都市建設シミュレーション，「Dawn of Discovery」のデモ版を4GamerにUpした。
　中世のヨーロッパ，プレイヤーは辺境の土地に植民し，村を興して大きな都市へと発展させていく。「あまり聞いたことのないタイトルだけど，グラフィックスにはなじみがある」という人は，創世紀シリーズのファン。Dawn of DiscoveryはUbisoft Entertainmentが6月のリリースを予定している箱庭ゲームファンの期待作，「Anno 1404」の北米向けタイトルなのだ（関連記事）。


　ゲームをスタートさせると，大都市から一隻の帆船が出港していく。やがてたどり着いたのは，小さな船着場があるさびれた村で，プレイヤーはこの村を発展させていくわけだ。お偉いさんからの指示が随時届くので，それをこなしていけばゲームの進め方が分かるという，チュートリアルを兼ねたシングルプレイキャンペーンがプレイできる。

　まずは農民の村をいくつか建て，次に木材調達のためきこり小屋を，そして魚を捕らえるために漁師小屋をそれぞれ建設していこう。
　このあたりは一般的な都市建設シムと同様だが，本作は船を使って交易ができるようになっており，余った木材などを別の街に持っていって売ったり，建設に必要な道具類を購入したりできる。マップ上，霧がかかって見えない場所に船を進めていけば，新たな島を発見したりできるので，建設の合間をぬってマップを踏破してみるのも面白い。
　

　しばらくプレイしていると，海のどこかに漂っている荷物を拾って来いとか，木材を調達して持ってくるようにといったクエストが提示される。これらをクリアすると資金をもらえたりするので，これを使ってまた街を大きくしていくのだ。

　一見すると地味なグラフィックスだが，ズームしてよく見ると細部まで書き込まれていたり，人々が生き生きとして生活していたりなど，さすがに人気の高いAnnoシリーズならではと思える都市建設ゲームになっている。

「Dawn of Discovery」公式サイト

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