連載
インディーズゲームの小部屋:Room#770「Vengeful Guardian: Moonrider」
久しぶりに出社したついでに,北海道のご当地ショップに足を伸ばして一部で話題の「よいとまけ」を買って帰った筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第770回は,JoyMasherが開発した「Vengeful Guardian: Moonrider」をご紹介。本作は,正義に目覚めたロボット忍者が超人兵士と戦う横スクロールアクションだ。ハスカップの爽やかな風味がおいしかったけど,これは確かに包みから取り出すだけで指がべとべとになってしまう……。
本作のストーリーは,独裁主義政府が暴力で民衆を支配するために作ったロボット忍者「ムーンライダー」が反旗を翻し,弾圧に苦しむ人々のために,政府が送り込んでくる超人兵士の軍団に逆襲するというもの。開発元のJoyMasherは,本連載の第591回で紹介した「Blazing Chrome」や,第391回の「Odallus: The Dark Call」などで知られるデベロッパで,本作も16bitスタイルの横スクロールアクションとなっている。
基本的なゲームシステムは「忍者龍剣伝」と「ロックマン」を足して2で割ったような感じで,自分の好きなステージを選択して,自由な順番で攻略が可能。各ステージの最後にはボスが待ち構えており,倒すとボスが持っていた武器を入手できるのもお約束だ。プレイヤーはムーンライダーを操作して,刀による近接攻撃,ダッシュ,ジャンプ,壁を使った三角飛び,ボスから奪った特殊攻撃などを駆使してステージを攻略していく。
もう1つの特徴が,ムーンライダーを強化する「パワーモジュール」の存在だ。パワーモジュールは各ステージの隠し部屋に置かれており,これを手に入れて装備することで刀の攻撃範囲が広がったり,2段ジャンプが可能になったりと,さまざまな能力が強化される。パワーモジュールは同時に2つまで装備でき,自分のプレイスタイルに合わせて組み合わせることでステージ攻略を有利に進められる。
「ロックマン」シリーズとは異なり,本作では各ステージのボスとほかのボスから奪った武器の間にとくに相性のようなものはなく,ほとんどの場面でごり押しで勝ててしまう。そのため,ステージ選択はボスの武器ではなく,どのパワーモジュールが欲しいかで決めるのが吉。個人的には,2段ジャンプが可能になる「アクロバット」モジュールが入手できる「忘れられた遺跡」ステージから攻略することをオススメしたい。
バイクに乗って戦う疑似3Dシューティング風のステージや水中ステージなど,ステージごとに凝ったギミックが用意されているのも大きな魅力で,最後まで楽しくプレイできること間違いなし。そんな本作のPC版はSteamにて1900円で発売されているほか,「ムーンライダー: ガーディアンの逆襲」のタイトルで,PlayStation 5,PlayStation 4,Nintendo Switch版が各ストアで配信中なので,完成度の高いアクションゲームを探している人はぜひどうぞ。
「Vengeful Guardian: Moonrider」公式サイト
- 関連タイトル:
ムーンライダー: ガーディアンの逆襲
- 関連タイトル:
ムーンライダー: ガーディアンの逆襲
- 関連タイトル:
ムーンライダー: ガーディアンの逆襲
- 関連タイトル:
ムーンライダー: ガーディアンの逆襲
- この記事のURL:
キーワード
(C)The Arcade Crew - Joymasher - 2022, all rights reserved.
(C)The Arcade Crew - Joymasher - 2022, all rights reserved. Published in Asia by H2 Interactive Co., Ltd.
(C)The Arcade Crew - Joymasher - 2022, all rights reserved. Published in Asia by H2 Interactive Co., Ltd.
(C)The Arcade Crew - Joymasher - 2022, all rights reserved. Published in Asia by H2 Interactive Co., Ltd.