イベント
「モンスターハンター フロンティアG」の次期大型アップデート「GG」先行体験会をレポート。新武器種「穿龍棍」や新モンスターの狩猟を体験してきた
このイベントでは,4月23日に予定されている大型アップデート「GG」(ダブルジー)で実装される新武器種「穿龍棍」,新モンスター「フォロクルル」,新フィールド「花畑」を体験することができた。
本稿では,会場で行われたプレゼンテーションと新要素のインプレッションをお伝えする。
会場でプレゼンテーションを行った「モンスターハンター フロンティアG」プロデューサーの杉浦一徳氏(左),ディレクターの木本龍己氏(右) |
「モンスターハンター フロンティアG」公式ビギナーサイト
大型アップデート「GG」プレビューサイト
ジャンプからの空中コンボが気持ちいい!
新武器種「穿龍棍」を実際に体験
本イベントは2部構成になっており,第1部では新武器種「穿龍棍」の紹介が行われた。穿龍棍は,トンファーをモチーフにした打撃属性武器で,従来のハンマーや狩猟笛とは異なり,ガード可能となっている。
その最大の特徴は,ガードボタンを押しながら回避行動を取ると,“ジャンプ回避”ができる点である。ジャンプ中は,回避だけでなく空中からの連続攻撃も可能で,うまくいけば相当な滞空時間になるという。
また,ガードボタンを押しながら攻撃ボタンを押すと,リーチの長短を切り替えられることも特徴の一つ。“リーチ短”は攻撃時における手数の多さ,“リーチ長”は一撃の重さやスタンの取りやすさにそれぞれ特化している。
さらに,穿龍棍でモンスターを攻撃すると,頭/胴/尻尾などの各部位に「龍気」が蓄積していく。龍気の蓄積量に応じて,各部位のエフェクトは緑色から黄色へと変化し,最大値に達すると赤色となる。このとき,穿龍棍を使って「龍気穿撃」を放つと,モンスターに大ダメージを与えることができ,部位に応じた状態異常も発動するのだ。たとえば尻尾であれば,斬属性のダメージを継続的に与える効果が発動し,何度か繰り返すと尻尾の切断も可能だという。
そのほかにも,抜刀状態の穿龍棍では回避行動がステップ移動になる,左アナログスティックを2回連続で入力すると「抜刀ダッシュ」ができるといった,独自のアクションが採用されている。
「一問一答」のコーナーでは,アップデート当日(4月23日)に30種類以上の穿龍棍と,専用秘伝防具が実装されることが明らかになった。また,穿龍棍の「天ノ型」「嵐ノ型」が後日追加予定とのこと。
なお,穿龍棍の秘伝書はSR1からとなるので,まずは操作に慣れつつ,SR100を目指し,補正を解除するのが最初の目的になるという。一方,マイミッションはSR500ではなく,SR1から開放されるようだ。
歌姫関連のコンテンツで入手できる穿龍棍もお披露目に |
会場にはメディア向けの試遊台が用意されていたので,筆者も穿龍棍でリオレイア討伐に挑戦してみた。
穿龍棍はリーチが短かめで,かなり接近しないとモンスターに攻撃が届かなかったり,ジャンプのタイミングをきちんと図らないと空中攻撃が空振りになったりと,最初は距離感をつかむのに手間取った。
しかし慣れてくると,空中コンボが比較的容易につながったり,抜刀ダッシュによって移動から攻撃へとスムーズに移行できたりすることから,今までになかった感覚で狩猟を楽しめる。時間をかけて穿龍棍を使い込んだうえで,ほかの武器種との連携を考えれば,かなり面白い運用ができそうだ。
試遊台では,リオレイアとデュラガウアの討伐クエストを体験することができた。来場者の中には,さっそく龍気を蓄積させて「空中龍気穿撃」を放っている人も。短時間ながら穿龍棍を使いこなしている様子が見受けられた |
新モンスター「フォロクルル」と新フィールド「花畑」の
連携するギミックに注目
第2部では,新モンスター「フォロクルル」と新フィールド「花畑」の紹介が中心だった。フォロクルルは,新モンスターとしてはひさびさとなる鳥竜種。対象HRは剛種およびG級で,いずれもアップデート当日より狩猟クエストが登場する。
