プレイレポート
「ドラゴンネスト」の7月23日アップデート情報を先行公開。世界大会や格差問題に取り組むマニフェストの進捗状況についても聞いてきた
今年の6月に正式サービス開始から4周年を迎えたばかりの本作は,MOタイプのアクションRPGとして安定した人気を保っている。しかし,長く運営を続けているタイトルであるがゆえに,4周年のタイミングで行ったインタビューで運営チームが語ったように,プレイヤー間の格差やバランスに関していくつか問題が発生しているという。
今回は,最新アップデートの内容を紹介しつつ,格差とバランスの問題を解決するべく公表された“マニフェスト”の進捗状況について,運営チームから聞いた内容も合わせて紹介していきたい。
7月23日のアップデートでは,レベルキャップが「80」に引き上げられ,さらに各クラスにEXスキルが追加される
最初に,7月23日に実装される最新アップデートの情報を紹介していこう。
現役プレイヤーにとって一番気になるのは,レベルキャップが「70」から「80」へと引き上げられる点だろうか。それに伴い,3次職用のEXスキルが各クラスに1種類ずつ追加され,さらにレベル70から80までの修練の場として機能する新ステージも増えることになる。
ちなみに,レベル70から新しいレベルキャップの80までの道のりは険しい……かと思いきや,カンストまでは,昨年のレベル60から70までよりも楽になっているという。運営チームによると,疲労度を使い切って2〜3日くらいで70から80に到達できるのではないか,とのこと。
同時にレベル39から70のレベル帯の必要経験値が減少し,入手経験値の増加を含むクエストの改修も行われる。全体的にキャラクターのレベル上げが行いやすい環境になるようだ。クエストの改修は徹底的に行われていて,町内部のマップやNPCの配置が見直され,不便な導線があったクエストは修正されている。
ステージ名から想像できるように,どちらも火山地帯での戦いとなり,足元に流れるマグマに触れると火傷状態になってダメージを受けてしまう。
また,従来だと各ステージの最後にボスモンスターが登場していたのだが,新しいステージではボスが出現しないこともあるという。その場合,オブジェクトを守りながら戦ったり,ネームドモンスターを倒したりといったミッションを達成することでステージをクリアすることになる。
ステージクリア時の報酬は,レベル71から80で使用する特級宝石として,オニキス/アルテウム/ダイヤモンドが入手できる。また,アビス難度限定で「竜珠」「タリスマン」「紋章」といった,キャラクター強化に欠かせないアイテムが手に入るようだ。ただし,新ステージのアビス難度はレベル80にならないと入場できない。
また,新ステージ限定で「ソウルピース」が出現する。こちらは,ゲートの近くにある石碑から,能力が上がるbuffアイテムなどと交換できるアイテムだ。ただし,このbuffアイテムは一般ダンジョン専用となっており,特殊なネストダンジョンなどでは使えないとのこと。
細かいところだと,イベントシーンをカットできるシステムも導入されており,デイリークエストなどで周回する場合でも,進行の邪魔をされずストレスなくプレイできる環境が整えられる。
●紅蓮の火山(レベル70以上で入場可)
ステージ:霧の遺跡/影の墓/火炎の渓谷/熱風の奈落
ステージの一つである霧の遺跡には,間欠泉が噴出する場所があり,これに触れると打ち上げられてしまう。また,NPCと共闘する場面では,NPCを守りきるとbuffを得られる秘密のエリアが開かれてステージ攻略が楽になる。
ステージの最後では,オブジェクトを守るミッションが発動する。オブジェクトのHPに気を付けながら,周囲から次々と出現する敵を手早く倒そう。なお,ボスがいないためボスドロップは狙えないが,その代わりにクリア時に宝箱が出現するので報酬は普通に手に入る。
熱風の奈落ステージにはボスが登場する。羽を持った小ドラゴンのようなモンスターで,ジャンプしながら攻撃を仕掛けてくるので,タイミングを合わせて攻撃しよう。
●灼熱の大河(レベル75以上で入場可)
ステージ:監視者の塔/痛哭の壁/女神の瞳/祈りの心臓
女神の瞳では,浮遊する石の上をジャンプして渡るシーンが何度かある。ジャンプをミスして下に落下すると,そこは溶岩地帯となっていて,ステージクリアの目的となるネームドモンスターが待ち構えているが,浮遊石の先でミッションを達成してからでないとダメージを与えられない仕組みだ。
祈りの心臓ステージのボスは,ムービーでも分かるように幅広くビーム攻撃を仕掛けてくる。道中に出現する中ボスクラスの敵にも要注意だ。
レベル80で新EXスキル追加
