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インディーズゲームの小部屋:Room#731「Warpips」
撮り溜めたアニメが120時間分を超えてしまい,せっせと見ても一向に追いつかない筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第731回は,Skirmish Mode Gamesが開発した「Warpips」を紹介する。本作は,オートで進軍する歩兵や戦車,戦闘機などを生産し,敵陣の攻略を目指すというストラテジーゲームだ。せめて今期のアニメだけでもチェックしておきたいのに,数が多すぎてお手上げです……。
本作のストーリーは,専制政治を敷く,へき地の島国・オイエリスタンに自由と民主主義を導入するため,プレイヤーが所属するピポニアという国が軍事介入するというもの。こう書くと美談のように思えるが,このピポニアという国は拡張主義国家なので,体のいい侵略と言えなくもない。プレイヤーの使命は,ピポニアの精鋭部隊のリーダーとして,オイエリスタンに強制的に平和をもたらすことだ。
基本的なゲームの進め方は,複数のエリアで構成される島の全体マップから自陣に隣接したエリアに進軍し,1つずつ攻略しながら,奥地にある敵基地の破壊を目指すというもの。敵基地を破壊すると,その島の攻略に成功し,次に進むことができる。それぞれの島ですべてのエリアを占領する必要はなく,リスクとリターンを天秤にかけて進軍ルートを決めることが重要だ。
出撃するエリアを選ぶと,敵ユニットの情報と,攻略によって得られる報酬を確認できるので,それを見ながら自軍の出撃ユニットを編成しよう。本作では,自軍のユニットはカードゲームの手札のように,一度出撃させると手持ちから無くなってしまう。その代わりに,エリアを征服すると新たなユニットが手に入り,これを戦力に加えて次のエリアを攻略していく仕組みだ。
たくさんのエリアを攻略するほど多くのユニットを入手でき,自軍の戦力が増強されるが,メリットばかりではない。こちらがエリアを攻略するたびに相手も着々と準備を進め,最終目標である敵基地の戦力が強化されていくのだ。各エリアの敵配置や報酬は事前にすべて確認できるので,まだ敵が弱いうちに一直線に敵基地を目指すか,確実に戦力を蓄えてから進むか,しっかりと計画を立てて進軍しよう。
バトルでは,時間経過で貯まる資金を使ってユニットを生産し,敵と戦っていく。生産されたユニットは自動的に敵拠点に向かっていくが,散発的に進軍させても各個撃破されるだけなので,資金を貯めて,ある程度まとまった数のユニットを用意するのがコツだ。攻撃ユニットは,歩兵,戦車,ヘリコプター,航空機など多彩で,地雷や鉄条網といった防御ユニット,獲得できる資金を増やす油田などの補助ユニットも用意されている。
バトルは基本的にはオートで進行し,複雑な操作は不要だが,どのタイミングでどのユニットを投入するかや,敵を撃破してレベルアップした際に得られるポイントをどう使うか(ユニットを強化したり,一度に出撃できるユニット数を増やしたりできる)など,考えるべき要素も多く,カジュアルながら侮れない。タワーディフェンス系のゲームが好きな人にオススメのゲームなので,興味を持った人はぜひどうぞ。そんな本作はSteamにて,1480円で発売中だ。
■「Warpips」Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/1291010/Warpips/- 関連タイトル:
Warpips
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