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【PR】「モンスターハンター フロンティアZ」10周年特別企画:サービスインからハンターの狩猟生活はどう変化したのか,大型アップデートの軌跡を辿る
昨今ではライバルとなるオンラインゲームの存在をはじめ,スマートフォンの普及によるソーシャルゲーム市場の拡大などもあり,一定の人気を保つのはどのような大作でも難しい。MHFも決して順風満帆というわけではなく,アップデートのたびにユーザーの増減を繰り返し,時にはバランス調整に苦戦することもあった。
それでも「アップデートで進化するモンハン」という最大の武器を活かし,ユーザーの意見を丁寧に反映しながら,独自の進化を続けてきた。その結果,ユーザーの信頼を勝ち得てきただけでなく,“フロンティアらしさ”を持った唯一無二のハンティングアクションとなったのだ。
4Gamerでは全5回にわたり,これまでの軌跡や新モンスター,新コンテンツの魅力を伝える連載企画をお届けしていく。今回はMHFがサービスインからどのような10年を辿ってきたのか,大型アップデートをさかのぼる形で振り返ってみたい。
「MHF-Z」10周年記念大型アップデート特設サイト
「MHF」10周年記念特設サイト
10周年記念大型アップデート
さらに,「ガチの狩り」をコンセプトに掲げる新コンテンツ「狩煉道」が登場。アイテムの持ち込み,NPCの同行,ブースト効果,「魂の再燃」の効果といった要素が制限され,まさにハンター自身の“狩猟スキル”が強く問われることになる。
また,狩猟解禁日は明らかになっていないが,異常に発達した部位を持つ辿異種のモンスター3体の実装も予定されている。こちらも楽しみなところだ。
モンスターハンター フロンティアZ 開幕
全武器種に「抜刀状態でのダッシュ」が追加されて移動が軽快になり,狩猟のセオリーが一変した。攻撃アクションもこれまでの全スタイルを内包しているものが多く,MHFらしさ全開の新しいアクションへと進化。現在は極ノ型の取得条件がG級昇格のみに緩和されているので,実装当時に極ノ型の取得を諦めてしまったハンターも安心してほしい。
一方,モンスターの極みとして実装された「辿異種」は,従来の「モンハンらしさ」を重視したモンスターだ。「モンスターの攻撃は,適切なスキルを発動して対処する」「部位破壊をきっちりこなせば,おいしい素材が手に入る」といった要素が強く推し出されている。
MHFらしいアクションで,モンハンらしい狩りを楽しむ。それが,MHF-Z流の狩猟スタイルと言えるだろう。
●主な実装項目や出来事
- 各武器種に「極ノ型」の実装
- 「辿異種」モンスターの実装
- 「辿異武器」「辿異防具」の実装
- PS4版のサービス開始
- 「裂水竜 ゼナセリス」の実装(2016年11月22日)
- 「黒蝕竜 ゴア・マガラ」の実装(2016年12月21日)
- 「焔嶽龍 ケオアルボル」の実装(2017年2月1日)
- 「天廻龍 シャガル・マガラ」の実装(2017年4月19日)
- 「ガイド娘」のリニューアル
G10アップデート
さらに,G級までの壁となっていたHR/SR帯が特定のクエストをクリアして7段階のHRを上げていく方式に変わり,一部クエストの受注に必要だった各チケットが廃止されるなど,「より遊びやすく! より始めやすく!」を合言葉に大きなリファインを敢行。メインコンテンツであるG級まで到達しやすいバランスに調整された。
また,限定ジャンケンなどで知られる「逆境無頼カイジ 破戒録篇」や,丸太でおなじみの「彼岸島」といった異色のコラボレーションが行われ,専用のミニゲームやモンスターが用意されるなど,今までにない手の込んだ内容が話題となった。
●主な実装項目や出来事
- 新武器種「スラッシュアックスF」の実装
- 「帝征龍 グァンゾルム」の実装
- 「紅蓮獅子 ヴォージャン」の実装(G10.1アップデート)
- 「獄狼竜 ジンオウガ亜種」の実装(G10.1アップデート)
- HRが999段階のポイント制から特定のクエストをクリアして7段階のHRを上げていく方式に変更
G9アップデート
大討伐達成の褒美となる装備も破格の性能で,なかでも防具「ラヴィGX:猛シリーズ」で発動するスキル「不退ノ構」は,あらゆる攻撃系スキルを合わせたような強烈な効果を持つ。現在も攻撃系スキルの頂点として君臨しているほどだ。