レベル80で職業ごとに1種類追加されるEXスキルは,レベル80になるとSPを消費して習得可能だ。EXスキルは,もともと既存のスキルを強化したものであるが,単純に攻撃力が上がるだけでなく,範囲が広がったりヒット数が上昇したりといった付加効果もある。例えば,クルセイダーに追加されるジャッジメントハンマーEXの場合,通常は敵に向かってハンマーを投げるだけだが,EX版になると,投げたあとに自分のところまで戻ってくるようになる。キャラクターを移動させても,キャラに向かって戻ってくるので面白い使い方ができそうだ。
●レベル80EXスキル一覧
グラディエイター:フィニッシュアタックEX
フィニッシュアタックスキルを強化する。剣を大地に突き刺し,2連続で爆発を発生させ,追加ダメージを与える。
ムーンロード:ムーンブレードダンスEX
ムーンブレードダンススキルを強化する。空中で剣気を放つ間に「特殊攻撃」を押すと,着地時に追加剣気でさらにダメージを与える。
バーバリアン:ボーンブレイクEX
ボーンブレイクスキルを強化する。攻撃後に「通常攻撃」を押すと,敵を空中に高く浮き上がらせ追加ダメージを与える。
デストロイヤー:メイルシュトロームハウルEX
メイルシュトロームハウルスキルを強化する。さらに強い気を爆発させ,敵に追加の大ダメージを与える。
スナイパー:チャームパッドEX
チャームパッドスキルを強化する。花を召喚後,スキルショートカットキーにより即時爆発が可能。花を召喚後5秒以内に爆発命令を出し,追加ダメージを与えることもできる。
アーティラリー:デトネイティングアローEX
デトネイティングアローを強化する。デトネイティングアローを発射後,左クリックで3発まで連続発射が可能になる。
テンペスト:ハリケーンダンスEX
ハリケーンダンススキルを強化する。攻撃ごとに追加ダメージを与え,最後の一撃のダメージも増加する。
ウィンドウォーカー:ライジングストームEX
ライジングストームスキルを強化する。回転速度を加速させ,より多くの攻撃で追加ダメージを与える。
セレアナ:ローリングラーバEX
ローリングラーバスキルを強化する。マグマ球を召喚後,短時間の間,留めておくことが可能になる。左クリックか一定時間後に自動で発射され,爆発時に追加ダメージを与える。
エレストラ:アイスバリアEX
アイスバリアスキルを強化する。バリア消滅後,一定時間氷属性攻撃力が増加する。スキル使用後5秒以内に,再度スキルショートカットキーを入力することでバリアを即時消滅させ,氷属性攻撃力を追加で増加させることができる。
スマッシャー:セレスティアルレーザーEX
セレスティアルレーザースキルを強化する。召喚したレーザーが爆発後,通過した軌道をダメージを与えながら戻ってくる。爆発時に追加ダメージを与える。
マジェスティー:スイッチグラビティーEX
スイッチグラビティースキルを強化する。空中に浮かせた敵をすぐに地面に落とすか,さらに浮かせるかを選べる。左クリックですぐに地面に落とし,右クリックだとさらに浮かせる。その際,追加ダメージを与える。
ガーディアン:ジャスティスクラッシュEX
ジャスティスクラッシュスキルを強化する。空中へ飛び上がる際に,敵を巻き込んで浮かせる効果とダメージが追加される。ただし,空中での使用時には敵を浮かせる効果はない。
クルセイダー:ジャッジメントハンマーEX
ジャッジメントハンマースキルを強化する。敵へと飛んだハンマーが,ダメージを与えつつ,自分のところに戻ってくるようになる。
セイント:ショックオブレリックEX
ショックオブレリックスキルを強化する。雷でダメージを与える回数が3回に増える。
インクイジター:コンセクレイションEX
コンセクレイションスキルを強化する。神聖な力が消える直前に強烈な光が湧き上がり,追加ダメージを与える。
シューティングスター:スプラッシュEX
スプラッシュを強化する。発射弾数が5発から7発に増加する。
ギアマスター:ビックメカボンバーEX
ビックメカボンバースキルを強化する。2〜3段階目にチャージしたメカボンバーを投げると,最初の爆発後に小型のボンバーが飛び出し,敵に追加ダメージを与える
アデプト:アイスビームEX
アイスビームスキルを強化する。アイスビームの持続時間が延長され,ビーム発射中に「通常攻撃」を押すと冷気爆弾を発射し,追加ダメージを与える。
フィジシャン:ヒールシャワーEX
ヒールシャワースキルを強化する。地面に治癒エリアが生成され,一定時間ごとにHP回復と状態異常解除されるようになる。
ダークサマナー:カオスフォーメーションEX
カオスフォーメーションスキルを強化する。与えるダメージが増加し,追加で敵の移動/行動速度が減少する。発動中の行動制限を受けなくなる。
ソウルイーター:スペクターオブペインEX
スペクターオブペインスキルを強化する。1発目の死霊召喚後に「通常攻撃」を押すと追加で召喚でき,呪い爆発時のダメージが追加される。
ブレイドダンサー:ガストディメンシアEX
