連載
ハロー!Steam広場 第2回:ホリデーセールと謎の大男
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー Steam 広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者の独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,遊ぶ予定のないゲームを購入してしまう上級Steamerにジョブチェンジできるかも。
今回ご案内するのは,日夜エアホッケー対決で盛り上がる砂漠の惑星だ。この星には,コンセントプラグを“差し込まれる側”専用の車両なるものが存在し,うっかり“差し込む側”が乗ってしまうと,スマートフォンを片手にした謎の大男に追いかけまわされるハメになるようだが……。
未知の惑星でサバイバル生活をするサンドボックス型2Dアクション「Starbound」
サンドボックス型2Dアクション「Terraria」を手掛けたメンバーによって設立された独立系開発会社 Chucklefishの新作が,今回ご紹介する「Starbound」だ。
本作は,エイリアンが蔓延る未知の惑星に降り立ち,資源やアイテムを求めて探索をしていくサンドボックス型2Dアクションゲームだ。プレイヤーは6種族の中から,好みのキャラクターを作り,惑星開拓に挑むことになる。
ゲームは,燃料切れの宇宙船の中からスタートする。ここで乗っている宇宙船は,選んだ種族によってデザインが変わるようだ。ちなみに筆者は魚族を選んだせいか,竜宮城にでも連れていかれそうなデザインの船だった。凄くダサいです……。
船に備えられているテレポーターを使うと,停泊している惑星に降り立つことができ,その後は何をするもプレイヤーの自由だ。
ちなみに,この手のゲームのセオリー通りにいくのならば,まずは雨風を凌ぐ家を作りたい所だが,本作に至っては最初から自分の船があるため,家づくりはそこまで重要ではない。障害物さえなければ,いつでも宇宙船にテレポートが可能なので,身の危険を感じたらすぐさま脱出しよう。
ただし,どこに居ようが逃れられない“死”がこのゲームには存在する。それは“餓死”だ。空腹メーターが0になるとHPが減り始め,そのまま何も食べずにいると死んでしまうので,食糧確保だけは常に意識しておきたい。なお食糧となる肉は,弓でエイリアンを倒した時に手に入るので,弓は必ず作っておこう。
また本作には,数えきれないほどの惑星が存在する。2〜5つの惑星がまとまったセクターがあり,そのセクターをさらにまとめるセクターがあり,またまたそのセクターをまとめるセクターが――と説明しているときりがないのでこの辺にしておくが,とりあえず探索する惑星に困ることはなさそうだ。
各惑星にはそれぞれ特徴がある。降り立った惑星が極寒の地で,あっという間に凍死してしまったり,強力なエイリアンが生息していたり,謎の組織が基地を構えていたりと,何が待ち受けているかは探索するまで分からない。これぞまさしくサバイバルだ。
さて,本作は14.99ドルで販売中なのだが,まだ完成していないβ版であり,今後ゲームの仕様などが大きく変わるアップデートが実施されると,キャラクターのデータが消えることもあるということを頭に入れておいてほしい。特に今はβテストの初期段階であり,日々のアップデートで,どんどんゲームの仕様が変わっていくので,そこも含めてゲームとして楽しめるならば,おすすめできるタイトルだ。
「Starbound」Steamページ (14.99ドル)
ステージの構成がランダムに変わるゾンビFPS
「Contagion」
アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回は「Half-Life 2」の人気MOD「Zombie Panic: Source」をリスペクトしたゾンビFPS「Contagion」をご紹介しよう。
本作の舞台となるのは,大量のゾンビが徘徊する刑務所だ。プレイヤーは,刑務所から脱出すべく,スマートフォンに送られてくる指示を頼りに進んでいくことになる。
本作の特徴は,プレイする度にキーアイテムやゾンビの配置がランダムに変わるというところだ。前回は机の中にあった鍵が,今度はロッカールームの壁に掛かっていたり,通れた場所がボヤ騒ぎになっていて遠回りする羽目になったり,といった具合に,1度クリアしたからといって次も同じようにクリアできるとは限らないということ。
今のところ実装されているマップは刑務所のみとなるが,ステージにランダム要素があるおかげで,何周でも遊べるようになっているので,ゾンビ系のFPSが好きな人はお試しあれ。
「Contagion」Steamページ (14.99ドル)
異星人とエアホッケーで戦う1980年代のリバイバル
「Shufflepuck Cantina Deluxe」
「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回ご紹介するのは2本,最初に紹介する「Shufflepuck Cantina Deluxe」は,20年以上前の名機「Amiga」や「Commodore」「Atari ST」などに向けてリリースされ,日本ではきっと,皆さんかつての「Macintosh」で遊んだであろうゲームの1つ「Shufflepuck Cafe」のリメイク作品。
本作の舞台となるのは,砂漠の惑星でひっそりと運営されているカジノだ。宇宙でトラブルに見舞われ,この惑星に不時着してしまった主人公は,壊れてしまった宇宙船のパーツを手に入れるため,カジノで行われているエアホッケーバトルに参加し,賞金を稼いでいくことになる。
遊び方は非常にシンプル。マウスでマレットを操作して,パックを打ち返し相手のゴールに決めるだけだ。ただし相手によっては,人間の反射神経をまったく考慮しないテクニックを使ってくることがある。パックが突然カーブしたり,蛇行したりと,これらを打ち返すのはなかなか骨が折れる。中にはサーブを打つフリをするなど,非常に人間臭いことをしてくるヤツもいて,CPU相手とはいえ侮れない。
エアホッケーバトル以外にも,350を超えるクエストや,120以上のサブクエストが用意されており,意外にもボリュームがあって驚きだ。マレットやパックにもさまざまな種類があり,これらを集めていくのも楽しみの1つだろう。
さて,本作はすでにGREENLIGHTを通過し,12月14日まで7.99ドル(通常価格は9.99ドル)で販売中だ。「Shufflepuck Cafe」で遊んでいたオールドゲーマーはもちろん,そうではない人にもオススメできるので,是非遊んでみて欲しい。
「Shufflepuck Cantina Deluxe」Steamページ (9.99ドル)
謎の大男The Hat Manに追い回されるホラーアドベンチャー「The Hat Man: Shadow Ward」
次にご紹介するのは,人の魂を奪い取る影の住人“The Hat Man”から逃げ回るホラーゲーム「The Hat Man: Shadow Ward」だ。
ちなみに,The Hat Man は Urban Legend(いわゆる都市伝説)の1つ。言い伝えでは,かなりの大男なうえ,その姿は影で覆われており,おまけに人の魂を奪ってしまうというタチの悪い存在らしい。
そんな怪人が歩き回る屋敷に乗り込んだテスト版プレイヤー達の様子がトレイラーで確認できるので,興味がある人は見ておこう。
「The Hat Man: Shadow Ward」GREENLIGHTページ
毎年恒例のホリデーセールは12月20日からスタート
今年のホリデーセールは,北米時間12月19日から2014年1月2日まで(日本時間12月20日3:00から2014年1月3日3:00まで)開催されるとのこと。Steamではシーズンごとにさまざまなセールが行われるが,中でも一番の盛り上がりを見せるのがこのホリデーセールだ。
対象となるタイトルは現時点では不明だが,これまでのホリデーセールを見る限り,ほとんどのタイトルが値引きされると思われるので,Steamerの皆さんはしっかりと(ウォレットの)準備をしておこう。
「Steam」公式サイト
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