連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第463回「頑張った分だけ報われたい気分の人にオススメしたいゲイム」
言うほうも言われるほうも,今さら感しかない新年のあいさつだけど,一応ね。ゲイレスラー男色ディーノでございます。私個人としては引っ越しも終わり,妙に忙しかった年末年始を越えて,ここにきてようやくゲイムをプレイできる余裕が生まれつつあるわ。
まあ,忙しいのはいいことよ。忙しすぎてゲイムをプレイできなくなるのはイヤだけど。そこら辺のバランスが長年の課題なのよねー。プロレスラーでありゲイムライターでもある私は,人前で姿だったり名前だったり考え方だったりをさらすような仕事をしておきながらアレだけど,実はそんなに有名欲みたいなものがないのよね。有名になりたいがために何かをするっていう意識はとくになく。ただ,自分の携わった作品で一人でも多くの人に楽しんでもらいたい気持ちはあるという,大いなる自己矛盾。
有名になったほうが見てくれる人が増える。でも,ひっそりと生きていたい。それでいて,私自身が人生を楽しく過ごしたい。そして私に関わった人に楽しんでもらいたい。だから,仕事として私を求めてもらえるのはありがたいことだけれども,ゲイムの時間が減るのはつらい。そこら辺の折り合いがつかないまま,プロレスラーとして17年目,学生プロレスから数えると23年目を迎えます。どうぞよろしく。
一応は,「妖怪ウォッチ」シリーズのスピンオフ作品ということになるのかしらね。私個人としては,ナンバリングタイトルもたいがい好きなんだけども,バスターズシリーズのほうがさらに好きなの。理由としては,プレイ時間を管理しやすいから。
ナンバリングタイトルにも章という概念はあるわ。アニメのような演出のRPGで,それがメディアミックス戦略にハマって人気があるポイントでもあると私は思っているの。ただ,そうは言ってもRPGだから,ある程度の時間を要し,ストーリーを追う必要があるわけね。
その点,バスターズシリーズはステージクリアタイプのダンジョン探索アクションRPGだから,仮にストーリーを忘れてしまっていても,ステージをクリアすればそれでいいという,ゲイムの目的がハッキリしているの。そこがいい。
ちなみに1ステージクリアまでに要する時間は10〜15分程度。もちろんプレイの仕方にもよるけど。だから,時間があるときは数ステージまとめてプレイすればいいし,時間がないときは1ステージだけヤろう! って気持ちになれるのね。そういう意味で,プレイ時間の管理ができるってこと。
もしも,「今までプレイしてなかったけどこれから妖怪ウォッチに入りたい……けどもうシリーズもだいぶ進んでいるから入るきっかけがないなぁ……」って人がいるならば,このバスターズから入ってみてはいかがかしら。ていねいさとユーザーフレンドリーさには定評のあるレベルファイブ作品らしく,続編ではあるけれどもプレイヤーに対する説明は十分。入りやすいかどうかは心配しなくていいわよ。
例えば妖怪ウォッチシリーズのだいご味でもある妖怪ガシャ。ガシャを引いて出てきた妖怪やらアイテムやらを使えるようになるっていう男心をくすぐる要素だけど,これもゲイム開始からしばらくして開放されるのね。これが開放されてしまえば,もう毎朝6:00を過ぎるのが楽しみになること請け合い。なんで6:00かというと,ガシャは一日に引ける回数に制限があって,その回数がリセットされるのがその時間なわけ。一日一回しか引けない日もあれば,30回引ける日もある。その回数自体がダーツルーレットで決まるわけだけれども。
こういった運の要素もまた,妖怪ウォッチシリーズの魅力なのよね。攻略の型が決まっていない。だって,手に入れられる妖怪が運次第なんだもん。そりゃ,引いた妖怪が可愛くなるってもんですよ。制限することでお客さんに感情移入させる方法もあるってことだと思うのね。人前に出る人間としても参考になるっス先輩!
それでいて,妖怪を集めて育てるヤり込み要素もある。運の要素もあるけども,一方でプレイすればするほど強くなれる努力の要素もあるってわけ。だから,何度も遺跡に潜ってしまうの。自分がプレイした時間,費やした時間に対して,成長という形でゲイムが応えてくれるんだもん。ヤリ甲斐はあるわよね。
なので,ゲイムに対して何を求めるかによっても変わってくるけども,単純にゲイムをヤっていてゲイム内で報われる経験をしたいならば,この妖怪ウォッチバスターズ2をぜひプレイしてみてはいかがかしら。頑張れば頑張った分だけ報われる。妖怪ウォッチは裏切らない。
現実の世の中は厳しいわ。頑張るのって自分に自信をつけたり,なるべく効果を高めるために頑張るわけであって,成果に直結してるわけではない。努力量=結果じゃないのよ。まあ,だからこそ努力を含めて楽しめるような自分になれれば,今よりも前向きに生きていけるんだけどね。とはいえ,そういう本筋とは関係ないサイドストーリー的な努力も必要になってくるからややこしいのよね。
けれど,ゲイムだとそこはシンプルなの。プレイすればするほど成長する。結果に近付く。ゲイムにもよるけど,少なくとも妖怪ウォッチシリーズに関しては,努力が裏切られることはないわ。私は妖怪ウォッチ,ひいてはゲイムのそういうところが好きなのかもしれない。
繰り返しになるけれども大事なことだからもう一度。頑張った分だけ報われたい気分の人は妖怪ウォッチバスターズ2をぜひ。単純に楽しいしね。
というわけで,2018年も始まりました。毎年のことだから今年が特別ってわけではないけれども,今年もいろいろなゲイムをプレイして,いろいろな思うところをこの連載で述べていけたらなあと思っております。新年を迎えたタイミングで,自分のスタンスを再確認するのも悪くない。今年もよろしくお願いします。また来週。
今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「コール オブ デューティ ワールドウォーII」
PlayStation Vita:「GOD WARS 〜時をこえて〜」
Nintendo Switch:「OPUS-地球計画」
ニンテンドー3DS:「妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー マグナム」
iOS:「ドラゴンクエストライバルズ」「ウイニングイレブン カードコレクション」
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妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー マグナム
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妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー ソード
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