イベント
[G★2009]KOGが開発する3D横スクロールアクション「ELSWORD」が,日本サービスに向けて契約進行中?
ELSWORDといえば,G★2007で紹介したことがあるタイトルで,簡単におさらいすると,本作は「グランドチェイス」の登場人物を受け継いた後継作にあたる。今ではそう珍しくはないが,ステージやキャラクターが3Dで描画されており,横スクロールアクションにも関わらず進行方向のずっと先の様子が見られたり,技の発動時に2Dのキャラクターイラストがカットインされたりと,演出方法が特徴的だ。
同ブースにいたKOG General ManagerのDaniel B氏によると,2007年に正式サービスが開始された本作だが,2009年11月に同接2万2000人を記録するなど,今では韓国でトップ10に入る人気タイトルとなっているという。
本作に登場するキャラクターは過去に三種類を紹介したが,現在は初期の職業が二つ増え,合計五つの職業から選択できるようになっている。そこから二種類ずつ枝分かれした1次職へ転職でき,2次職へは選択した1次職からそのまま移行する。2次職はまだすべてが実装されていないが,今後のアップデートで追加されていくとのことだ。
また,今年の10月から11月中旬にかけて三つのアップデートが実施されており,今回KOGブースには,そのアップデート内容を紹介する“ELSWORD SEASON II ACT3”アップデートという名称のムービーが展示されていた。今回このムービーを入手してきたので,あれから2年を経てどう進化したのか……を見るには若干偏っているかもしれないが,興味がある人は見てみよう。剣士“ELSWORD”の2次職「LORD KNIGHT」「RUNE SLAYER」が追加されているようだ。
このほか,以前紹介していない要素として,最大で4対4で対戦できるPvPモードが用意されている。勝利すれば,VPと呼ばれるゲーム内通貨が入手でき,このVPを使って専用のアクセサリが購入できるという長所があるとのことだ。
なお,Daniel B氏に海外での展開について聞いてみたところ,台湾,香港でオープンβテストが行われており,現在は中国と日本でも契約が進行中とのこと。なんと,今年中には日本での展開も発表できるかもしれないというのだ。これ以上の詳細については,さすがに教えてもらえなかったのだが,本作に興味を持っていた人は正式な発表を待っていてほしい。
実のところどうなんだろうとDaniel B氏に聞いてみたところ,やはりゲームのコミックス化は増えているとのことで,ELSWORDのコミックス版の場合,ゲーム会社からではなく,出版社側からコミック化の話が持ちかけられたのだそうだ。それだけ,韓国ではオンラインゲームが注目されるということがうかがわれる。
最後にDaniel B氏は,「ELSWORDは,もうすぐ日本のみなさんのもとにお届けできると思います。よく作り込まれたゲームですので,ぜひ楽しんでください」とコメントしてくれた。
- 関連タイトル:
ELSWORD
- この記事のURL:
Copyright(C)KOG Corporation. All rights reserved.