さらに,現在も人気の高い「氷界創世」「纏雷」「閃転」など強力なスキルもこのタイミングで登場しており,多くのハンターが防具セットの更新に追われた。
●主な実装項目や出来事
- 「大巌竜 ラヴィエンテ猛狂期」の実装
- 「照雷鳥 トリドクレス」の実装(2015年11月25日)
- 「氷牙竜 ベリオロス」の実装(2015年12月16日)
- 「凍王龍 トア・テスカトラ」の実装(G9.1アップデート)
- HR16および40の公式狩猟試験が廃止
G8アップデート
ジンオウガに続く遷悠種として,「イビルジョー」「ブラキディオス」も登場。いずれもケレン味溢れる大技が追加されており,攻めと守りのはっきりしたMHFらしいメリハリのあるモンスターとなっていた。
ジンオウガに関するゲーム内イベントは狩猟解禁後も実施されており,「遷悠種襲来!ジンオウガを狩猟せよ」では「アンケートにより,武器の名前と性能が決まる」という初の試みが行われた。その結果,「戦龍コーーン」「私の恐怖大剣」「獄熱紅剣【炎魔】」といったユニークな名前ながら高い性能を持つアンケート武器が実装されている。これらの武器は今でもハンターズクエスト,Gハンターズクエストで入手可能なので,ぜひ使ってみてほしい。
●主な実装項目や出来事
- 「怒貌竜 ガスラバズラ」の実装
- 「浮峰龍 ヤマクライ」の実装(2015年9月9日)
- 「雷狼竜 ジンオウガ」の実装
- 「恐暴竜 イビルジョー」の実装(2015年8月19日)
- 「砕竜 ブラキディオス」の実装(G8.1アップデート)
- DMM.com版のサービス開始(2015年8月5日)
G7アップデート
始種武具はG級装備と同等の性能を持ち,防具にはスキルランクアップという便利な効果もあることから,人気の装備となっている。また,武具のマイセットが防具の組み合わせだけでなく,装着中の装飾品も合わせて記録されるようになった。それまでの「手動での装飾品の付け替え」が不要になり,利便性が大きく向上している。データベースの仕様上,リファインが難しいと言われ続けていたが,念願の実装にハンターから歓喜の声が上がった。
ハンターの力を覚醒させて武器の属性の力を引き出すという,ハンター自身が強くなる古の技法「超越秘儀」もこのタイミングで登場。攻撃時に与えた属性の力が一定まで蓄積すると,大技「六華閃舞」が発動できる。雷属性なら麻痺で動きを封じ,氷属性なら氷結状態にして移動を封じるなど,効果は大きい。より手強くなるモンスターに立ち向かうための,新しい攻撃手段となった。
●主な実装項目や出来事
- 「司銀龍 ハルドメルグ」の実装
- 「水砦竜 グレアドモス」の実装
- 「始種」モンスターの実装
- 「超越秘儀」の実装
- 武具のマイセットに装飾品の登録が追加
- 「復帰区」の実装
G6アップデート
ただ,専用素材で生産できる天廊武器は性能を自由にカスタマイズできるという特徴があり,物理攻撃や属性攻撃特化型などの長所を伸ばし,尖った性能にできることから好評を博した。なお,天廊遠征録は2017年6月28日に配信を終了した。
PC版に高グラフィックスバージョン「High Grade Edition」(以下,HGE)が実装されたのも,G6アップデートの大きな出来事。PCの必要スペックは上がるものの,光源処理やモンスターの質感などが強化され,画質が大きく向上する。HGEのスクリーンショットや動画がSNSやブログに多く投稿され,盛り上がりを見せた。
なお,PS4版はあらかじめHGE相当になっており,美しいグラフィックスで狩りが楽しめる。
●主な実装項目や出来事
- 「創音竜 ポボルバルム」の実装
- 定期配信イベント「天廊遠征録」が登場
- 「天廊武器」の実装
- 「MHF-G High Grade Edition」を搭載(PC版のみ)
- トライアルコースのリニューアル
創音竜 ポボルバルム 高地を縄張りとする飛竜種で,性格は温厚ながら何でも捕食する。楽器を模した頭や翼,尻尾から特殊な音を出し,体力の回復,攻撃力や防御力の強化などを行う |
天廊遠征録では従来のクエストとは異なり,モンスターの狩猟に加えて各フロアに仕掛けられた罠や謎を解いていく。罠を活用することで,手強い大型モンスターを一撃で倒せることも |
G5アップデート
