「キネマ51」：第13回上映作品は「L.A.ギャング・ストーリー」

　
　
1.「L.A. コンフィデンシャル」「ブラックダリヤ」
1997年公開の「L.A. コンフィデンシャル」，2006年公開の「ブラック・ダリア」は，ともに小説家ジェイムズ・エルロイの“L.A.4部作”を映画化した作品。ブラック・ダリアは実話をもとにした作品。L.A.コンフィデンシャルは，ミッキー・コーエンが登場するなど，当時のL.A.がいかに“小説よりも奇なり”な激動の時代だったかうよく分かる


2.関白宣言
日本を代表するシンガーソングライター，さだまさしが1979年に発表したシングルのこと。結婚するにあたって妻に亭主関白を宣言する内容の歌詞。途中で浮気をしない宣言をするのだが，だんだんあいまいになっていき，最後にはすることもあるかな？　的な感じで締めるフレーズも話題を呼んだ。さだまさしのシングルでは最大のヒット曲となった


3.フィルム・ノワール
退廃的な世界観を描く犯罪映画の総称だが，主に1940〜50年代のアメリカ映画のことをそう呼ぶ。他国の作品は，フレンチ・フィルム・ノワール，香港フィルム・ノワールなどと分けられることが多い。代表作は，「郵便配達は二度ベルを鳴らす」（1946），「現金に体を張れ」（1956）など