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[TGS 2008#095]海外パビリオンレポート:Fuzzyeyes「Edge of Twilight」続報
Edge of Twilightは,PC,Xbox 360,PLAYSTATION 3,Wiiのマルチプラットフォームで展開される予定の,三人称視点アクションアドベンチャー。リリースは2009年夏が予定されており,欧米でのパブリッシングはSouthPeak Gamesが行うが,日本は未定。しかしながら昨年に引き続いてのTGS出展,さらにティザーサイトには他国に先駆けて日本語バージョンが用意されるなど,日本における展開を強く意識しているようだ。
ミーティングルームで行われたデモプレイで新たに判明したのは,戦闘中にアクションポイントを溜めることで特殊なスキルを発動できるというギミック。今回は,周囲の時間をスローにするスキルを見せてもらったが,ほかにもいろいろ用意されているとのこと。
例えばプレイヤーに対してNPCから殺人の依頼があったとしよう。単純なモラルの観点からすれば,殺人は悪と判断できるので,引き受けないというのもアリだろう。しかしそのターゲットが,住民を苦しめる為政者の黒幕だったと知ったらどうだろうか? さらに調べていくうちに,依頼者とターゲットの間には数十年に及ぶ因縁があり,今回の依頼は住民のためというよりも私怨の色が濃いと判明したら? 本作のストーリーは,ゲームを進めていくうちにさまざまな因果関係が明らかになっていき,そこに昼夜それぞれの世界の概念が絡み合って,実に複雑な展開を見せるとのこと。
マンツーマンで直々にプレゼンをしてくれたルウ氏の熱弁に圧倒されてしまった筆者だが,ミーティングルームで行われたXbox 360を使ってのデモプレイを見た限りでは,確かに世界観/アクション/ストーリー展開のどれも魅力的に思えた。2009年夏までには,さらなる情報が出てくるはずなので,入手次第お伝えしていきたい。
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Edge of Twilight
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