男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ：第513回「今年もやっぱりゲイム三昧」

著者近影

　あけましておめでとうございます。
　2019年が始まりましたね。2018年があまり良くなかった人も，とても良かった人も。一度仕切り直して悪い流れを断ち，良い流れを継続する。新年とはそういう機会なわけですから，ここは一つ気持ちを入れ替えて頑張ってまいりましょう。
　ところで，関東では1月7日までが新年のあいさつの期間とされているそうね。なので，この記事冒頭の「あけましておめでとうございます」は厳密にはふさわしくないのよね。新年一発目の記事からふさわしくないあいさつを余儀なくされるというね。幸先悪いな2019年。
　しかしながら，2019年も残りは350日ちょいあるわけです。あと355回寝るとお正月。2020年の正月は何をしましょうかね。2019年最初の悩み。

　さて，今年のお正月は，ていうか今年に限らず毎年そうなんだけども，私，ゲイムをヤっていました。主に「JUDGE EYES：死神の遺言」と「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」（PlayStation 4 / Nintendo Switch）と「ディアブロ III エターナルコレクション」を。昼から夜にかけてはPlayStation 4でJUDGE EYES，そして夜はベッドで寝転びながらNintendo Switchでドラゴンクエストビルダーズ2とディアブロIIIを。なんて良いお正月なんでしょう。

　今さら語ることでもないのだけれど，ディアブロIIIのちょうどいい感は半端じゃないわよ？　前にPlayStation 3版の「ディアブロ III リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション」について触れたことはあるけど，Nintendo Switch版でちょうどいい感が増した印象ね。
　ここで言う“ちょうどいい感”とは，ヤることはシンプル，装備品が豊富であるがゆえにハクスラが楽しい，でも普通に進めていくだけでレベルも装備もいい感じのものが手に入る。こういうちょうど良さ。“ずっとプレイしていられる感”と言い換えてもいいかもしれないわね。ダークな見た目に反してプレイ感覚は軽いし，何より難しくない。
　ぶっちゃけ，ストーリーはテキストを読んでなくてもいい。大事なのは雰囲気。私もプレイ時間10時間程度だけど，今のところ，いっさいストーリーが頭に入ってきてないからね。でも，楽しいというか，プレイしていられる。
　Nintendo Switchをお持ちの方ははぜひ。意外と言ったら失礼だけど，どんな人でも楽しめるんじゃないかしら。それぐらいプレイしやすい。


　話がやや逸れたわ。いや，ゲイムの話だから真っ当な逸れ方ではあるけど，そもそも私の正月を語ってる最中だったからね。
　えー。JUDGE EYESは私の予定だと今日か明日ぐらいに終わらせて次のゲイムにイクはずだったんだけど，面白すぎて三が日中に終わらせてしまうというスケジュールブレイクを演じてしまったって話がしたかったのよ。
　で，結局JUDGE EYESのゲイム内ミニゲイムである「ぷよぷよ」にハマってしまい，「ぷよぷよテトリスS」を購入してしまうという，ゲイムがゲイムを呼ぶ展開に。
　なので，1月4〜6日はベッドに寝転がってドラゴンクエストビルダーズ2，ディアブロIII，ぷよぷよテトリスSを交互にプレイし続けるという過ごし方に変わってきているの。
　ただ，最近ではそれすらも変化してきて。Nintendo Switchに入っているこれらの3タイトルのうち，どれをプレイしたらいいのか分からないというNintendo Switch迷子になってしまったわけです。
　どのタイトルも私を待っている。ドラゴンクエストビルダーズ2をプレイしようとすると，「そうですよね，私なんて暗い世界観ですし敵を倒したときもグロい描写で平気で爆発とかするし，血の色は基本緑だし，お正月っぽくないですよね……いいんです私，待ってますから。気が向いたら私を選んでください……ね。でも，私のことを忘れないでいてくれると嬉しいです」っていうディアブロIIIの声が聞こえるし。
　それをなだめるためにディアブロIIIを起動すると，「やっぱそうか。へへっ！　君はプレイすればするだけアイテムが手に入ったりレベルが上がったりする，そういう体験を与えてくれるゲイムが好きだったよね！　それに比べたら私は……パズルだもんね。プレイすれば必ず何かが手に入るってわけじゃないもん。そっか！　そうだよね……やっぱりみんな最終的にはそういうゲイムが好きなんだもんね。私は大丈夫だよ！　気にせずその子と遊んでよ！　でも，いつか戻ってきてくれたら……嬉しいな！」って言いやがるんですよ，ぷよぷよテトリスが。
　で，いやいやそういうポップなところがお前のいいところじゃないかと，ぷよぷよテトリスを起動しようとすると「そう，なりますよね。eスポーツ時代ですし，私も一生懸命尽くすつもりだったんですけど……軽いノリでコトに及びたいですよね皆さんは。でも，私はなるべく重くないように努力してきましたが，そこまで軽くはなれないので……ただ，せめてあなたが私と一緒のときは楽しんでもらえるよう努力を重ねますので……また……戻ってきてもらえませんか？」って。ドラゴンクエストビルダーズ2が。
　もうね，私はどうすればいいのか。どれも選ぶことができないわ。私って，なんて罪深い男なんでしょう。選べない。でも手元にはNintendo Switchがあって，時間もある。ドラゴンクエストビルダーズ2のスクラップ＆ビルドの楽しみか，ディアブロIIIのハクスラ感か，ぷよぷよテトリスの気軽で奥深いゲイム性か。悩ましい。でも，私の身体は一つしかない。みんな物分かりもいい。ただ，それだけに私の選択が彼らを喜ばせ，悲しませもする。私はいったい，どうすればいいんだ……そうして私が出した答えは！

　「Winning Post 8 2018」（PC / PlayStation 4 / Nintendo Switch / PlayStation Vita）でした。もうね，選べない。誰かを選んで誰かを悲しませるくらいなら。いっそ，みんなと距離を置いたほうがいい。そして，昔遊んだ彼ともう一度同じ時間を共有してやる。今年は新作の「Winning Post 9」（PC / PlayStation 4 / Nintendo Switch）が発売されるみたいだし。
　そういえば，この作品では私が名付け親になった「ダンショクドライバ」を出現させていないし。これでいいんだ。これで，みんな傷つかなくて済む。そういう思いでいま，まさにWinning Post 8 2018をプレイしている今日この頃です。
　いや〜，年始早々モテちゃってんな私。……あれ？　なんだろう画面がにじんできたよ。皆様，今年もよろしくお願いいたします。

今週のハマりゲイム
PlayStation 4：「JUDGE EYES：死神の遺言」
Nintendo Switch：「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」「ディアブロ III エターナルコレクション」「ぷよぷよテトリスS」「Winning Post 8 2018」
iOS：「龍が如く ONLINE」

■■男色ディーノ（プロレスラー）■■ ディーノ選手が所属するDDTプロレスは，今週末の1月12日に千葉都市モノレール車内にて「三井商事株式会社 presents 千葉都市モノレールプロレス」を，13日に大阪・大阪市平野区民ホール大会「ドラマティック赤備え！2019」を，14日にも同じ会場で「ドラマティック六文銭！2019」を開催します。なお，ディーノ選手は欠場中のため大阪には行かないそうですが，「暇なのでどこかでアルバイトでもしたほうがいいのではないか？」などと思い始めているのだそう。ディーノ選手の場合，どんなアルバイトでもそつなくこなしそうです。