「アラリオフェス 2011冬」が開催。「クロスファイア」「ドリフトシティ」「ソウルマスター」の最新情報が発表に

　本日（2011年12月27日），アラリオは東京都内のベルサール秋葉原で開催中の「秋葉原PCゲームフェスタ」において，オフラインイベント「アラリオフェス 2011冬」を実施した。このイベントでは，同社がサービス中の「クロスファイア」「ドリフトシティ・エボリューション」および「ソウルマスター」の2012年のアップデート情報が公開されたほか，来場者参加型のステージイベントや楽曲提供アーティストによるライブなどが行われた。ここでは，会場で発表された各タイトルの最新情報をメインにお伝えしていこう。

クロスファイア

　クロスファイアでは，2012年中，新たに二つのモードが登場する。一つは出現してくるNPCを倒す「AIモード」で，AIモードはさらに「襲撃ミッション」と「奪取ミッション」に分けられる。前者はプレイヤーが所持する武器やアイテムを最初から全部使えるミッションで，登場するNPCを片っ端から撃っていくという爽快感を重視した内容だ。後者は，ミッション開始直後，プレイヤーには近接武器しか与えられないため，ゲーム中にNPCを倒して武器を奪っていく必要があるというもの。
　すなわち与えられた環境を上手に利用しながら，プレイを戦略/戦術的に進めていかなければならないのだ。
　いずれのミッションも，最大4人のプレイヤーによる協力プレイが可能で，対する敵NPCは，さまざまなスキルを駆使して襲いかかってくるとのことだった。

　また「パンデミックモード」が第4段階を迎え，ついにナノ陣営側にも人間陣営のヒーローにあたる「ターミネーター」が登場することが発表された。また，人間陣営にはヒーローを超える「スーパーヒーロー」が登場するとのことで，パンデミックモードも最終段階に突入する。
　そのほか，従来のデイリーミッションと同時進行可能な「プラスミッション」が登場。このミッションでは，モードや条件，報酬に至るまでプレイヤーが自由に選択できるとのことで，これまで以上にストレスのないプレイを楽しめるという。

　会場では，クロスファイアの日本代表としてWCG 2011に出場したクラン「Mistral」のメンバーが登場し，WCGの思い出などを振り返った。
　また，来場者の中から選抜された7名の有志が，Mistralの3名に挑戦する変則エキシビションマッチも行われた。挑戦者の中にはMistralと日本代表の座を争ったクランのメンバーもおり，次々に繰り広げられる見事なプレイに会場は盛り上がっていた。

ドリフトシティ・エボリューション

　ドリフトシティ・エボリューションは，日本，韓国，ドイツ，そして北米でサービスが行われているが，現在，国家の垣根を越えてプレイヤーが対戦可能な「ワールドマッチモード」を企画，開発中とのこと。それに先駆け，2012年には日本・韓国間の対戦を可能にするという。
　また実在のサーキットをモデルにした日本オリジナルバトルマップの追加や，F3の「Three Bond Racing」とタイアップしたマシンの実装も発表された。このほか，2012年は月に1台，ニューマシンを追加していく予定だ。


　会場では，クロスファイア同様，来場者の中から選抜された有志4名が，アラリオのスタッフによって編成された自称「ドリームチーム」に挑戦。挑戦者達は3年以上にわたってドリフトシティをやり込んでいる猛者ばかりであり，付け焼刃的に昼休みに練習していたというドリームチームをあっさり打ち破ってしまったのも当然といえば当然だ。なお，このステージイベントでは，上記のタイアップF3マシンも披露されていた。

ソウルマスター

　ソウルマスターは，2012年1月中に正式サービスを開始する予定で，そのあとは3タイプのアップデートを継続して行っていく予定になっている。
　「メジャーアップデート」は，3～4か月に一度行われる大型のもので，新しいストーリーと舞台となる新マップが追加され，新システムや新機能などもこのタイミングで実装される。なお，第1次メジャーアップデートは，正式サービス開始直後の2012年2月に予定されている。
　2か月に一度実施される「ミディアムアップデート」は，主に高レベルのダンジョンや，関連する装備などが追加されるもので，毎月行われる「マイナーアップデート」では季節イベントやアバターなどが追加されていくことになる。
　このほか，2012年中には現行の4プレイヤーキャラに加え，新キャラを追加する予定があることも発表された。


　会場では，アーティストのAira Mitsukiさんが，ソウルマスターのテーマソング「Special LINK」を含む全6曲のライブステージを披露。客席の前列には熱心なファンが集まり，Aira Mitsukiさんを応援していた。