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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第529回「『Stadia』のことが分からない」
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印刷2019/05/09 11:00

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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第529回「『Stadia』のことが分からない」

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著者近影
画像集 No.002のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第529回「『Stadia』のことが分からない」
 ヒャッホウ! 新時代,楽しんでいるかい? 時代の変わり目なんてなかなか経験することはできないぜ!? とは言っても,今生きてる人はほとんど経験したんだけどな! 現にこのようにな! ハッハー!!

 ……いや,違うのよ。令和一発目の連載だから,どういうテンションで臨めばいいのか分からなくなっているだけなの。ま,実際こういう形で新元号というか,時代が切り替わるのは誰にとっても初めてのことで,世の中自体が戸惑っている感はあるんだけどね。
 普通に書き始めるには世の中が切り替わった雰囲気を醸し出しているし,かといって新しくなった感を出して「あけましておめでとう」ってなると正月の立場がないし。しかも大型連休明けだから,ちょっとしたブランクもある。そこで私が選択したのが,今までと違うテンションで書き始めるという手法だったけども,早めに気付いて良かったわ。このペースではもたないって。やっぱ,いつもどおりでいいのよ。
 私も人前に出る職業の端くれだから,「令和になって挑戦したいことは?」みたいなことをよく聞かれるんだけどね。そんなもん,ないっちゅう話ですよ。そもそも,挑戦したいことがあったら令和を待たずして挑戦しとるわ! 元号関係ねーよ! この2週間「平成最後の」とか「令和最初の」って言い回しが世の中でインフレを起こしていたけどね。それがどうした,と。だからなんですか? と。
 平成最後とか令和最初とか言っている人は,平成だろうと令和だろうと絶対にやり口変えないから。だって,「平成最後」って言いたがる人は絶対「令和最初」って言うでしょ? もうね,それはセット。実際,そうやってゲタを履かせるやり方はすぐには変えられないからね。
 ……ここまで書いて思ったんだけど,なんで私こんなにピリピリしているのかしら? とくに何とも思っていないはずなのに。平成だろうと令和だろうと,自分のヤるべきことをヤる。それでいいじゃない。浮ついてたのは私のほうだったわ。そんな感じで令和でもよろしくお願いいたします。


Stadia専用ワイヤレスゲームパッド
画像集 No.003のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第529回「『Stadia』のことが分からない」
 さて,時代が変わってどうやってテンションを定めればいいのか分からない私ですが,もう一つ分からないことがございましてね。それがGoogleの新ゲイムサービス「Stadia」(ステイディア)なのですよ。簡単に言うとGoogleがゲイム業界に参入するということで,その形態が新ハードという形ではなく,むしろハードを必要としない形のクラウドゲーミングだという話なのよね。しかも,今までのクラウドゲーミングとも違うとか。それがイマイチ分からない。というか,イメージしにくい。
 今まで,幾多のメーカーが新ハードをひっさげてゲイム業界に参入してきたじゃない? でも,今回はそうではない。Stadia専用ワイヤレスゲームパッドだけが公開されている。だから想像できないのよね。とはいえ私が想像できないだけで,成功してほしいな,とは思っているの。いつだって時代を作るのは数年前の人々には想像すらできない商品だったりするから。
 私が小学生の頃,スマホなんて想像できなかったからね。せいぜいTV電話ぐらい。そもそも電話ですら携帯できるとは思っていなかったしね。最近のモノで言うと,ワイヤレスのイヤホンも想像できなかった。たかだか20〜30年程度で世の中は想像できない程度に変わるのよ。だから,ゲイムの概念が今では想像できない形になったとしても驚かないわ。いや,たぶん実際には驚くけど。
 自分が理解できないものを否定するのは,いわゆる思考停止ってやつだからね。否定なんて誰でもできるのよ。最悪は言いがかりでいいんだから。でも,それじゃあ時代の変化についていけない。そもそもすべてのことを必ずしも完璧に理解する必要なんてないのよ。むしろ逆に,否定するときには完全に理解したうえで否定しなきゃいけない。まあその話はいいや。
 要は,自分にプラスになることだったら理解できないままでもうまいこと利用すればいいんだと思うよ。自分にとってこれが何をもたらしてくれるのか,自分がこれに対してどのように接すればいいのか。そこさえしっかりしていれば完全に理解までしなくていい。仕事となるとまた別だけど,使うだけの人ならそれでいいんじゃないかと私は思うわ。

画像集 No.004のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第529回「『Stadia』のことが分からない」
 Stadiaもそうで,結局行き着く先は「で,私達は何ができるの?」ってことなんだと思うの。これは新ハードでも新サービスでも同じだけどね。だから,まだ何ができるか分からないし,どういうゲイム体験がもたらされるのか,これまでと何が違うのかは定かでない。だけど,期待はしてもいいじゃない。想像できなかった楽しさが味わえればいいじゃない。今の時点でいい悪いを論じるのは専門家に任せときましょ。まあ,その専門家も予想が当たらなかったときに責任は取らないんだけどね。
 というわけで,Stadiaに対して私の理解がまだ追い付いていないものの,非常に楽しみであるということを述べておこうかしら。今のところStadiaについて私が理解しなければならないのは,「2019年に稼働開始」ということ,「月額なのか一括なのかの価格形態は分からない」ということ,そして「日本ではサービス開始時期未定」ということ。……分からんことだらけやないかい! でも期待はしてますってこと。

 令和最初の連載記事が内容薄くて恐縮だけど,新時代のゲイムを考える意味ではいいタイミングなのではないでしょうか。年末にはある一定の答えが出てるでしょうからね。ここからの半年はできれば死にたくないわね。これを読んでいるみんなも,今はゲイムの歴史の転換期だから,なるべく生きていきましょう!
 ……って思えるから,時代が変わるのも悪いことではないのかもね。そんな感じで令和最初の更新でした。また来週。

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今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン
Nintendo Switch:「Winning Post 9
iOS:「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,5月10日に東京・グランデュオ蒲田大会「路上プロレスinグランデュオ蒲田」を,11日に新潟・西新潟市民会館(小針青山公民館)大会「Road to Peter Pan 2019〜ドラマティック・ドリーム・タレカツ丼〜」を,12日に群馬・ニューサンピア高崎大会「Road to Peter Pan 2019〜ドラマティック・ドリーム・高崎だるま〜」を開催します。現状,ディーノ選手の名前は新潟大会の対戦カードにあるのみですが,蒲田大会,高崎大会についても「何かしらの形で行くんじゃないかしら?」と他人事のように語っていました。
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