プレイレポート
「The Tower of AION」大型アップデート「Episode4.7 大侵攻」が10月15日に実施。対照的な2つの新エリアを確認してきた
今回,それらアップデートの内容を実装に先駆けて確認してきたので,さっそく紹介していこう。
古代ルーン族の偉大な技術が眠る不毛の地「カルドル」
新エリアとしては,龍界に「カルドル」と「ゲルハ」が登場する。いずれも推奨レベルは65となる。
カルドルは,古代にルーン族の要塞が存在した地だ。かつて第1龍帝フレギオンは,イドの力を狙ってこの地に足を運んでいるのだが,ルーン族総司令官アノハによって退けられている。しかしこの戦いにて,ルーン族の先進的な科学技術を過信したアノハが,大量のイドを地下で爆発させたために,ルーン族は自滅し,カルドルの地も焦土と化してしまった。その傷跡は,いまだ癒えることなく,カルドルの各地に残っている。
エリア内は薄暗く,荒涼とした印象だ |
空もどんよりとしており,なんとも不気味な雰囲気が漂っている |
カルドルでは,初期状態だと魔族が「北部前哨基地」,天族が「南部前哨基地」を所有しており,互いの基地の占有権を巡って争うこととなる。
このエリアは一部を除き,ほぼPvP可能地帯となっており,いたるところに崖などの高低差が用意されている。崖下には溶岩が広がっており,うっかり落ちてしまうと死んでしまうので注意したい。
天族の拠点となる「南部前哨基地」 |
エリア内にはところどころ崖があり,下には溶岩が広がっている |
なお,地形によっては,崖の向こう側まで滑空でショートカットできるようになっている部分もある。実はこのエリア,道がかなり曲がりくねっており,道なりに進もうとすると相当長い距離を移動することになるのだが,適宜ショートカットを利用することで素速く移動できるのである。
崖の対岸が低くなっている場合は,滑空で渡ることが可能。ただし一方通行だ |
カルドルの各地には,GvGの戦場に適した地形やオブジェクトが配置されている |
マップの西側中央にある「アノハ要塞」の攻略は,マップ上に設置されたアーティファクトの置かれている3か所の台座を押さえておくと有利に進めることができる。
またアノハ要塞自体にたどり着くためのルートは3〜4ほど存在し,攻略は一辺倒ではなくなっている。もし味方種族が要塞の占拠に成功したとしても,複数ルートから同時に敵が侵攻してくる可能性もあるので,警戒しておきたいところだ。
アーティファクトの台座「英雄の廃墟」 |
アーティファクトの台座「硝煙の広場」 |
そのほかカルドルでは,「ベリトラ大侵攻」と名付けられたイベントが発生する。これは第4龍帝ベリトラが,ルーン族の科学技術を復活させたという設定で,毎日特定の時間帯に,どこかの地域に古代兵器がフィールドボスとして出現するというもの。さらに毎月11日21:00には,全地域にすべての古代兵器が出現する。この古代兵器は,プレイヤーが何をやっていても関係なく出現するため,あえてこの時間を狙って要塞戦やPvPを仕掛けて相手を混乱させるのもアリだ。
第5龍帝ティアマトの拠点だった風光明媚な地「ゲルハ」
もう1つの新エリアとなるゲルハは,第5龍帝ティアマトのかつての本拠地である。ティアマトが討伐されたあとも封印されていたゲルハだが,この地に存在する「バルナ次元研究所」の情報を入手したベリトラが,その封印を解き,占拠を試みているのだ。
このエリアには,13の基地が配置されており,天族は西側の「インギスオン」から,魔族は東側の「ゲルクマルス」からそれぞれ龍族を倒し基地を占拠していく,陣取り合戦のような形式となっている。
ゲルハに追加された新インスタンスダンジョンのバルナ次元研究所は,プレイヤー1人で攻略できるよう設計されているので,腕に自信のある人はぜひクリアを目指してみよう。
またこのエリアには,「カタラマイズ」「サウロの軍需基地」といった,過去に登場したインスタンスダンジョンの入り口が存在するので,活用するといいだろう。
さらに「ルーンの保護塔」には,上級版の「勇士のルーンの保護塔」が実装される。
そのほか,このアップデートでは,ログインボーナス機能も実装される。これは1日1回ログインすると消費アイテムなどのボーナスが支給されるというもので,一定期間連続でログインするほど,より良いボーナスを獲得できる。
また新たなPvPエリア「パンゲア」も登場する予定で,こちらは実装前に,サーバーの安定性などを確認するβテストが行われるとのこと。詳細は別途アナウンスされるので,気になる人は公式サイトのチェックをお忘れなく。
「The Tower of AION」公式サイト
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