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[GDC2008#35]突然蘇った元祖オーサリングツール「Director 11」で作成されたゲーム映像
先日,Adobeのオーサリングツール「Director」で実に久々のバージョンアップがあり,3D機能や物理演算などが追加され,3Dゲームまで作れる環境となってしまっている。
Directorといえば,プログラムなしでいろいろなマルチメディア作品が作成できるというウリで,20年くらい前に話題になったツールだ。WindowsとMacintoshの共用CD-ROM作成などで使われたり,一時はあちこちで使われ,Web上でも簡単なゲームが提供できるツールとして知られていた。しかし最近は同社が買い入れたFlashに押され,すっかり話を聞かなくなっていたのだが,ここにきていきなりのパワーアップ。何があったのだろう?
映像を見ればお分かりのように,3Dゲームがしっかり作れるツールとなっている。
「オーサリングツール」+「3Dモデル」+「物理演算」ということで,最近のものでいうと「ViZiMO」あたりと近い位置になるのかもしれない。とりあえず,プログラミングなしでこのレベルの3Dゲームが作れるツールということで,以前とはまた違った展開をしていきそうだ。
→「Adobe Director 11」公式サイト
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