プレイレポート
入門用としても,上級者の“ながらゲーム”としても注目。動物達が活躍するブラウザ型MMORPG「いきものがたり」プレイレポート
「いきものがたり」公式サイト
まずはキャラクターメイキングについて。本作でのプレイヤーキャラクターは,人間やエルフといったものではなく,動物をベースとした種族(二足歩行)となっている。カエル族,ワシ族,タヌキ族,ウサギ族,イヌ族,ネコ族,キツネ族,シカ族,ネズミ族,フクロウ族,ウシ族,クマ族という12の種族が用意されており,それぞれ性別も選択可能だ。ちなみにカラーリングは,メインカラーとサブカラーというカテゴリーで変更でき,前者では体全体,後者では目の色や手足など,部分的な色を変えられる。
さらにキャラメイクでは,職業をナイト,ローグ,メイジ,ドルイドの4種類から選べる。職業ごとの特徴については以下を参照のこと。筆者はウサギ族のナイトでゲームをスタートしてみた。
操作方法は,Wキーで前進,Sキーで後退,AキーおよびDキーで左右の旋回となっている。同様の操作はカーソルキーでも可能で,マウスクリックによる移動にも対応している。ちなみに,チャットウィンドウはEnterキーでアクティブにする形だ。
なお,レーダーの右側にあるアイコンをクリックするとマップが表示される。このマップには,レーダー以上に豊富な情報が表示されているので,「あれはどこにあったかな」と迷ったら,とりあえず開いてみるといい。
ゲーム開始直後の段階では,敵はかなり弱く設定されているため,戦闘もクエストもサクサクこなしていける。MMORPGに不慣れな人でも,アレコレ試していれば,すぐにゲームに慣れるはずだ。ただし序盤でも,洞窟などには若干強めの敵が配置されているので,油断は禁物である。
また,想像以上に“正当派”である点にも正直驚かされた。キャラクターが可愛らしい動物達ということで,世界設定もストーリーもライトゲーマー向けなんだろうなぁと思っていたのだが,冒険の舞台が未来の地球(有名なランドマークもいくつか確認できる)であったり,敵対集団との交戦などがクエストに盛り込まれていたりと,見た目以上に本格的な世界観が用意されている。
まだOBT中ということもあり,ゲーム内コンテンツが充実しているとはいえないものの,すでに600以上のクエスト,30以上のダンジョン,150以上のスキルなどが実装されており,遊びごたえは十分だ。
また,今回のテストプレイではそこまでたどり着けなかったが,ゲームを進めていくにつれて「生産システム」や「インスタンスダンジョン」などの魅力的な要素に触れられるようになる。これらは,自分のペースでゲームを楽しみたい人にとっては注目の要素と言えるので,ぜひ試してみてほしい。
本作では7月3日(日)20:00まで,会員登録をすれば誰でも遊べる“オープンβテスト2”が実施されている。ブラウザで気軽にプレイできる本格MMORPGということで,多くのプレイヤーがテストに参加することだろう。筆者も,テストサーバーでは確認できなかった他プレイヤーとの冒険を,たっぷりと楽しませてもらおうと思っている。
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