連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー:其の弐拾壱「予定はあくまで予定だから」
「ファミスタDS」「三國志DS 2」「ワールドサッカー ウイニングイレブン2008」のプレイ日記をお届けすることを,前回の文末で予告していた男色ディーノ選手。サッカーと野球と三国志が大好物なディーノ選手にとって,この3タイトルはどんな具合だったのかというと?
ちなみに「プロサッカークラブをつくろう!ONLINE」ではなぜか,戦力は他チームを圧倒しているのに不可解な負けが込んでおり,Div3から上にいけず。袁紹的な,と言えば敬虔な三国シストにはご理解いただけるであろうよ。
さて,そんなこんなで今回は先週書き損ねた「ファミスタDS」「三國志DS 2」「ワールドサッカー ウイニングイレブン2008」のプレイ日記……のはずなのだが,やっぱり「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」(以下,DQIV)に首っ丈だった話を……しないわよ! そら確かに銀の女神像を売らずにこつこつ3万5000ゴールド集めてしまった話とか,現実では金の苦労ばっかりしているからせめてゲイムの世界では金の心配をしないようにと思ってトルネコに(厳密にはトルネコの嫁に)しこたま稼がせていたにもかかわらずのちにそれが無駄骨だったことに気付かされ虚構の世界でも金に泣かねばならなかったとか,メタル狩りをしていたら電池が切れて12もレベル上げたのが無かったことになってしまったとか,カジノで777が揃ったのに電池が切れて無かったことになってしまったとか,誰ともすれ違い通信してないしそもそもする相手がいないことに気付いたとか,そういう話をしたいのは山々だけど,それをするとまた今週も上記3タイトルの話ができなくなるじゃない? そんな失礼な話はないわ。
どのゲイムにも人権……ソフト権? ……著作権? ……コレ何て言えばいいの? ともかく,どんなゲイムソフトにも貴賤はなく,紹介される権利があると思うのよ。だから,いくら私がDQIV好きでも,その紹介をすることで陰に隠れてしまうゲイムが出てきてしまうっていうのは非常に不本意なことなの。てなわけで,今回はDQIVではなく先週紹介しきれなかった前述の3本を紹介するのが筋ってもの。でないと,流れが早いゲイム業界では毎週のように新作が発売され過去に押し流されてしまうのよ。とくに12月に入って,注目作的なものがどんどん出てくるじゃない?
ぶっちゃけ,繰り返しプレイする作品ではないんだけども,たぶん制作側もそれは織り込み済みのはず。一度のプレイで何もかも遊び尽くせるように配慮された作り方は,このご時世と携帯型ゲイム機に非常にマッチしてると思うのよね。手軽かつ気軽に,それでいてしっかり楽しく遊べる感じが。
あとね,続編ものゲイムってボリュームだとかオリジナルシステムだとかを増やし続けることでシリーズのファンを納得させようというケースが多いと思うんだけど(それはそれで間違いではないんだけど),このレイトンのやり方だと,ストーリーとそもそものシステムの出来がいいから,大きな変化がなくても十分楽しめるし,安心してプレイできたわ。何というか……そうね,小説のいい部分を取り入れた,本当に考えられたゲイムだと思う。
いやー,ホントにこれから毎週のようにいいゲイムが発売されるのよねー。ゲイマーとしては嬉しい悲鳴だわ。しかし今年ももう終わろうとしてるのね。2007年にまだ慣れていないのに,もう2008年を迎えなければならないこの恐怖。しかしまだ,今年発売されたのに遊び切れていないゲイムも多いのよね。コルダとか……。まあ,この年末に片付けたいところではあるわ。そういった意味でも,ゲイムまみれになりそうな2007年の年末を,皆も気軽にかつ充実して楽しみましょう!
ではまた来……あっ!!……ま,いっか。また来週!!
|
レイトン教授と悪魔の箱
対応機種:ニンテンドーDSメーカー:レベルファイブ
発売日:2007年11月29日
価格:4800円(税込)
CEROレーティング:A
公式サイト:http://www.layton.jp/akuma/
- 関連タイトル:
レイトン教授と悪魔の箱
- この記事のURL:
キーワード
(c)2007 LEVEL-5 Inc.