特別なスキルを持っています。対戦終盤などで、ユニット同士の戦いが拮抗してきたときなど、このユニットによって勝利がもたらされることは少なくありません。
(画像左から)「爆炎の魔法使い」「竜族の息」
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■バトルの流れ
次は、実際にどのようにファイルを使えば勝てるのか、ユニットを出す順番について、解説いたします。
序盤
まずは、Lv2のユニットでかつ攻撃役である「傭兵王国の女性剣士」「東方の流浪剣士」といったユニットをセットしていきます。次に、自軍ユニットの攻撃力(AT)を強化してくれる「傭兵王国の右腕」をセットします。序盤にソウルパワー(SP)を確保しておくと、中盤以降の展開が楽になるでしょう。
「傭兵王国の女性剣士」のアクションスキルは強力なのですが、使うためにはSPが1必要になるので、中盤以降の展開に備えてSPを確保する場合には、使いすぎに注意しましょう。またユニットを[復活]させるためにもSPが1必要ですので、戦況によっては[復活]できなくなるまでユニットを[復活]し続けるのではなく、ときには早々にリムーブ([復活]させずに[セメタリー]へ送ること)することも重要になってきます。
なぜならリムーブした場合、そのユニットのLv分のSPが還ってくるからです。
(画像左から)「傭兵王国の女性剣士」「傭兵王国の右腕」
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「辺境の魔法剣士」
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中盤
序盤に出したLv2のユニットより強いLv3のユニット「辺境の魔法剣士」「猫剣聖『リト』」をセットします。「辺境の魔法剣士」は一度行動順が回ってくると、オートスキルによってパラメータが大幅に上昇します。しかし、AGIが1であるため、行動順が回ってくる前に倒されてしまわないように注意する必要があります。くれぐれも「辺境の魔法剣士」をセットするときには孤立しないように注意しましょう。
「猫剣聖『リト』」は、[ブレイク]のときに大きなダメージを与えることのできるユニットです。1ターン何もできない代わりに、消費SPを必要とせず大きなダメージを与えることができるので、積極的に使っていきましょう。
「猫族の騎士」
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終盤
先程も触れましたとおり、ユニットが倒されてリムーブしたときには、そのユニットのLvと同じだけのSPが戻ってきます。中盤に出したユニットがリムーブし、SPが増える終盤はオープンスキルによってダメージを与えることのできる「爆炎の魔法使い」「竜族の息」をセットし、残った敵軍ユニットを倒しましょう。
ユニット同士の戦いが拮抗しているときなど、これらのオープンスキルを持ったユニットが自軍ユニットを有利に導いてくれることでしょう。
また、「爆炎の魔法使い」は「竜族の息」を何度でもファイルに戻すことが可能です。毎ターン「竜族の息」を使うことができれば、勝利は目前です。
最後に、「猫族の騎士」は最大6回分の攻撃を与える強力なスキルを持っています。倒しきれなかったユニットを倒して、勝利を収めましょう!
対戦の様子の一例をご紹介します。
それでは、最後にこのファイルのポイントとなるカードを紹介いたします。これらのカードを使いこなせば、勝利は揺るぎないものとなるでしょう。
<遺跡ハンター『ラッセル』>
自分が[ブレイク]のときに、自分以外の自軍ユニット1体を[ブレイク]にすることができるユニットです。[ブレイク]のときに発動するスキルを持っている「猫剣聖『リト』」や「東方の流浪剣士」と一緒に使いましょう。
「遺跡ハンター『ラッセル』」がいることで、[ブレイク]にするための何もできない1ターンを[攻撃]や[待機]に使うことができます。
<猫剣聖『リト』>
オートスキル「死屍裂斬」は、[ブレイク]のときに発動し大ダメージを与えるスキルです。「死屍裂斬」を使用するためには、1ターン何もできないという代償はありますが、消費SPは0で大ダメージを与えることができるため、非常に見返りが大きいです。
<爆炎の魔法使い>
オープンスキルで2体のユニットにダメージを与えることができ、またグリモア「竜族の息」を何度でもファイルに戻すことのできる、終盤で非常に役に立つユニットです。
倒しきれなかったユニットを倒すための最後の切り札として、活躍することでしょう。