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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第562回「『十三機兵防衛圏』をクリアしたので今年一年を振り返る」
新年を迎えるにあたって,ここは景気よく来年の抱負なんてモノをブチ上げなきゃいけないのかもしれないけども,一つ謝罪から入らせてください。
すみませんでした。
何がって,先週紹介した「十三機兵防衛圏」。結局クリアしたんだけどね。めちゃくちゃ面白かったです。で,結果的に私が先週言っていたことは正しかった。シミュレーションパート,必要だけど必要じゃなかった。いや,逆だな。必要なかったけど必要だった。最後までプレイしたら分かったわ。シミュレーションパートに対する違和感を,我々プレイヤーは感じる必要があったわけですな。みなまで言わないけども。
これ,ジャンルとして非常に難しいところなのよね。最後までプレイした人がたどり着ける境地があるっていうのは,アドベンチャーゲイムとしてはとても正しいんだけど,最後までたどり着けない人はたどり着けないなりの評価になってしまうという。
ただ,私にとってはお話としてとても面白かったので,最後までたどり着くことをオススメします。ゲイム性もノリも全然違うんだけど,「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」(PC / PlayStation 4 / PlayStation Vita)をプレイしたあとの感覚にちょっとだけ近いかな。私だけかもしれないけども。
ともかく。全部クリアしていないのに偉そうなこと言ってすみませんでした。そして,半分くらいの進行率で,ちゃんと結果的には間違っていないこと言えた私を褒めてあげたい。一周して偶然当たった感じかしら。数式はまったく合っていないのに答えだけ当たっている数学のあの感じ。
てなわけで,今年最後の回なので,この一年によくプレイしたゲイムを振り返ってみます。
まず,スマホゲイムから。私の中でスマホゲイムは,同時進行は2タイトルまでっていうルールがあるのですよ。そうしないと私が管理しきれないから。なのに今の時点では,なんと3タイトルを同時進行しているの。だから今,私は私の中でのルール違反を犯してしまっている状態なのね。言うなれば罪人です。世が世なら打ち首獄門,でも今年は運よく令和に変わったから,かろうじて恩赦で流刑。
そんな流刑者の私が島流しにあってまでプレイしているのは「ウイニングイレブン カードコレクション」(iOS / Android),「龍が如く ONLINE」(PC / iOS / Android),「ハンドレッドソウル」(iOS / Android)。先に挙げた二つは昨年もプレイしていたから,そういった意味では長続きしてるわよね。逆に言えば,ここにニューカマーのハンドレッドソウルがよく入りこんできたな,と。
サッカー,テキストアドベンチャー,アクションとジャンルが違うのが良かったのかしらね。とはいえ,来年は罪を償って同時進行タイトルを2本に戻そうと思っているので,どのタイトルが生き残ることやら……。
ただ,ハンドレッドソウルは面白いっすよ。かなり遊べるし,スマホのアクションRPGだから「爽快さだけしかないのかなー」なんて思っていたら大間違い。ゴリ押しもできるにはできるけど,ちゃんと考えながらプレイすればかなりスマートにクリアできるという,アクションだけじゃない爽快さも追及されているわ。基本プレイ無料なのでぜひ。
続いてコンシューマゲイム。
純粋なプレイ時間の長さだけで言えば「プロ野球スピリッツ2019」(PlayStation 4 / PlayStation Vita)が圧倒的。ドリームリーグばっかりプレイしていたわ。
あとは安定の「eFootball ウイニングイレブン 2020」。こちらはほぼ毎日プレイしているものの,クイックマッチでしか遊べていないのね。だから,ゲイムすべてを遊びつくしたかと言われれば微妙なところ。せっかくのゲイムに対して申し訳ない気持ちでいっぱい。
一方,一時期かなり集中してプレイしたゲイムは,「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」かしらね。2年前にもPlayStation 4で遊んだんだけど,やっぱり安定して面白い。
あとは「ファイアーエムブレム 風花雪月」。学園生活ってことで,シリーズで一番キャラに感情移入できたかもしれない。人気シリーズなのに攻めていこうとする姿勢は刺激になったわね。
ルーキータイトルでは,冒頭でも書いた十三機兵防衛圏になるかしらね。最近ヤッたから記憶に残っているって面も否定はしないけど。ただ,この切り口のアドベンチャーゲイムは今後きっとなかなかプレイできない気がするので,「いいもんプレイできたなー」っていうプレイ後感覚は味わって損はないと思うよ。
で,あと個人的にこの年末年始にあらためて向き合おうと思っているのが「DEATH STRANDING」と「妖怪ウォッチ4++」(PlayStation 4 / Nintendo Switch)。というのも,まだ作り手が届けようとしている面白さにまで私がプレイで到達できていないというもったいなさがあって。
とくにDEATH STRANDINGに関しては,この連載で取り上げたら小島監督にTwitterでリツイートしていただいたもんだから,恐れ多くてその後は触れられなくなったという私なりの特殊な事情もあるし。なのであらためてひっそりとプレイしようと思っております。その感想を連載で書くのかは不明。また見られたらと思うと怖いもん。
そして,今までシリーズをプレイしていなかったけど面白さ再発見という意味で,「ハコボーイ!&ハコガール!」。思っていた以上に面白かった。毒のない,でもプレイし続けてしまう携帯ゲイム機用ゲイムの鑑ね。日々持ち歩くNintendo Switchに入れておけ度では90点を超すくらいのオススメ度。
……結果,けっこうな量のタイトルを挙げてしまったわ。今年もいろいろなゲイムが発売されたってことでしょう。来年はどんなゲイムが出てくるんでしょうねえ。そろそろ新世代ハードの情報も本格的に出てくるのかしら?
ゲイムの何がいいって,そのゲイムの面白さもさることながら,発売前にも生きていく希望をくれる点よね。なので,今年の残りわずかな時間も,来年以降も,頑張って生きていければいいなと思いつつ,今年はこんなところでお別れしようかと。
あらためて,令和初めての年明けとなります来年もこの連載はマイペースでヤッていきますので(事情が許される限り),ゆるーく平和によろしく! ではよいお年を!
今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「十三機兵防衛圏」
Nintendo Switch:「がんばれ!スーパーストライカーズ」
iOS:「龍が如く ONLINE」
iOS:「ハンドレッドソウル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
iOS:「マリオカート ツアー」
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