ガストディメンシアスキルを強化する。持続時間が延長され,攻撃範囲とダメージが増加する。
スピリットダンサー:フライトールEX
フライトールスキルを強化する。与えるダメージが増加し,発動中の行動制限を受けなくなる。
レイヴン:アンブラEX
アンブラスキルを強化する。結界内に毒霧が発生し,結界が消える際に爆発して追加ダメージを与える。
リッパー:アートフルチェイサーEX
最後の攻撃中に「通常攻撃」を押すと,追加でもう一度攻撃を行う。攻撃後,狂気を爆発させ,さらに敵に追加ダメージを与える。
ライトフューリー:サンシャインスパークEX
サンシャインスパークスキルを強化する。発射されたチャクラの球体が空中で断続的に爆発しながら進み,追加ダメージを与える。また,最後の爆発ではより大きなダメージを与える。
アビスウォーカー:ナイトフォールEX
ナイトフォールスキルを強化する。バリアをより大きく生成し,バリアの中央の火が追加ダメージを与える。
レベルキャップ開放と,新ステージとレベル80のEXスキルが主だった要素だが,今回のアップデートでは他にもさまざまなシステム改変が行われている。
レベルキャップ開放のタイミングで恒例となったスキルの改変については,一部のスキルでPvEにおけるスキルバランスが調整される。具体的には以下のとおり。
- プリーストのブレスオブライトの雷属性攻撃力の上昇効果がパーティメンバーにも適用される
- インクイジターのマインドブレイカーEXに命中した敵は,雷属性抵抗力が減少する
- インクイジターのコンセクレイションの雷属性抵抗力効果が強化される
- エレメンタルロードのファイアバードに命中した敵は,火属性抵抗力が減少する
- アデプトのマグマパンチEXが命中した敵は,火属性抵抗力が減少する
- ダンサーのエクステティックダンスPart2の追加ダメージ最大値が減少する
- チェイサーのデディケートクロウが適用される基準HPが減少する
- リッパーのアーソニストがパーティメンバーにも適用され,火属性攻撃力が上昇する
- ライトフューリーのサンシャインスパークによる敵のダメージ増加効果が強化される
今年4月に導入された「属性竜珠」により,“属性”に関するゲーム内環境が変わってきたことを受けての調整だ。
また,今までレベル4で習得していた,ウォーリアーのエリアルスラッシュ,アーチャーのディヴァインシュート,クレリックのライトニングウェーブ,ソーサレスのポイズンブロー,アカデミックのエアーブームが,レベル3で覚えられるように変更されるとのこと。
ストーリーに目を向けると,現在のドラゴンネストで最も重要なキャラクターである征服王こと「フェザー」が,ついにプレイヤーの前に直接出てくるという。
ドラゴンネストは声優陣が豪華なことでも知られていて,フェザーの声を誰が担当するのか気になっている人も多いだろう。運営チームに聞いたところ,「24」のジャック・バウアー役でお馴染みの小山力也さんがフェザーを演じることが決まっていて,すでに収録を終えているという。小山力也さんをはじめとする声優陣のサイン色紙が当たるかもしれないキャンペーンも行うということなので,気になる人は公式サイトをチェックしてもらいたい。
大規模なPvPの世界大会「2014 ドラゴンネストワールドチャンピオンシップ」の開催が決定
前回のインタビュー記事では,槍を使う新キャラクター「レンシア(仮)」のイラストを紹介していた。残念ながらまだ開発中とのことで続報は聞き出せなかったが,プロモーションムービーを入手できたのでご覧いただきたい。
槍ということで中間距離から敵を突いて攻撃することが多くなるかと思っていたのだが,薙刀やハルバードのように振り回すモーションも多く,範囲攻撃にも期待できそうだ。なお,2次職以降は,物理型と魔法型に分かれるらしい。
もう一つ,大きなニュースが舞い込んできた。ドラゴンネストの開発を行うEYEDENTITY GAMESとインドネシアでサービスを行うPT.Kreonの共同主催で「2014 ドラゴンネストワールドチャンピオンシップ」(以下,DWC)が行われることが決定したのだ。
DWCは,世界中のドラゴンネストプレイヤーを対象に行われるPvP大会だ。参加地域(韓国,中国,日本,台湾,タイ,シンガポール,インドネシア,ヨーロッパ)の代表選手が4対4のチーム戦方式で戦い,ドラゴンネスト最強チームを競うという。昨年も開催されていたのだが,参加国が少なかったため,日本では参加を見送っていたそうだが,今回は参加国(地域)が増え,世界大会にふさわしい規模での開催となるようだ。
各国の代表は,今年の12月3日から12月5日にかけてインドネシアのバリでオフラインでの決勝戦を行う予定だ。総額5万ドルもの賞金が出るというから,かなり本気の大会といえるだろう。
