連載
インディーズゲームの小部屋:Room#729「ゾンビ ローラーズ:ピンボール・ヒーロー」
ここ数日,まだ4月だというのにTシャツ1枚でも軽く汗ばむ陽気に困惑している筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第729回は,Zing Gamesが開発した「ゾンビ ローラーズ:ピンボール・ヒーロー」を紹介する。本作は,次々と襲い掛かってくるゾンビの群れをピンボールで撃退していくピンボールゲームだ。これでまた週末は気温が下がるって,一体どういうことなの……。
本作のストーリーは,突如として世界中にゾンビが蔓延してしまった謎を追いつつ,行方知れずになっている王女を探す冒険を繰り広げるというもの。ゲーム開始直後は,炎の騎士・バーンジャミンしか使えないが,ゲームを進めると新しいキャラクターがアンロックされていき,最終的には総勢10名の個性的なヒーローから,好きなものを選べるようになる。
基本的なゲームの進め方は,章ごとに異なるフィールドマップを探索しながら,道中に配置されたゾンビをピンボールで撃退し,最後に待ち構えるボスを倒していくというもの。六角形のマスで構成されたフィールドマップは毎回ランダムで生成され,ゾンビや宝箱などの配置も変化するなど,いわゆるローグライト要素が盛り込まれているのが特徴だ。
ゾンビのいるマスに進入すると画面が切り替わり,お待ちかねのピンボールでゾンビと戦うことになる。通常のステージでは,フリッパーでボールを弾いて次々と出現するゾンビにぶつけ,すべて倒せばステージクリア。主人公には体力が設定されており,襲ってきたゾンビにフリッパーを攻撃されるとダメージを受けてしまうので,盤上のギミックやさまざまなスキルを駆使してゾンビをやっつけよう。
スキルには,ボールに炎や氷などの属性や特殊効果を与えるボールスキル,フリッパーを強化したり,マルチボールを発動したりする支援スキル,ゾンビに一気に大ダメージを与える究極スキルの3種類がある。本作ではステージをクリアすると経験値を入手でき,主人公がレベルアップすると体力や攻撃力などが強化される。さらにランダムでピックアップされたスキルから,好きなものを1つだけ獲得できる。
ピンボール台(?)のデザインも多彩で,これまた毎回ランダムで選ばれるため,遊ぶたびに違った展開を楽しめるのも特徴の1つ。ほのぼのとしたグラフィックスと,自分のボールを見失ってしまうほど賑やかなギミックやエフェクトも魅力で,子供と一緒に遊ぶのにもぴったりだ。
そんな本作のPC版はSteamにて1800円で発売されているほか,Nintendo Switch版がニンテンドーeストアで配信中なので,普段はあまりピンボールゲームをプレイしないという人もぜひどうぞ。
■「ゾンビ ローラーズ:ピンボール・ヒーロー」公式サイト
http://www.zinggames.net/game/1.html- 関連タイトル:
Zombie Rollerz: Pinball Heroes
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Zombie Rollerz: Pinball Heroes
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(C)2021 Daedalic Entertainment GmbH and Zing Games Inc.
Daedalic and the Daedalic logo are trademarks of Daedalic Entertainment GmbH, Germany.
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