新モンスターとして登場した「イナガミ」は古龍種ながら小柄な体格で,狩猟難度もやや控えめ。一方の「ガルバダオラ」は見た目に違わず派手な攻撃が多く,広範囲かつ高威力の攻撃や結晶やられ状態にしてくる攻撃でハンターを苦しめた。
また,2014年11月16日にはオフラインイベント「誕生7周年 MHF-G 感謝祭2014」も開催となり,会場に入りきれないほどのプレイヤーが集まった。G1アップデートから始まった一連の騒動を受けて行われた,開発陣にパイが投げられた「反省の宴」は今でも語り草になっている。
●主な実装項目や出来事
- 「雅翁龍 イナガミ」「金塵龍 ガルバダオラ」の実装
- 新ギルドマスターの実装
- PS Vita版のサービス開始(2014年8月20日)
- オフラインイベント「誕生7周年 MHF-G 感謝祭2014」実施(2014年11月16日)
GGアップデート
穿龍棍は軽快な連続攻撃に加え,これまでになかった空中戦が行えるという独自性で絶大な人気を誇り,当時のメゼポルタ広場には穿龍棍を装備するハンターで溢れかえっていた。穿龍棍を目当てにMHF-Gを始めた新人ハンターや復帰ハンターも多く見られたが,穿龍棍を解禁するには,「歌姫」のストーリーを進める必要があった。
現在はG級に昇格さえすれば,無条件で穿龍棍が解禁される仕様になっている。
●主な実装項目や出来事
- 新武器種「穿龍棍」の実装
- 「華鳳鳥 フォロクルル」「雷轟竜 ディオレックス」の実装
- 定期配信イベント「パローネ大航祭」が登場
- 「秘伝開眼奥義」の実装
- 「ハンターナビ」の実装
- 「ガイド娘」のリニューアル
- PC版とPS3版のサーバーを統合
G3アップデート
なお,ゼルレウスの装備には「武器の攻撃系統が相手の肉質によって変化する」という,かつてない効果をもつ新スキル「適応撃」が付いている。これを利用すればハンマーやボウガンでも尻尾の切断が可能となり,実装直後に大きな話題となった。
狩猟以外の追加要素として,テーマソング「セクレアール」の登場,ストーリークエスト「歌が紡ぐ物語」の実装といった「歌姫」関連のコンテンツが追加に。G級防具のグラフィックスのリファインに向けた準備や,新武器種「穿龍棍」の追加に伴うユーザーテストがクローズド形式で行われるなど,次期アップデートへの布石も進められていた。
●主な実装項目や出来事
- 「喰血竜 バルラガル」「輝界竜 ゼルレウス」の実装
- ストーリークエスト「歌が紡ぐ物語」の実装
- 「烈種」モンスターが登場
- 「烈種武器」「烈種防具」の実装
- PS3版のサービス開始(2013年11月27日)
- 「パートナー」の実装(G3.1アップデート)
- Wii U版のサービス開始(2013年12月18日)
- 「黒穿竜 メラギナス」の実装(G3.2アップデート)
G2アップデート
新たなG級コンテンツ「極限征伐戦」が実装され,専用の新モンスター「ディスフィロア」が登場。火と氷の力を両方備えた熾凍属性をまとった古龍で,その見た目と強さから「G級最強」と呼ばれていた。
装備の性能もその強さに見合ったもので,どの武器種も人気が高い。防具はそれ自体の性能はもちろん,強化完了後に精錬することで強力な装飾品へと変えられたのが大きな魅力。剣士とガンナー,どちらにも有用なスキルの詰まった装飾品を揃えるために,多くのハンターが「ディスGXレギンス」の大量生産,強化,精錬に励んでいた。
●主な実装項目や出来事
- 「赤闘獣 ロロ・ゴウガルフ」「青闘獣 レイ・ゴウガルフ」の実装
- 「G級秘伝防具」「G級覇種武具」の実装
- PC版のサーバー統合(2013年9月18日)
- 極限征伐戦に「熾凍龍 ディスフィロア」が登場
G1アップデート(モンスターハンター フロンティアGに改称)
さらに,G級では通貨の単位がゼニーからGzに変わったため,クエストの契約金すら払えない金欠状態になっていたことも追い討ちをかけ,ハンターからは不評を買ったアップデートとなってしまった。その結果,G2以降のアップデートで各要素の見直しが行われることになる。
●主な実装項目や出来事
- G級モンスターやG級クエストが登場
- 「G級武具」の実装
- 「複属性武器」の実装
- 「G級スキル」の追加
- G級武器の強化システム「シジル」の実装
- 全武器種に新アクションが追加
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