予選から本戦まで世界共通のルールで行うということで,詳しいルールは現在調整中とのこと。なお,日本代表の選出方法は未定らしいが,最後はオフラインでの大会で決定したいとの展望を聞くことができた。
格差とバランスの問題を解決すべく運営チームが打ち出した“マニフェスト”の進捗状況について
今年で4周年を迎えたドラゴンネストだが,長く運営を続けていく中でいくつかの問題点が発生していると運営チームは分析する。とくに問題となっているのが,ゲームバランスが原因でプレイヤーごとの格差が拡大していることだ。
この格差とバランスの問題を解決し「お客様が心から楽しく遊べるゲームサービスを提供する」ために,5月21日に運営チームからマニフェストが発表されたわけだが,その後どうなっているのかを運営プロデューサーの西田哲史氏と運営チーム YAMAMOTO氏に聞いてみた。
マニフェストの一つである,6月中に「シュパンボックス・シュパンピュクシス」と「パンドラコイン・パンドラピュクシス」の確率を見直して,今までより「レアアイテム」を入手しやすくする,という案件については,公式に告知は行っていないもののガチャから出るレアアイテムと限定アイテムの出現率は大きくアップさせているという。
確率の問題であるため,個人レベルでは体感しにくいかもしれないが,ひとまず公約通りといえるだろう。パンドラピュクシス(アバター合成)の確率は,6月25日のアップデートから一部の条件下でレア出現率がアップしており,告知も行われている。
なお,プレイヤーから要望が多いという「レアアイテム確定ガチャ」については,約束はできないとしながらも,検討はしていきたいとの前向きな回答が得られた。
プレイヤースキルを向上させるための環境がない,という問題に対しては,新しい冒険者達が情報交換や円滑なコミュニティ活動ができるようにサポートする支援システム「冒険者アカデミー」が導入済みだ。これは,新規キャラクターを作成すると,アカデミーギルドに自動的に参加するというもの。コミュティ活動を行う場合,最初にギルドを探すことから始めなければならないが,その最初の手間を省くのが狙いだ。6月25日に実装されたばかりのシステムなので,現在は効果があるのかどうか見定めている段階とのことで,必要があれば調整を加えていくという。
プレイヤースキルの向上には,情報を集めてゲームに関する知識を増やすことも重要である。知識の有無は格差を生む一つの要因ともなっていることから,公式サイト内に必要な情報や用語を公開することに決めたようだ。現在は,竜珠やタリスマン,紋章といったダンジョン攻略に必要不可欠なアイテムの入手方法についての情報がアップされているが,今後は公式の攻略動画なども準備し,さらに情報量を増やして一つのコンテンツとして集約していきたいとのこと。
スキルバランスの問題は,6月にアカデミックとクレリックの調整が行われたが,次に調整されると告知されているスクリーマーを含めて全体的にバランスが取れるよう継続していくという。今年はDWCを実施することもあり,スキルには大きなテコ入れを行うようだ。
現在「ドラゴンハンティング」が期間限定で実装されている。これは,オートマッチング/復活無制限/補正機能により,誰でも気軽に参加可能なコンテンツとして注目されている。
エンドコンテンツの一つであるドラゴンネストダンジョンがごく一部のプレイヤーにしか利用されていない現状から,コンテンツバランス(難度,ギミック)が悪く挑戦意欲が湧かないという問題が出ているわけだが,ドラゴンハンティングのようなダンジョンを長期的に楽しめるのか,プレイヤーの意見を参考にしながら開発陣と協議を行って新しいコンテンツの開発に役立てたい考えだ。
コンテンツのクリア報酬のバランス問題に関しては,手始めに過去のボスモンスターとの連戦を行う「サードコアネスト」の実装時に,当初入れる予定だったいわゆるハズレアイテムを弾いて,コンテンツの難度に相応しいアイテムだけをダンジョンクリア報酬から得られるように調整を加えたようだ。今後追加されるコンテンツについても,あらかじめドロップアイテムを吟味してから実装すると約束してくれた。
末永く遊ぶためにコンテンツは多いほうがいいのだが,プレイヤーが求めているのは“バランスの取れた”コンテンツである。その点は運営チームでも十分に理解したうえで,さまざまな策を講じているようだ。ライト/ミドル層とコア層の格差については,ドラゴンネストに限ったことではなくオンラインゲーム全般で見られる課題でもある。マニフェストが実行され,少しでも遊びやすい環境ができることに期待しつつ,今後のアップデートにも注目していきたい。
「ドラゴンネスト」公式サイト
- 関連タイトル:
ドラゴンネストR
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