［G-Star 2013］PlayStation 4版も開発中の群雄アクション「Kingdom Under Fire II」の無双っぷりがよくわかる直撮りプレイムービーを紹介

　G-Star 2013のBLUESIDEブースに，群雄アクション「Kingdom Under Fire II」（PC / PS4 / PS3 / Xbox 360 以下，KUF2）がプレイアブル出展されている。過去のG-Starでもたびたび出展されているタイトルで，すでににCBTも行われている本作だが，ブース前には，「黒い砂漠（仮）」や「PERIA CHRONICLES」といった初出展の注目作に劣らぬ長い行列ができていた。


　KUF2の韓国でのパブリッシャはNHN（日本ではNHN PlayArt）で，過去のG-StarではNHNのB2Cブースに出展されていた。しかし今回は，NHNがB2Cへの出展そのものを取りやめており，デベロッパであるBLUESIDEが単独でブースを構えたのだ。

　KUF2は，アクションRPG，MMORPG，RTSといったジャンルが融合させ，「戦場」を軸とした幅広いコンテンツ/プレイスタイルが楽しめるオンラインゲームである。今回の出展バージョンでは，短いプレイ時間で来場客に魅力を伝えるべく，比較的シンプルな「ヒーローの操作に専念できるアクションRPGモード」と，上級者向けの「ヒーローに加え配下の軍勢を率いて戦うRTSモード」の2通りから選べるようになっていた。とりあえず今回は，RTSモードの直撮りムービーを掲載してみたので，ぜひチェックしてみてほしい。


　本作のRTSモードでは，ヒーローユニット1体と，計3つの「部隊」を操作して戦うことになる。プレイヤーが操作を行うときは，ファンクションキーで部隊（ヒーロー）を切り替える。例えばF1を押すとヒーロー，F2は歩兵，F3は弓兵，F4は魔法使いの部隊といった感じだ。
　部隊を操作するときは俯瞰視点で，まさにRTSライクなプレイフィールとなるが，F1を押すとヒーローの操作に専念できる。このときはTABキーでTPS風の視点に切り替えられるのだが，アクティブスキルなどが豊富に用意されており，操作感覚もアクションRPGそのものである。

　プレイ中は戦場全体を見渡しながら，状況に応じて部隊/ヒーローを切り替えつつ戦っていく。味方部隊がピンチに陥ったら，ヒーラー部隊の範囲回復スキルでサポートしたり，敵の集団を見つけたら魔法使いのメテオで殲滅したり，ヒーローユニットで直接敵と戦ったりと，従来の無双系アクションやRTSとはひと味違った，多種多様な遊び方ができる点が面白い。


　KUF2に関しては，4Gamerでも過去に何度か取材記事を掲載しているが，そのたびに思ったのは，「いつになったら遊べるようになるんだろう」ということ。ブースのスタッフに確認すると，どうやらついに，海外でのリリース時期が決まったようだ。
　まず東南アジア地域では，2014年の第1四半期にサービスを開始する予定とのこと。現在は新規コンテンツの追加実装が一段落し，プログラムの最適化とバグフィックスに注力しているそうだ。その後は韓国や，その他の国へのローカライズを順次行っていくという。

　なお今回，KUF2の対応プラットフォームにPlayStation 4が加わったことも明らかになった。詳細は不明だが，スタッフによると，今回出展したWindows版よりもクオリティが高まる可能性がある，とのことであった。

　4Gamerでは，BLUESIDE CEOのSejung Kim氏へインタビューを行っている。興味深い話がたっぷり聞けたので，記事掲載を楽しみにしていてほしい。

「Kingdom Under Fire II」公式サイト