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舞台「サクラ大戦 紐育星組ショウ2013」は,より濃い内容に! キャスト・スタッフ顔合わせレポート
「サクラ大戦」は,1996年に第1作がセガサターン用ゲームとして発売され,その後,コミックやアニメ,そして舞台などさまざまな方面に展開してきたシリーズだ。「サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜」では,ニューヨークの「リトルリップ・シアター」を本拠地に人々を守る秘密組織である「紐育星組」(にゅーよーくほしぐみ)の活躍が描かれている。
今回の「紐育星組ショウ2013」は,7月26日〜7月28日の期間中,東京都の日本青年館にて行われる催しだ。紐育星組の面々と,ゲストのソプラノ歌手・北原瑠美さんにより,芝居あり,歌あり,踊りあり,笑いありの舞台が繰り広げられるという。
顔合わせではキャスト陣とスタッフ陣が集結し,本番に向けての意気込みを語った。
最初にレッド・エンタテインメントの代表取締役社長である名越康晃氏が「今回から,タイトルが“ライブ”ではなく“ショウ”になり,セリフが凄く増えまして,本当に大変そうだというのがひしひしと伝わりました。お客さんとしては,とても楽しめる内容ではないかと思います。今回,新曲も増えていますし,華やかなショウを期待しておりますので,大変だと思いますがケガのないよう頑張っていただきたいです」と挨拶した。
続いては,キャスト陣・スタッフ陣による挨拶が行われた。小林沙苗さん(ジェミニ・サンライズ役),皆川純子さん(サジータ・ワインバーグ役),齋藤彩夏さん(リカリッタ・アリエス役),松谷彼哉さん(ダイアナ・カプリス役), 園崎未恵さん(九条昴役),菅沼久義さん(大河新次郎役)からはファンへのメッセージももらってきた。舞台に向けて燃え盛るやる気を感じていただければ幸いだ。
●小林沙苗さん(ジェミニ・サンライズ役)
台本を読ませていただいて,凄く面白かったんですが,それ以上に焦っています。これからのお稽古の中で,この台本をどれだけ面白くできるのかというのが勝負かなと思っています。
今年の公演は“ショウ”というタイトルが付きまして,今までよりも内容が濃いです。歌はもちろん,お芝居の部分が凄く多いですね。今までジェミニは一人でカントリーをやってたんですけれど,今回は全員で西部劇をやるんです。そこにいろいろな事件が絡んで話が進んでいきます。本当に面白いので,ぜひ見にきてください!
●皆川純子さん(サジータ・ワインバーグ役)
台本を読んで,“これは相当な集中力をもって気持ちを高めていかないと,ちゃんと楽しんでもらえるものができない”と思ったので,今まで以上に必死に頑張っていきたいと思います。お稽古は楽しく,でも必死に,皆さんと夏を乗り切っていきたいと思います。
今回の公演は,今までの星組を見ていらっしゃる方はビックリするかもしれないくらいテイストの違うショウになっていると思います。今まで来られた方も,“見たことないけど「サクラ」の星組ってどんな感じかな?”って思ってらっしゃる方も,絶対楽しんでもらえることは間違いないです。楽しんでもらえるよう,私たちも本当に頑張るので,“じゃあ,見てやろうじゃないか”という感じで会場に来てください。待っています!
●齋藤彩夏さん(リカリッタ・アリエス役)
西部劇なので,皆さんの今までよりもっともっとカッコイイところが見てもらえたりすると思います。ぜひ,劇場でお待ちしております。
●松谷彼哉さん(ダイアナ・カプリス役)
毎年,とても楽しい公演をやらせていただいていますが,今年は“ショウ”という名前になり,台本もとても重厚な内容になっています。「サクラ大戦」をご存じない方でも,十分楽しめる内容になっています。
公演を見たことのない方もぜひぜひ,足を運んでください。絶対に“元気をもらえる舞台”にしますので,よろしくお願いします。
●園崎未恵さん(九条昴役)
台本を読んで,楽曲を聴くと,去年よりもハードルが上がっていると実感しています。
先日から,2011年にやらせていただいた公演が,7月11日までの期間限定で「ニコニコ動画」にて無料配信されています。2012年の公演も7月12日から無料配信されるんですが,今年はさらに濃く,重厚な内容になっているのではないかと思っている次第です。
配信を御覧になった方も,御覧になっていない方も,毎年公演に来てくださっている方も,今回が初めてという方も,ぜひ足を運んでいただけたらなと思っています。
皆様,お誘い合わせのうえ,“リトルリップ・青年館”まで,熱い夏を満喫しにきてください。よろしくお願いします。
●菅沼久義さん(大河新次郎役)
僕から言うことはひと言です。“時は来た! それだけだ”。
最初に台本を見たとき,僕も含めたみんながみんな“これはちょっと気合を入れないと大変だぞ!”という気持ちになったと思います。頑張ります,ということだけですね。
●北原瑠美さん(エマ・シュミットマイヤー役)
エマ・シュミットマイヤー役で初参戦させていただきます,北原瑠美です。
台本と楽譜を拝見したんですが,純粋にミュージカルとしてお楽しみいただける,楽しい作品になっていると思います。皆さんの足を引っ張らないように頑張りたいと思います。どうぞ,よろしくお願いします。
●斎藤栄作氏(脚本)
一生懸命に脚本を書いたら,長くなってしまいました。舞台を楽しみにしておりますので,皆様頑張ってください。
●田中公平氏(音楽監督)
先日,台湾でコンサートを開いたときに,日高のり子さんや井上喜久子さんと一緒に「サクラ大戦」の楽曲もやらせていただきました。現地でも「サクラ大戦」は凄く人気があるんですが,「花咲く乙女」を弾き語りしたときなどは,客席からすすり泣く声も聞こえました。このときに“続けることには絶対意義があるな”と思いました。
初めての人もおられますが,「サクラ」の現場は凄く楽しいですから,なにも心配はいりません。頑張ってください。
残念ながら,ラチェット・アルタイル役の久野綾希子さんは欠席。また,ストーリープロット担当の広井王子氏は到着時間がずれたため,コメントをもらうことはできなかった。
キャスト陣・スタッフ陣のモチベーションの高さに加え,「脚本の量やセリフが多くなった」「さらに重厚な内容になった」という声が聞かれたのが印象的だった。
6月28日〜7月11日までは,「サクラ大戦 紐育星組ライブ2011 〜星を継ぐもの〜」が(関連URL),7月12日〜7月25日までは「サクラ大戦 紐育星組ライブ2012 〜誰かを忘れない世界で〜」(関連URL)が,それぞれ「ニコニコ動画」にて無料配信されるので,過去の公演を見た人もそうでない人も,チェックしてみよう。
- 関連タイトル:
サクラ大戦V Desktop Theater
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