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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第328回「私が見たニコニコ超会議(前編)」
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印刷2015/04/30 19:28

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第328回「私が見たニコニコ超会議(前編)」

画像集 No.001のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第328回「私が見たニコニコ超会議(前編)」

著者近影
画像集 No.002のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第328回「私が見たニコニコ超会議(前編)」
 4月25日と26日に,幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2015」。ニコニコ動画の各種コンテンツが集まる年間最大のこのイベントに,私こと男色ディーノは参加してきたわ。ユーザーとしてではなく,本職であるゲイレスラーとして。

 というのもね,今年は何を思ったのか,「さまざまなコンテンツが集い,戦う場」としてイベント会場にプロレスのリングをおっ立てて,プロレスをしようという企画があったらしいのね。
 で,リングを立てるんだったら実際にプロレスをヤってしまおうじゃないかということで,そこに呼ばれたのが私の所属するDDTプロレス。結果,「ニコニコ超プロレス」というコンテンツ名で,2日間リング上で何かしらの催しを行ってきたの。
 要は,それでメチャクチャ忙しくてゲイムをプレイできなかったのよ。その代わりってわけじゃないけど,いっそ開き直って,おそらくは4Gamerの読者と親和性がそこそこ高いかもしれないこのイベントに参加した2日間のことを,この連載に書いてしまおうと。今週来週はそれでイこうと思ってるわ。
 もう,これは仕方がない。私にゲイム関係のブースを回る余裕があったなら,それを連載で取り上げるっていう手もあったんだけどねー。それもない以上,正直に白状してゲイムとほぼ関係のない記事を書いてしまったほうが,いっそ潔いだろうってわけ。そこのところをご了承のうえ,読み進めていただけると幸い。
 あと,今回の記事はどちらかというと個人で楽しむっていうよりも,法人向けになるかもしれないわね。なぜなら,ちょっとした売り込みっぽい内容になるから。


 てなわけで,ニコニコ超会議についてなんだけど,ぶっちゃけ私,めちゃめちゃ働いたわよ。とりあえずニコニコ超プロレスで私がヤったことを羅列してみると……。

  • 試合(2日間)
  • ゲイム実況で有名なMSSPとゲイム対ケツ
  • 床ドン,汗まみれハグ会(2日間)
  • 仮面女子とのアイドル対ケツ
  • 小林幸子にさっちさちにされる
  • 39歳おっさんと17歳女子高生の結婚式をぶっつぶす
  • フジテレビ「めちゃイケ」のインターネット放送「ゼロテレビ」の解説
 こんな感じ。

 この中でかろうじてゲイム要素があるとすれば,MSSPと対戦したゲイムがPlayStationの「ファイプロ・リターンズ」とファミコンの「キン肉マンマッスルタッグマッチ」ってところと,私を投げ飛ばした小林幸子が「『太鼓の達人』に出演することが決まった」っていう告知を演目中にブッコんできたってところぐらいかしら。いや,別に「大変だったね」って言われたいわけじゃないの。大変だったけど。
 むしろ,ニコニコ超会議ってゲイムショウとは違って,いろんなジャンルの出展があるのね。大ざっぱに言えば,大人の学園祭。で,プロレスのリングはそれらを全部まな板に乗せたったど! という充実感があったことを伝えたいのよ。

 こういう時,プロレスって強いわよ。なぜなら,プロレスって勝負論だけじゃなくて,観客論でも考えることのできるジャンルだから。興味があるものに対してはアグレッシブだけど,興味がないものに対しては見向きもしない傾向って,多かれ少なかれあるじゃない。でも,プロレスは興味がない人が見ても,ある程度は面白がってもらえるものを提供できるという強みがあるのよね。
 あとは,けっこうな守備範囲でさまざまなジャンルとコラボできる。だから,ゲイムショウでプロレスをしたら隣のブースから怒られたとしても,ニコニコ超会議のような雑多な空間では,まあ誰が見ても最低限は面白いもんを見せられる自負があるわけ。最初に法人向けって言ったのは,つまりはそういうことです。プロレス,とくにDDTプロレスはこういうコラボは得意ですよ,企業の皆さん!
 というのもね,DDTプロレスは「誰も損をしない」っていうところを重視してお客様に提供しているからね。誰かが誰かをつぶすような内容にはなるべくしない。選手の見せ方がそのように徹底されております。どうせヤるならお客さんも,関係者も,そして選手&スタッフもなるべく全員が楽しめるものにしたいじゃない。プロレスで楽しいと思わせるわけではなく,楽しさを提供するためにプロレスを使っているという感覚。

 ここから先は私個人の考え方として聞いてちょうだいね。実は私,一応プロレスラーなんだけど,そんなにプロレスにこだわる必要はないのかなって思っているのよね。いろんな立場の人がいろんな角度から判断するから一概には言えないけれども,イベントで一番大切なことって,「イベント来場者にいかに楽しんでもらえるか」でしょう? 見ている人にプロレスを押し付けるんじゃなく,プロレスを見ていたら楽しくて目が離せなかった,という形が理想なわけ。なので,各種コラボやイベントのご依頼がございましたらDDTプロレスまでお問い合わせください。

 で,何が言いたいかというと,今年のゲイムショウでもまたプロレスをできるといいなあ,できれば4Gamerブースで。……っていう,最終的の売り込みのお話でした。
 来週は今週よりもやや深く,ニコニコ超会議について掘り下げてみようかと!

今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「龍が如く0 誓いの場所
PlayStation 3:特殊なDVD ※死亡確認→復活予定
PlayStation Vita:「剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜
PSP:「サモンナイト5
Wii U:「ゼルダ無双
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
ニンテンドー3DS:「ブレイブリーセカンド エンドレイヤー
Xbox 360:「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
このゴールデンウィーク,ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,宮城・夢メッセみやぎ西館ホール大会「Road to Ryogoku 2015 in SENDAI 〜ドラマティック・ドリーム・タン」(5月4日),青森・青森はまなす会館大会「Road to Ryogoku in AOMORI〜ドラマティック・ドリーム・ドラマティック・ドリーム・津軽三味線〜」(5月5日),山形・山形ビッグウイング大会「Road to Ryogoku 2015 in YAMAGATA〜ドラマティック・ドリーム・玉こんにゃく〜」と,東北三連戦を予定しています。この連載の次回掲載日は,連休明けの5月7日となるわけですが,ちゃんと原稿は届くのでしょうか……。
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