特異な性質を備える花畑に生息しているため,独自の進化を遂げたというフォロクルルは,求愛行動や外敵への警告において自身の体色を変える。
具体的には,花畑に咲くさまざまな花の蜜を吸うことで毒や火,そして新登場の暗闇へと攻撃属性を変化させる。さらに,上空からの爆撃や回転を加えた突進といった,多彩な攻撃手段によってハンターを翻弄するというわけだ。
暗闇属性の効果により,ハンターの視界が遮られる様子も確認できた |
一方,フォロクルルに変化を与える花畑の植物自体もハンターの脅威となる。植物を攻撃すると花粉が舞い,睡眠や麻痺などの状態異常を引き起こしてしまう。むやみに武器を振り回すのは危険ということだが,こうした植物の効果はモンスターに影響するものもあり,うまく利用して戦況を有利にしたいところだ。
また,花畑には毒沼やハンターを足止めする巨大植物が存在する反面,プレイヤーの味方となってモンスターと一緒に戦ってくれる新獣人種「ウルキー」が登場する。
さらに,会場限定で「秘伝防具GX」シリーズの特徴が発表された。このシリーズは,従来のG級秘伝防具の上位にあたるが,強化難度は低めに設置されており,G級レア素材が必要になるのはGX Lv7に強化するときのみ。また,「片手剣技」などの秘伝スキルは,装飾品1個につき「+6」のスキルポイントが付与されるため,全身の5部位に装着すると最高段階の効果を発揮する。
秘伝防具の装飾品化では,秘伝スキルだけでなく,精錬時に「青龍」「玄武」「朱雀」「白虎」という,それぞれ異なる効果のスキルポイントのいずれかを選択できる。ただし,秘伝防具を精錬した装飾品では,「大秘伝」の効果は発動しないとのこと。
「猟団員の証」については,「剛撃」「一閃」「麻痺剣」などのスキルポイントを有する「猟団員の証【剛閃】」と,穿龍棍と相性のいい「溜め短縮」「砲術師」「体術」などを有する「猟団員の証【磨穿】」という,2種類の高性能ピアスが紹介された。これらは,生産から最終強化までに990枚の「猟団チケット」を消費するとのことである。
さらに,大剣エクスカリバーの強化派生「エクスカリバーG」の情報も公開された。この大剣は,抜群の攻撃力と長い空色ゲージを持ち,Lv50の最終強化段階で「攻撃力:2227,光属性:800,睡眠属性:650」。ただし,エクスカリバーからエクスカリバーG Lv50までの強化には,「Nの塊」が223個が必要となる。
「GG」アップデートの実装項目やリファイン項目を中心とした「一問一答」のコーナーでは,ギルド貢献ポイントの入手手段が追加されることが発表になっている。「パローネ=キャラバン」の新要素によって入手できるとのことで,またラスタ契約をしていなくてもクエストに行くだけでポイント入手が可能となる。
そのほかには,アップデート当日からアイテムボックスでスキルカフを付け替えられるようになること,GRを599まで開放することに伴い,GR500で秘伝防具GXへの強化派生が開放されることが発表された。なお,GR500に到達するとアイテムボックスが3ページ追加されるという。
また,G級の「ギルド優先依頼」が実装され,優先依頼となっているクエストはゲーム内掲示板で確認できるようになる。
先日,お伝えしているテレビアニメ「進撃の巨人」とのコラボレーションも紹介されている。このコラボにより,「調査兵団服」と「超硬質ブレード」が実装されるほか,コラボイベントの実施も検討しているとのこと(関連記事)。
これまでにリクエストが多かったという,歴代シリーズの楽曲を収録したサウンドトラックが4月23日に発売されることも,合わせて紹介された(関連記事)。
イベントのエンディングでは,MHF-Gのプロデューサーを務める杉浦一徳氏が,来場者に感謝の言葉を伝えると,アップデート当日に向けてさらなるブラッシュアップを図ると強い意気込みを見せた。そして「皆さんのご期待に,絶対に応える内容に仕上げます」と語り,イベントを締めくくった。
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