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[TGS 2008#039]劇場版「バイオハザード ディジェネレーション」の発表会が開催
世界的な人気シリーズ「バイオハザード」が今度はフルCGで映画化!
今さら言うまでもないと思うが,バイオハザードは1996年から続く人気シリーズ。同シリーズは,2002年よりミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写映画化されているが,今回は全編がフル3Dグラフィックスによる別系統の作品となっている。
発表会が始まると,まずは同映画の監督を務めた神谷 誠氏と,本映画及びバイオハザードシリーズのプロデューサーを務める小林 裕幸氏がステージに登壇。映画にまつわるエピソードなどが紹介された。
氏によると,近年はリアル系のCG映画の制作に対するハードルが高いようである。仮にバイオハザードシリーズをフルCGで映画化するとなると,人物のみならずクリーチャーなどにも高いクオリティが求められるのは必然で,それらに対して悩んでいたようだ。
だが制作を終えた今は,自分が想像していた以上に良いものができたと,神谷監督は満足そうに語る。
制作時にとくに気をつけた点としては,モーションキャプチャを使って人間の自然な動きを再現する,といった技術的な問題はもちろんのこと,何より「ワールドワイドで受け入れられる作品」を目指したとのこと。
確かにバイオハザードシリーズは,昔から海外での評価がとくに高く,しかも主人公の“レオン”や“クレア”をはじめとした登場人物や,シナリオの舞台,台詞なども主に英語圏である。これらを,アメリカ人が見ても違和感がないように作ることに,かなり心血を注いだとのことだ。
一方の小林プロデューサーは,シリーズの熱心なファンだけでなく,シリーズの未経験者でも楽しめるようにすることを常に考えていたとのことだ。
そして出来上がった曲を聞いた感想について聞かれた神谷監督は「バッチリ合っている」,小林プロデューサーは「映画のラストが若干謎めいた形で終わるので,それを吹き飛ばすかのようなガツンとした曲をエンディングに使いたかった。とても良いと思う」と語っていた。
映画「バイオハザード ディジェネレーション」は,10月18日から東京・新宿ピカデリー,大阪・梅田ブルク7,名古屋・ミッドランドスクエアシネマの3館で上映され,日本での上映期間は2週間限定となっている。下に本映画のプロモーションムービーを掲載するので,本稿のムービーを見て興味を持った読者は,忘れずにチェックしておこう。
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