連載
「キネマ51」:第34回上映作品は「劇場版プロレスキャノンボール2014」
1977年11月5日生まれ(さそり座)。2004年7月,マッスル坂井名義で正式デビュー。選手兼映像班として(映像班兼選手として?)活躍。同年より,新機軸の興行「マッスル」を開始。プロレスの枠をいろいろな意味で飛び越えることで,業界関係者から怒られたりしつつも,濃いめのプロレスファンや,サブカル層の支持を集める。2010年10月の「マッスルハウス10」をもって,家業の金型工場を継ぐために現役を引退。故郷の新潟に戻る。が,気付いたらスーパー・ササダンゴ・マシンとして(以下略)
2.「プロレスキャノンボール2009」
2009年3月,プロレス・格闘技専門ch FIGHTING TV サムライで放映したのち,DVD化された映像作品。今回取り上げた「劇場版プロレスキャノンボール2014」同様,車に乗ってあちこちに行ってプロレスをしたりしなかったり途中で事件が起きたりする内容。初回放映時には,編集が間に合わなかったため,未完成版が流されたという逸話も
3.「レスリング・ウィズ・シャドウズ」
1998年に発表された,ポール・ジェイ監督によるドキュメンタリー作品。WWF(現WWE)のエースであったブレット・ハートに密着した企画であったが故に,1997年11月9日に起きた“モントリオール事件”(カナダのモントリオールで行われたWWFの興行「サバイバー・シリーズ」で起きた,団体によるシナリオ破り事件)の舞台裏まで克明に記録されている
4.「ビヨンド・ザ・マット」
1999年に発表された,バリー・W・ブラウスタイン監督によるドキュメンタリー作品。「レスリング・ウィズ・シャドウズ」同様,WWF(現WWE)の舞台裏を記録している。キャッチコピーは「リングの外に脚本はない」
5.「レスラー」
2008年に公開された,ダーレン・アロノフスキー監督作品。1980年代に人気レスラーと活躍していたが,20数年後にはスーパーでアルバイトをしながら細々とプロレスを続けているという設定の,ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン役をミッキー・ロークが熱演。「ビヨンド・ザ・マット」を見たあとだと,ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソンが,ジェイク・“ザ・スネーク”・ロバーツにしか見えなくなる
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