ムービー
[COMPUTEX]PhysXのインパクト,再び。「Terminator Salvation」のタイムデモで見る最新世代の物理エフェクト
というわけで,下に掲載した2点のムービーが,そのtimedemoを直撮りしたものである。一つめは,PhysXを有効化した状態で,timedemoを(おそらく)フルに再生したもの。もう一つは,PhysXを無効化した状態で,冒頭の20秒程度が再生されたものとなっており,その違いは,テキストで説明するより,実際に見てもらったほうが早いだろう。説明するまでもないかもしれないが,見どころは,瓦礫(≒爆発),布,砂埃といったあたりだ。
ちなみにNVIDIAのDrew Henry(ドリュー・ヘンリー)氏は,先のイベントで,Windows 7とPhysXの親和性について語っているが,timedemoの実行環境は明らかにされなかった。
ゲームやムービーの立体視環境であるGeForce 3D Visionは,120Hz表示に対応したディスプレイが必要で,さらに,専用のメガネからなる周辺機器「3D Vision for GeForce」も必要と,導入のハードルがかなり高いのだが,今回のムービーは,それを簡単に体験してもらうためのものと理解してもらえればOK。あとは,左目用に赤,右目用に青のセロファンを貼ったメガネを自作してから,下のムービーを再生すれば,(いかんせん撮影したものなので完璧ではないが)ある程度は立体的に見えるはずだ。
ちなみに,COMPUTEX TAIPEI 2009の開幕後に話を聞いたNVIDIA関係者は,国産(もしくは日本で非常に人気の高い海外)タイトルで,GPU PhysXがサポートされる予定を示唆していた。E3でもいろいろ発表されているようなので,さすがにどれのことかは分からないが,そう遠くない将来にアナウンスされる予定とのことなので,期待して待ちたい。
- 関連タイトル:
Terminator Salvation The Game
- 関連タイトル:
PhysX
- 関連タイトル:
CUDA
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