プレイレポート
「クロスファイア」に実装される「ヒーローモード」のプレイフィールをお届け。選ばれしヒーローとなり,人類を脅かすゴーストを撃退せよ
また,このアップデートと同時に追加される新ゴースト「アサシン」は,従来のパンデミックモードでも使用可能になるので,同モードの遊び方にも変化が生じている。
今回,アラリオ本社にてヒーローモードのテストプレイをさせてもらったので,ヒーローモードとパンデミックモードの違いと,それにより生まれたプレイフィールの差がどんなものなのかを紹介していきたい。
選ばれしヒーローとなり,人類を脅かすゴーストを撃退せよ
新モードであるヒーローモードの説明に入る前に,まず従来のパンデミックモードを簡単に紹介しよう。パンデミックモードは一言で表すと,いわゆる「ゾンビモード」のクロスファイア版だ。ゲームが始まると,集まったプレイヤーの中から1〜2名がランダムで「ゴースト」の宿主として選ばれ,ほかのプレイヤーに襲いかかることになる。
ゴーストは,体力が人間とは比較にならないほど高いので,複数人で攻撃を集中させないとなかなか倒せないが,攻撃が当たる度にノックバックが生じるようになっているので,倒すことより近寄らせないことのほうが重要になったりする。ただし,ゲーム中に補給アイテムが出現するとはいえ,各プレイヤーが所持する弾薬数には限りがあるので,人間側はうまく連携を取らないと,弾切れを起こしたところを襲われて命を落とすことになりかねない。
対するゴースト側も,誰かを感染されるまでは人間側との人数差に圧倒されて近づくこともままならないので,地形を考慮した動きで追い詰めてから襲いかかったり,ほかのゴーストと連携してうまく取り囲んだりといった戦術は必要となる。
ヒーローに選ばれたプレイヤーは,武器が自動的にヒーロー専用の「FAL Camo」となる。この銃は,装弾数が60発と多めな上に連射力も高く,近寄るゴーストをガンガン押し返すことができ,さらに右クリックで強力なグレネードランチャー「Fal Camo Stray」を発射することもできる。とはいえ,単独行動でゴーストをなぎ倒せるほど強いわけではないので,やはりほかのプレイヤーとの連携は必須だ。
さらに,通常であれば一発で感染してしまうゴーストの攻撃も,ヒーローなら一回だけ耐えられる。一般兵より強力な存在だからこそ前線に出して活躍させるべきか,それとも全員で守りつつ最後まで生存してもらうのか,悩むところだ。
ちなみにヒーローはラウンドごとにプレイヤーの中からランダムで選ばれるのだが,そもそもヒーローが現れるかどうか自体も確率に左右され,ラウンドによっては誰もヒーローとして選ばれないこともある。ヒーローが登場する確率は参加プレイヤー数に比例して高くなるため,ヒーローモードは是非大人数で集まって遊びたい。
なお,ヒーローモードではゴーストを倒す度に人間側の攻撃力が20%ずつ,最大で100%まで上昇するようになっているが,非常に体力が高いゴーストを倒すのはそもそも難しいし,攻撃力が上昇する頃には弾切れを起こしていたりする。
加えて,最初に選ばれた宿主以外のゴースト,つまり感染させられて生まれたゴーストは,パンデミックモード同様に進化をしないと固有のスキルを使用できないが,ヒーローモードではダメージを受ける,人間を倒すといった手段に加えて,倒されたゴーストに近づくことでも進化ポイントをためることができるので,これまでよりも素早く進化が可能になっている。
特徴的なのは,グレネードのような投擲武器を投げられること。この投擲武器は,着弾地点の近くにいるプレイヤーをノックバックさせる効果を持っている。人間側が有利な地形に陣取っている状況などで使うと,強制的にそこから移動させることができるので,かなり有用な武器になるだろう。
以上のように,ヒーローモードはパンデミックモードをベースにしつつも,かなり違った味付けがされていて,既にパンデミックモードをプレイし飽きたという人でも気持ちを新たにして挑むことができるだろう。
個人的には,ゴーストのリスポーンにより待ちぼうけの時間がなくなったことで,ゲーム全体の流れが早くなっているので,パンデミックモードより楽しめた。今までパンデミックモードを楽しんでいたプレイヤーは,アップデート後はぜひヒーローモードも遊んでみてほしい。
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